紅茶とタルトでひと休み♪アフタヌーンティーも楽しめるティールーム「ル・カフェ・ド・エリソン」

仙台市中心部のおしゃれな飲食店やアパレルショップが建ち並ぶ一角に、隠れ家のようなティールームを見つけました。フランス語で“ハリネズミの紅茶屋さん”を意味する「ル・カフェ・ド・エリソン」。ドイツの老舗メーカー・ロンネフェルトの紅茶を、季節感あふれる自家製タルトと一緒に楽しめます。 ヨーロッパでは幸運のシンボルとされるハリネズミのオブジェが見守る店内で、ゆったりティータイムを過ごしませんか。

最高級の紅茶「ロンネフェルト」が味わえるティールーム

仙台駅から歩いて約7分。クリスロード商店街から広瀬通に抜ける小道に建つビルの2階に、紅茶専門店「ル・カフェ・ド・エリソン（Le cafe de Herrison）」はあります。ここは、ドバイの超高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」をはじめ、世界の名だたるホテルで愛されるドイツの老舗メーカー・ロンネフェルトの紅茶をメインに扱うティールーム。香り高い紅茶を、手づくりのタルトやアフタヌーンティーセットとともに味わえます。

ナチュラルなインテリアでまとめられた店内は、大きな窓から陽が差し込み明るい雰囲気。繁華街にありながら、一歩中に入ると外の喧騒から離れたおだやかな時間が流れています。

ハリネズミは、ヨーロッパでは幸運のシンボルとして親しまれ、“出会うと幸運がつかめる”といわれているそう。テーブルや棚など、店内のあちこちに隠れているハリネズミのマスコットを探してみてくださいね。

ロンネフェルトの紅茶が70種類もラインナップ

約200年の歴史をもつロンネフェルトの紅茶は、オーガニックな茶葉を使い、オーソドックス製法と呼ばれる手作業の製法により時間と手間をかけてつくられています。茶葉にブレンドするフルーツやハーブなどの素材もすべてオーガニック。美しい水色（すいしょく）と繊細な香りが楽しめるだけでなく、お茶を淹れたあとの茶殻までおいしく食べられます。

初めてロンネフェルトの紅茶を飲んだ時、その芳醇な味わいに感動したというオーナーの小野さん。オーガニックの素材を使い、茶葉本来の個性を引き出す製法でつくられていることを知り、ますます惚れ込んでしまったそうです。ロンネフェルトの紅茶は全国でも扱う店が少ないなか、「ル・カフェ・ド・エリソン」では70種類もの茶葉をそろえています。

紅茶とスイーツとの相性を楽しんで

自分にぴったりの紅茶を選べるようにと、「ル・カフェ・ド・エリソン」のメニューブックには秘密があります。「のんびり癒されたい」「元気になりたい」といったその時の気分や、「柑橘系の香り」「お花の香り」といったフレーバーの特徴など、数ある紅茶を12のジャンルに分けて紹介。店頭にある茶葉のサンプルで香りを確かめてからオーダーすることもできますよ。

紅茶と一緒に味わいたい自家製タルトは、季節に応じて5～6種類がお目見えします。今の時期は、ベリーのような甘酸っぱさが特徴の「ルバーブのタルト」や、ちょっとだけ南国気分になれそうな「ローストバナナとココナッツのタルト」などがラインナップ。

ゆっくりおしゃべりを楽しむなら、「ハリネズミのお茶会セット」がおすすめ。スタンドの上には、スコーンやシフォンケーキ、タルトなどスイーツが盛りだくさん。あれこれつまみながら香り高い紅茶を味わえば、なんとも優雅な気分にひたれます。

しっかりと食事をしたいときは、「よくばりプレートランチ」をどうぞ。いわい鶏のソテー、キッシュ、グラタン、マリネなどたっぷりのおかずに、ごはんは雑穀玄米。デザートとドリンクも付くので、お腹も心も満たされますよ。

ちょっとしたギフトに紅茶はいかが？

店頭では、ロンネフェルトの紅茶やルイボスティー、焼菓子を販売しています。なかでもルイボスティーは、淹れたあと時間が経っても風味が落ちにくくミネラルも豊富なので、これからの時季の熱中症対策にぴったり。自宅用にはもちろん、ギフトにも喜ばれそうですね。

今度の休日、「ル・カフェ・ド・エリソン」の心やすらぐ空間でとっておきのティータイムを楽しみましょう。