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寝ている間も紫外線を浴びている!? 美白肌を死守するためにすべきこと

  • 2019.6.2
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強い紫外線が降り注ぐ季節になってきましたね。街中でもたくさんのUV対策アイテムを見かけるようになってきました。でも、たくさんありすぎて「結局、どれがいいの?」とアイテム選びに悩んだり、効果的な使い方がイマイチ分からないという人も多いのではないでしょうか。今回は、上手な紫外線対策と、白肌を保つ日焼け止めの塗り方をお伝えします。

寝ている間も日焼けを防ごう

まずは、紫外線のことをしっかり理解して作戦を練りましょう。紫外線は、肌の表面を赤くする「紫外線B波」と、肌を黒くする「紫外線A波」の二種類があります。

日に焼けて肌が赤くヒリヒリするのは紫外線B波のしわざ。
一方、肌の奥まで入って、シミをつくったり、肌を黒くしたり、コラーゲンやヒアルロン酸を破壊してシワの要因となるのが紫外線A波です。

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UV対策アイテムには「SPF」と「PA」が表示されているのはご存知の通り。これらは何を表しているかというと、
「SPF」は、肌を赤くする紫外線B波を防ぐ数値。数字が大きいほど防ぐ力が強いということです。現在、日本での最高値は50+となっています。
「PA」は、紫外線A波を防ぐ数値。日本での最高値は++++です。

紫外線B波は波長が長くないので、肌の表面までしか届きませんし、建物の中までは入ってきません。しかし、紫外線A波は波長が長いので、建物の中にまで届きます。つまり、室内で過ごす方も紫外線A波はずっと浴びていることになるのです。紫外線A波は、朝日が昇ってしまえば、寝ている間も浴びています。朝、目を覚まして窓から漏れてくる光に、「明るいから朝だな」とわかると思うのですが、あの光が紫外線A波。日焼けやシミを防ぐためには、寝ている間も紫外線を防ぐ必要があります。

では、どうやって防ぐのか。寝ている間に塗る日焼け止めも発売されていますが、便利なのが遮光カーテンです。紫外線を防ぐカーテンはたくさん発売されていますので、お部屋のインテリアに合わせて選んでみてくださいね。

肌を白く保つポイント

① 保湿
肌を白く保つために紫外線予防は必須ですが、夏もしっかり行いたいのが保湿です。角層を潤すことで肌がふっくらするだけでなく、潤った肌は光を反射することで滑らかな透明感を演出します。

夏は紫外線によって肌が乾燥しがちです。汗をかいている=肌が潤っている、というのは勘違い。汗をかき、蒸発することで肌の水分量が減少する傾向にあります。また、屋外と屋内での気温差や、エアコンでも乾燥を招きます。夏もしっかり保湿を行いましょう。保湿しながら紫外線ケアも同時にできるものは手軽に使えます。

クレ・ド・ポーボーテ,セラムエクレルシサンコール
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クレ・ド・ポーボーテ セラムエクレルシサンコール 100ml ¥8000 <医薬部外品>
日焼け予防に毎晩使いたいボディ用美白美容液。高級感を感じる香りにサラッとした使用感。美白有効成分のトラネキサム酸の他、抗酸化作用や肌荒れ予防効果も人気の酢酸DL-α-トコフェノールも配合。

② 血流
肌の血液循環も透明感のために必要なポイントです。肌に栄養を運ぶのも血流ですので、エアコンで冷えたりしがちな季節だからこそ、朝晩のスキンケアの際にしっかりマッサージをしたり、運動を。血流の滞りを防ぐことで、浮腫み対策もでき、一石二鳥です。

③ 白く見せるアイテムを塗る
今年よく見かけるのが「塗ると肌が白く見えるクリーム」です。ハンドクリームやボディクリームも塗ってすぐ肌色が明るくなるものが発売されています。ただ白くなるというより、パール効果などもあり、肌そのものを綺麗に見せるものが多め。手っ取り早く白肌になれるので、紫外線を防ぎながら美肌に見せるクリームを併用することもおすすめします。

日焼け止めはいつ塗り直す?

