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まだ出しっぱなし…冬物家電は除湿&ホコリをとってスッキリ片付け!

  • 2019.5.28
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春を通り越して一気に夏がきたかのような今日この頃。しかし、お部屋を見渡すと冬物家電が出しっぱなし……という方はいませんか?当然のことながら使っていないわけですし、邪魔ですよね。長い期間出しっぱなしにしていると、家事の邪魔になるだけではなく、ホコリをかぶってしまい、いざ使いたいに時に使えなくなってしまうことも。

梅雨入り前のお天気がいいこの季節にお手入れして、押し入れやクローゼットなどに収納しましょう。ということで今回は冬物家電を長持ちさせる片付け法をご紹介します。

加湿器

暖房器具としてもエアコンを使用していた場合に使われていたのが加湿器です。加湿器の掃除は、まずタンクの内部をしっかり乾燥させましょう。また受け皿も汚れやすいので隅の汚れをブラシなどを使って洗い、乾燥させてください。気化フィルターはクエン酸水や酢水に1~2時間つけて汚れを落とします。しっかりすすいだら乾燥させます。空気取り入れ口のフィルターは、掃除機でホコリを吸ってから全体のホコリも拭きとっておくと清潔です。

ダンボールやビニール袋などに入れて収納するとホコリがつきません。

エアコン

エアコンは、冬だけではなく、夏にも稼働させることが多いため、こまめにホコリの掃除をしましょう。

まず、フィルターのホコリを掃除機で吸い取り、汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めた液に浸して、ブラシで優しくこすります。しっかりすすいで乾かしたら、フィルターを戻す前に、周辺のホコリも軽く掃除機で吸い取りましょう。この時、冷却フィンは潰れやすいので触れないようにしましょう。

吹き出し口はカビが生えやすくなっています。除菌剤で湿らせたタオルなどで拭き取りましょう。

ホットカーペット

ホットカーペットは、冷える床面から温かさを保ってくれる、冬の強い味方。そんなホットカーペットですが、ダニの温床になりがちなのも事実です。

お使いのものに“ダニモード”があれば、1時間ほど高温でダニを死滅させましょう。その後、掃除機で縦方向と横方向から、それぞれゆっくり掃除機をかけます。掃除機に『強』モードがあれば、それで吸っていきましょう。その後、陰干しして湿気を取ったら、最後に粘着クリーナーで表面の汚れを落としていきます。

大きなビニール袋や圧縮袋などに入れて、虫除け効果のある除湿剤などと一緒に密閉して収納しましょう。ダニが発生するのを抑制します。

石油ファンヒーター

エアコンよりも低い位置から部屋をすぐに温めてくれるため、ファミリー世帯などで重宝されている、石油ファンヒーター。

石油ファンヒーターのお掃除方法は、まず空気を取り入れる部分のフィルターについているホコリを丁寧に掃除機で吸いましょう。ホコリが内部に入ると内部燃焼の原因になったりして寿命を縮めてしまうためです。

また、残った灯油がないように使いきり、来年に持ち越さないよう心がけましょう。収納は、購入した時のダンボールなどに入れると、無駄がなくていいですね。

こたつ

エアコンやファンヒーターではなく、こたつで暖をとっていたご家庭もあることでしょう。

こたつは、ヒーター周辺にホコリがたまりやすくなっています。電源を消したこたつを裏返し、掃除機でホコリを吸い取りましょう。隙間用ノズルに取り替えるか、ストローノズル(ストローを20本ほど輪ゴムで強めに留めて、ガムテープで掃除機のホースに固定したもの)を使うと、より効率的に吸い込みができます。

こたつ布団や敷き布団で洗える物は洗濯表示にしたがって洗濯をして、しっかり乾燥させましょう。これだけで十分ダニを減らすことができます。洗えない場合は干して湿気を飛ばしてから、布団用ノズルをつけた掃除機でハウスダストを吸い取ります。敷き布団やこたつ用かけ布団は圧縮袋かビニール袋などに入れて収納しましょう。虫除け効果のある除湿剤を入れるとより効果的です。

キレイにお手入れして、来冬もよろしくね

冬物家電は、来シーズンまで長期間収納しておくものがとても多いですね。湿気とホコリを減らして収納することで、長持ちして気持ちよくすぐに使えます。

汚れたまま収納すると押入れの中でカビてしまったり、ダニが発生して家電を出した時にアレルギー症状などが出やすくなってしまいます。健康維持のためにもお手入れしてから収納することを心掛けてくださいね。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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