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【プロが教えるメイクテク】マイナス3歳を叶えるヘアスタイルって?

  • 2019.6.2
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年齢を重ねるとヘアケアが難しくなる、髪と頭皮の変化って?

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だいだい30歳を過ぎたころから感じる髪の変化。そこには白髪や薄毛といった目立つ悩みだけでなく、ハリやコシの低下といった微妙な差異も含まれます。加齢で増える髪の悩みは、毛根に栄養や酸素がうまく運ばれなくなることがおもな原因。

栄養不足、酸素不足で健康な髪が育ちにくく細くなります。髪が細くなれば、それだけ髪はダメージを受けやすくなり、傷んでツヤがなくなり、さらにまとまりも悪くなってしまいます。

「10代、20代であれば、そこまでお手入れを気にしなくても勢いでどうにかなってしまうかもしれない。でも大人になるほど、ヘアケアが重要になってくるんじゃないかと思うんです。年齢による変化で髪にハリやコシがなくなってきているため、美しいロングヘアをキープするには、十分なヘアケアとスタイリングが必要になってきます。それを怠ると、髪はパサパサとまとまりがなくなってしまうし、そうなると、なんだかだらしない印象を与えてしまうと思うんです」と室岡さん。

肌と同じように髪と頭皮のケアも吟味を!

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30代から毛髪の本数そのものも減る傾向にあります。髪の重さでペタンとしてしまうロングヘアが、さらに年のせいでさらにボリュームダウンしてしまう可能性もあるとか。

また髪内部の質の変化や頭皮のたるみなどにより、うねりも出現してきます。まとまりにくさだけでなく、こうしたうねりはツヤの低下にもつながってしまうのです。

「スキンケアは入念に選んでも、ヘアケアは手ごろなもので済ましている人も多いのではないでしょうか。でもシャンプーやトリートメントだって、自分の髪や頭皮に合う・合わないはスキンケアと同然にあります。髪質に合わないものを使えば、重さでボリュームがさらにダウンするかもしれない。香りがいいからと保湿力が不足しているものをずっと使っていたら、パサつきが加速してさらにまとまりが悪くなるかもしれない。こればかりは使ってみないとわからないかもしれませんが、髪質に合うヘアケアをすることもまた、美髪キープの大事なポイントだと思います」

ツヤ髪をキープする決め手は、ドライヤー!?

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髪がパサつくとき、ダメージがひどく乾燥しているときに、投入したくなるのがヘアオイルなどのアウトバストリートメントですが……。

「オイルは手軽にツヤを出せるのが美点なんですが、使い方や髪質によっては重さが出てしまい、ヘアスタイルがうまく決まらなくなることもあるんです」と室岡さん。

「シャンプーやトリートメントを髪質に合ったものに変え、それでもまだうねりやダメージなどの悩みが解決しないようだったら、次はドライヤーを見直してみてはどうでしょうか。いま、ドライヤーはすごく進化しています。ダメージを与えず髪を乾かすだけではなく、さらにツヤまで与えてくれるもの、頭皮の血行もよくしてくれるものなど、高性能なものがたくさん出ているんですよ。僕はヘアビューザーをずっと愛用しています。確かに高額ではありますが、こうしたドライヤーを使うと、驚くほど髪のまとまりがよくなるので、ぜひチェックしてみてください」

ヘアビューザー エクセレミアム 2D Plus プロフェッショナル
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ヘアスタイル維持のため、定期的なサロン通いを

大人の女性に似合うヘアスタイルはあるのでしょうか?
「その人の顔の形やファッションによっても変わるでしょうが、ボブは比較的どんな人にも似合うエイジレスなヘアスタイルだと思います。肩につくぐらいの長さになると髪はダメージを受けやすくなるのですが、ボブだと傷みが出る前に切ってしまうわけですから、ずっとツヤのあるキレイな髪でいられるうえに、上品で落ち着いた雰囲気にもなる。まさに万能のヘアスタイルといえるかもしれません」

でもボブって、月イチの割合でヘアサロンに行かないとスタイルがくずれてきてしまいます。
「そこがお金の使いどころなのではないかと思うんです。ボブに限らず、定期的にヘアサロンに通ってスタイルを整えている人は、やっぱりきちんとして見えますよ。トリートメントは自宅でできても、本格的なカットは自分じゃできないでしょう? 自分にある程度のメンテナンスをしてあげることは、大人の身だしなみの一環といえるのではないでしょうか」

教えてくれたのは……

室岡洋希さん

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ヘア&メイクアップアップアーティスト。ファッション誌やビューティ誌のメイクページで活躍、女優やモデルからの氏名も多数。「品格ある大人メイク」の達人として、幅広い層の女性から支持を集める。理論的かつ難しすぎないアドバイスが大好評。

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