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理想的な朝食の考え方&レシピ「スイートポテトスープ」【アーユルヴェーダ食事法を学ぼう ♯4】

  • 2019.6.7
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Cover image by Sayaka Oka

アーユルヴェーダとは

心身を自分自身で整えるレシピとしてご紹介する「アーユルヴェーダ」は生命の科学と言われています。まさに人生を快適に、より幸福に生きる為の知恵袋のようなもの。アーユルヴェーダで自身の体質、そして今の状態を観察し、自分自身を理解することで心身の整え方が手に取るようになっていきます。様々な最新の情報に溢れ続ける時代だからこそ、自分に合ったライフスタイルを知り、選択することで心身の健康や幸福感を感じやすくなります。この最古の伝統医学の知恵を生活に取り入れ、エネルギー満ち溢れる感覚を感じてみてください。

第4回は、1日を快適にスタートさせる為の「朝食」、そして最適な朝の過ごし方のポイントをいくつかお話しします。

今回紹介するのは…スイートポテトスープ

スイートポテトスープ
スイートポテトスープ

1日中気分良く過ごしたいなら朝の過ごし方が最も大切です。特に朝食に何を、どのように選択するか?ということが、その日1日の質を左右するといっても過言ではありません。朝ごはんはしっかり食べた方がいいと思い込み、「お腹が空いていなくても無理して食べている」という方や、「毎日冷たいスムージーを飲んでいる」という方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも朝食は英語で「Breakfast」と呼ばれますが「fast=断食」を「break=破る」という意味なのです。睡眠中の長時間、身体は断食状態となっており、その胃腸や、その消化力は弱っている状態なのです。消化に負担がかかるような重たいごはんを沢山摂取してしまうと、消化に時間と労力を費やしてしまうのです。朝から消化に負担のかかる食べ物を食べると、身体を疲れさせてしまうわけです。

アーユルヴェーダでは、この食べ物を消化する力、消化力のことを「Agni=アグニ」と呼びますが、朝の断食明けの、まだ本調子ではないアグニを高める、消化に優しい食事を選ぶことがポイントです。1日のはじめには、シンプルで滋養を高める消化に良い食品を選びましょう。自然な甘みを感じ、 脂肪、タンパク質、繊維質が多すぎることのない、優しい味付けの食事にしましょう。

私の以前の記事の「ホットバナナ」は朝食にぴったりの代表的な料理です。甘めの果物を単体で食べることが消化のためには一番のおすすめですが、今回は満足感の得られる温かくて少し甘く、温かな「スイートポテトスープ」のレシピを紹介します。

材料(2人前)

・さつまいも(中)…1個
・生姜のすりおろし…ひとつまみ
・ギー…小さじ2
・シナモンパウダー…ひと振り
・カルダモンパウダー…ひと振り
・黒胡椒、岩塩…少々

作り方

1. さつまいもは輪切りもしくは一口大に、生姜はすりおろしておく

2. 鍋にギーをあたため、黒胡椒、ふりかけ、すりおろした生姜を加える

3. 生姜の水分が少し飛んだら、さつまいもを加え、シナモン、カルダモンをふりかけ全体をよくなじませる

4. さつまいもが隠れるくらい水を注ぎ、蓋をして10分ほど中火で加熱する

5. 柔らかくなっていたら、すりつぶすか、少し冷ましてからミキサーでペースト状にする

6. 水や豆乳、牛乳などを加えて、スープ状にして、少量の岩塩で味を調整して完成

その他のかぼちゃや人参、ビーツなどの重ための野菜でも同様のレシピで作ることができますよ!

それぞれの体質(季節)に合う朝食のおすすめポイント

・乾、冷、軽という要素を持ったヴァータの人(季節)…油分と水分のある重めの温かいお食事

・熱、油、鋭という要素を持ったピッタの人(季節)…刺激的なスパイスや過剰な油分を避けた冷性のお食事

・重、冷という要素を持ったカファの人(季節)…乳製品など避け、比較的軽くてスパイスや薬味を加えた温かいお食事

また、朝起きてもお腹が空いていない場合はまだ前日に食べたものが消化できていない証拠かもしれません。無理して食べる必要はないでしょう。特にカファの体質の人はお腹が空いていない場合食事を抜かしてしまっても大丈夫です。温かい飲み物や、生の蜂蜜をひと舐めして昼食の時間まで待ちましょう。

ライター/岡清華さん
1993年生まれ、兵庫県出身。ファッション誌のモデルとして活動しながら、大学在学中に管理栄養士資格を取得。その後、カウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ中で、全米ヨガアライアンスを取得、ハワイにてSUPYOGA資格を取得。Vegan,Organic,Ayurvedaをコンセプトに、飲食店や個人でのケータリングサービスにて料理提供を経験した後、会員制ヨガスタジオで、ヨガクラス・栄養指導を行ない「腸」に特化したフード開発、レシピ監修、イベントなどの企画、運営を行なった。独立後、ヨガを含む “アーユルヴェーダ” の観点から「一人一人が最も輝くベストな心身を知り、持続させること」をコンセプトにしたスタジオSUPER8studioの運営、その他イベントやアーユルヴェーダに付随する各事業を進めている。Instagram:Sayaca Oka LINE@ (登録者限定のお得な情報やイベント開催のお知らせを配信中)

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