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旅行の記憶はずっと残る!? 親心と子どもの気持ちを天秤にかけると…【ふたごむすめっこ×すえむすめっこ 第31話】

  • 2019.5.28
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こんにちは。5歳の双子と、2歳の末っ子の三姉妹育児をしている田仲ぱんだです。今回のエピソードは、家族で温泉地に行ったときのことです。

■家族旅行、親はグルメを楽しみたいけれど…



そこでは温泉以外にもグルメが楽しめて、温泉に入ったあと、家族でなにかを食べようということになりました。



そんななか、娘たちが選んだのはうどん! 子どもって、なぜだかうどんが大好きですよね。

でもそれはあきらかに、手打ちではなく、冷凍のうどんを温めて出す感じだったのです。冷凍のうどんなら家でも食べられる。わざわざここでこのお金を出して食べなくても…と親としては思ってしまいました。

それにおしゃれなカフェがあったので、私としてはそちらにも興味があり、なんとかカフェに行けないかと誘導したのですが





■いつでも食べられるものを旅先で注文する子どもに…



娘たちはどうしてもうどんが食べたいみたいでした。じゃあ、しょうがない。食べたいなら、食べたらいい。

家なら5分の1ぐらいの値段で食べられるであろう、うどん。でもそれを旅先でお金をだして食べさせてあげることにしました。

私は夫と、「本当は、あのカフェで生ハムのサンドイッチ食べてみたかったんだぁ。おいしそうだったよね」と話しました。夫もうなずきました。

「でも、子どもたちはうどん、好きだからねぇ」それを否定してまで生ハムサンドを食べたいわけではない。…食べたいけれども(笑)すると、夫が小さいころの思い出話をしはじめたのです。



「小さいころ、おやじとおふくろと旅先で外食することになって、おやじは、メニュー開いて『なんでも好きなものを食べていいぞ』と言ったんだ。だからうどんを選んだら…」



■普段食べられないものを食べさせたい親心と子どもの気持ち



「ってめちゃくちゃ叱られた。『なんでも好きなもの食べていい』って言ったのになぁ」と、夫は言うのだ。

結局、そのときうどんを食べることができず、父親が選んだメニューを食べさせられたという夫。おそらく30年以上前の、夫が子どものときの話。それをいまだに覚えているということは、「相当ショックだったんだね」と2人で笑い合った。

好きなものを選んでいいと言われたのに怒られ、しかも勝手に違うメニューを食べさせられるなんて。でもお義父さんの気持ちもわかる。いつも食べられるものより、せっかく外食に来たのだから「普段食べられないものを食べさせたい」という親心だったんだろう。

「だからさ、パパは、娘たちが食べたいって言ったんなら、べらぼうに高い冷凍うどんでも食べさせてあげたいんだよね」



旅行先の食べ物の価値は、値段ではないのだ。家族一緒に楽しく食べること。その思い出こそが、値段以上の価値になるのかもしれない。

(田仲ぱんだ)

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