1. トップ
  2. 恋愛
  3. 子どもが友達の家に遊びにいくときに守らせたいマナーとは?

子どもが友達の家に遊びにいくときに守らせたいマナーとは?

  • 2019.6.7
  • 33796 views

小学生になると子どもだけで遊びに行く機会が増えると思います。時にはお友だちの家に遊びにいくこともあるでしょう。親の目が届かない時に、自分の子どもが友達の家できちんとマナーを守れているか心配ですよね。どんなことに気をつけたら良いのか、どんな風に教えたらよいのかを知り、親子でルールをしっかりと確認しておきましょう。

子どもに守らせたいマナーとは

子どもが友達の家にお邪魔する時に、守ってほしいマナーはどんなことでしょうか?守らせるための方法も合わせて見てみましょう。

(1) あいさつは自分からはっきりとする

あいさつは基本中の基本です。家に入る時に「こんにちは」「お邪魔します」というのはもちろんのこと、なにかいただいたら「ありがとうございます」、お菓子などをいただいたら「いただきます」「ありがとうございます」、帰る時には「さようなら」「お邪魔しました」など、しっかり言えるようにしておきましょう。あいさつは一長一短では身につきません。普段から心がけることが大切ですね。

あいさつが出来ない子に「〇〇の時はこう言いなさい」とばかり言っても身につきません。「こんにちは、と言ったのに知らんぷりされたらどう思う?」などと逆の立場で考えさせたり、元気なあいさつとあいさつなしの場合を実践したりするなどして、あいさつの良さ・必要性を実感させましょう。

(2) 家に入ったら靴を揃える

家にあがる時は脱いだ靴は揃えるようにしましょう。これも急に身につけることは難しいので、日頃から習慣にしておきましょう。家では出来ていても、友達の家では早く遊びたくて忘れてしまうということもあります。習慣化した上で、お邪魔する前にもしっかりと伝えておきましょう。

習慣化する為には、なぜしなくてはいけないかを知ることで納得して実践できます。靴がバラバラの状態と揃っている状態を見比べさせて、一緒にどちらが良いか考えましょう。

(3) 帰宅時間を守る

帰る時間を決めておいて、時間を過ぎないようにしましょう。さらに、自分の家とお友達の家のルールが違う場合は、お友達の家のルールに従うようにします。「えー、うちはいつももっと遊んでいるよ」などと言わせないようにちゃんと話しておきましょう。

(4) 帰る前に片づける

帰る前には、遊んだオモチャを片付けましょう。帰宅時間にもつながりますが、帰らなければいけない時間の少し前に始めるように、あらかじめ伝えておきましょう。普段から、寝る時間の前に片づけを始める習慣をつけておくと「片付けにこのくらいの時間が必要だな」と分かってくるでしょう。

子どもにやってはいけないことを伝える

子どもが悪気なくやってしまうことも、実はマナー違反ということがあります。事前にいけないことについても伝えておきましょう。

(1) 自分から食べ物などを欲しいと言う

意外と多いのが、おやつをちょうだいとねだることです。いつもねだられて困った、という意見も多くあります。よそのお家で「何か食べたい」「おやつが欲しい」などのおねだりはしないようにと伝えておきましょう。飲み物についても同様で、ジュースが欲しいなどは厳禁です。また、冷蔵庫や引き出しを勝手に開けることもいけません。喉が渇いた場合は「お水を飲んでも(いただいても)いいですか?」と聞けるようにしておきましょう。

(2) 勝手に他の部屋に入る

通された部屋だけで遊ぶようにします。キッチンや他の部屋に入らないように伝えておきましょう。勝手に家の中を歩き回ったり、家の物に触ることも厳禁です。トイレに行きたいときは「トイレを借りてもいいですか?」と聞くようにしましょう。

(3) 部屋で暴れる、大声を出す

家の中で走り回ったり飛び跳ねたりすることはいけません。ボールを投げる、ソファで飛び跳ねる、大声を出すなどをしないようにしましょう。

子どもにマナーを伝える場合は「あれしなさい」「これはダメ」と話すだけではしっかりと伝わりません。日頃から習慣化することは大切ですが、一方的に押し付けるのではなく「どうしてやってはいけないと思う?」など、自分で考えさせましょう。

例えばクイズ形式で「友達の家でこれをやってもいい?」など、ゲーム感覚にすると楽しく身につけられますね。自分で考えることで、細かいルールを覚えるのではなく「これは家の人に迷惑をかけるからやってはいけないな」などと自分で判断出来るようになります。

子どもの訪問で親が気を付けたいこと

子どもだけではなく、親も気を付けることがあります。

(1) こちらから挨拶する

遊びに来た子があいさつをしないからと言って、こちらも何も言わないというのはよくありません。あいさつする大人の姿を見て子どもが学ぶということもあります。人の子どもでも同様です。遊びに来た時に、あらかじめ自宅のルールを伝えておくのも良いでしょう。

(2) 親同士で交流をもつ

親と子で交流範囲は異なることも多くあります。知らない親御さんのところに子どもが遊びに行く可能性も十分あります。知らない親御さんの場合は学校の行事などでお会いする機会に、しっかりあいさつをしましょう。子どもが誰と遊んでいるのかを把握し、極力ママ同士でコミュニケーションを取る努力をしましょう。

筆者の息子も学校に上がってから友達の家に遊びに行くようになり、逆にお友達が来ることもあります。遊んでいい部屋以外に勝手に入ったり、テーブルの上のお菓子を食べていい?と聞かれたり、「帰る前に片づけようね」と伝えていても、時間になると片付けもあいさつもせずに帰ってしまい唖然としました。

逆に息子に「あいさつ出来た?」と聞くと「忘れた」と言われることもあり、ぞっとしました。親が一緒にいればあいさつをさせることも出来ますが、外に出た時にマナーは身についているかどうかが分かるのだと痛感しました。

そもそもマナーとは、相手に不快な思いをさせない為に必要なものです。マナーが身についていないと社会に出てから困ることになります。普段から親子でマナーについて話し一緒に考える、という習慣をつけておきましょう。

元記事で読む
の記事をもっとみる