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「太りそう」なんて敬遠してない?バターが持つ驚きの効果を紹介!

  • 2019.5.31
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お料理にちょっと加えるだけで深い風味とコクを出してくれるバター。パン派であれば毎朝の朝食のお供に欠かせない!なんて人も多いのでは?しかし、やはりバターを食べる時に気になるのはその脂肪分とカロリー。「太ってしまうかも……」という心配からバターを食べることをセーブしているという人もいますよね。

でも、そんな理由でバターを食べないなんてもったいない!そう思わせる美容、健康効果がバターにはあるのです!そこで今回は、バターの持つ驚きの効果を紹介します。

バターの種類をおさらいしよう!

バターと一言で言ってもその種類は様々。お料理によって合うバターが違います。しっかりその違いを理解して、お料理に活用してみましょう。

・発酵バター

バターの原料となるのは乳脂肪分である生クリーム。その生クリームを乳酸菌で発酵させたのが発酵バターになります。発酵されたことで出る風味豊かな香りが特徴で、ヨーロッパでは発酵バターが主流になります。日本では非発酵バターが主流です。

牛乳などを使ったクリーミーな料理に使うとより風味が濃厚になります。

・有塩バター

日本のスーパーなどで見られるバターで最も一般的なのが、この有塩バターです。製造工程で食塩を練りこんであるため、保存性も高く使いやすい種類のバターと言えます。

一般的にお料理に使うことが多く、発酵バターよりもあっさりとした後味に仕上げられるのが特徴です。塩味が効いているので、ふかした熱々のジャガイモにこれを乗せるだけでも一品料理が完成します。

・無塩バター

こちらも有塩バターと同じく非発酵バターですが、塩が練りこまれていないため、バター本来の味を楽しむことができます。塩が練りこまれていない分、保存期間は有塩バターよりもやや短め。

ただ、お菓子作りなど比較的大量にバターを使う際に使用することが多いため、大きめのものを購入しても案外すぐに使い切れてしまいます。

・ホイップバター

ホイップバターは、パンなどに塗りやすいように空気を含ませて柔らかくしたバターのこと。他のバターよりも少し高価なことが多いバターです。

そのまま食べることを想定している場合が多いため、ガーリック風味など様々なフレイバーが混ぜ込んであることも!ひとつあると、朝食時にサッと使えて重宝します。

バターは美容と健康に効果大!

もちろん食べ過ぎは肥満に繋がってしまうバターですが、適度に摂取すれば美容や健康に及ぼす効果は絶大!実際にどのような効果が期待できるのか見ていきましょう。

1:アンチエイジング効果あり!

バターにはビタミンAが豊富に含まれています。なんとその量は牛乳の13倍!実はこのビタミンA、抗酸化作用という細胞の老化を防ぐ効果を持っているため、肌などの新陳代謝を促進し、若々しさを保つことに一役買ってくれます。

また、ビタミンAは目にいい、という話を聞いたことはありませんか?パソコンやスマホを眺める時間が多く、目が疲れ気味という人にもバターはオススメなのです。

2:成長期にも大人になってからも欠かせないあの栄養素!

原料が乳脂肪分であるバターには、もちろんカルシウムが豊富に含まれています。しかし、カルシウムはそれ単体では体に吸収されません。ビタミンDがカルシウムの吸収を促進してくれるのですが、実はバターはこのビタミンDも同時に摂取できるという優れものなのです。

カルシウムは成長期はもちろん、大人になってからは骨密度を維持する際に欠かせない栄養素です。カルシウムの働きを助けるビタミンDを同時摂取できるのは嬉しいですね。

3:整腸作用もあり!

便秘に悩む女性は多いですよね。便秘はお腹の不調だけでなく、肌のコンディションなどにも影響してしまうため、美容にも悪影響です。そんな時にもバターが活躍してくれます。バターには乳酸菌が豊富に含まれているため、腸内環境を整えてくれるのです。

また、ピロリ菌を減らす効果もあるとの研究結果もあるため、腸だけではなく胃も健康にする効果が期待できます。

4:肩こりや冷え性にも良い!?

ビタミンA、ビタミンDなどバターにはビタミン群が豊富に含まれています。中でも血行を促進し、血行不良を予防してくれるビタミンEが含まれていることで、肩こりや冷え性を予防してくれる効果も期待できるのです。

もちろん、それらの改善には体を温めてストレッチなどでよくほぐすなどといった行動も大切ですが、内側からも対策したい!という場合は普段の料理にバターを使ってみるのもオススメです。

効果的な摂取方法は?

パンにサッと塗って摂取する、という方法でももちろんOKですが、バターはよく溶かして摂取することで体に吸収されやすくなります。野菜などは熱を加えることで栄養素が壊れてしまうということが多いのですが、バターは加熱によって栄養素が失われることはありません。普段使っている植物油をバターに変えるだけでも十分効果があります。

また、同じく美容や健康に効果を発揮する栄養素が存分に含まれた野菜や肉、魚をバターで調理することで、より多くの栄養素をバランスよく摂取することができますね。

適量を守って健康的にバターを食べよう

いくら美容や健康にいい!とはいえ、やはり脂肪分。過剰に摂取することは肥満や生活習慣病を招いてしまいます。美味しく適量を守って摂取しましょう。まずは普段お料理しているソテーなどにバターを使用してみる、などという方法がいいですね。

いつもの料理をグッとコク深くしてくれるバター、一度使うと病みつきになるはず!

監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)

photo/PIXTA

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