「日焼け止めの塗り直しは必要ですか?」と質問を受けることがありますが、効果を持続させるためにも、数時間おきの塗り直しが必要となります。紫外線が降り注ぐのは朝から日没までなので、1日3〜5回程度の塗り直しが目安です。

毎回の塗り直しが大変な方はスプレーの日焼け止めが便利。メイク前は乳液タイプ、日中はスプレータイプなどいくつかの使い分けがオススメです。

ナビジョンDR,TAマイルドプロテクトUV
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ナビジョンDR TAマイルドプロテクトUV SPF40/PA+++ 30ml ¥3600
美容医療の現場で登場したナビジョンDRは、美白有効成分のトラネキサム酸配合。暑い季節のメイク前に使いやすいさっぱりとした使用感。

汗の多い季節はこまめな塗り直しが必要となります。スプレーの日焼け止めを持ち歩くようにしましょう。クリームタイプでもスプレータイプでも、どうしてもムラができやすい日焼け止めですがなるべくムラにならないように注意しながら、携帯用に日焼け止めを持ち歩く習慣をつけましょう。

SUN BATH,サンスクリーンスプレー,石澤研究所,メイクを守るUVスプレー
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【右】SUN BATH サンスクリーンスプレー SPF50+/PA++++ 70g ¥1800
メイクの上からも白くならずに使える。スプレーの噴射が柔らかくて細やかに噴射されるのでスプレータイプ初心者でもムラなく使えそう。
【左】紫外線予報 メイクを守るUVスプレー SPF50+/PA++++ 60g ¥1500
メイク崩れも防ぎながら紫外線予防も叶えてくれるUVスプレーは夏の朝の強い味方。

スプレータイプの日焼け止めをムラなく塗るポイントは何度か繰り返し塗布することです。
① 時計回りにスプレーする
② 逆時計回りにスプレーする
③ 十字にスプレーする
④ 逆十字にスプレーする

なんどか重ねてなるべくムラにならないように注意しましょう。

身体の中から美白

紫外線を防ぐといっても100%防ぐのはなかなか難しいもの。美白肌を目指すなら必ずインナーケアも行いましょう。飲む日焼け止めなどの他、抗酸化作用の高い食べものを摂るなども紫外線ケアに最適です。オレンジやいちごなどビタミンCの豊富なものや、リコピン豊富なスイカなど抗酸化作用のある食べ物を定期的に摂ることで、シミやたるみの予防に繋がります。

美白化粧品もお忘れなく

紫外線を浴びた日に「しみそばかすを防ぐ」ものといえば、美白コスメです。2019年もたくさんの美白コスメが登場していますが、予防効果が高いのが各メーカーの美白コスメ。お気に入りの美白コスメを見つけて、継続的にしっかり使用しましょう。

美白ケアの基本は「毎日しっかり続けられること」。手軽なシートパックタイプや、塗り直しの手間が少ないスプレータイプなど、毎日の生活に負担なく続けられる製品を上手に取り入れるのがおすすめです。

HABA,VC500ヨーグルト乳酸菌10億マスク
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HABA VC500ヨーグルト乳酸菌10億マスク ¥370(1枚入り)
レモン25個分といわれるアスコルビルグルコシド配合。紫外線による肌トラブルを予防しながら肌の善玉菌サポートに着目したヨーグルト乳酸菌配合。肌そのものの美しさを叶えるためにも、美白と皮膚常在菌の二重ケアを目指したフェイスパック。

おわりに

美白肌は、毎日の紫外線予防が要に。また、メイク前の紫外線予防はもちろんのこと、日没までのこまめな塗り直し、日が落ちてからの美白コスメでのお手入れといった、小さなケアが美白肌を守ります。

おすすめは、洗面所、ドレッサー前、リビング、玄関、バッグの中……とあちこちに日焼け止め乳液やスプレーを置いておくこと。手の届くところにあれば、塗り直しも手間に感じません。

白くなりにくい日焼け止めなど使いやすいものが増えていますので、香りや手軽さを試しながらお気に入りの日焼け止めを見つけてみてくださいね。

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