超気になる！足のニオイの原因は１つじゃない!?効果的な３つの対策

夏場は汗のニオイが気になったり、冬場はなかなか洗えないニットやコートのニオイが気になったり……“ニオイ問題”には年中多くの人が悩まされるものです。

中でもなかなか対処方法がわからないニオイの１つは、足のニオイではないでしょうか？足の裏は毎日洗っているはずなのに改善されない！なんて日々頭を抱えている人も多いはず。そこで今回は、足が臭ってしまう原因とその対策について紹介します。

足が臭ってしまう原因は？

足が臭ってしまう原因を、多くの人は「足のムレ」と一緒くたにしてしまいがちですが、実は原因は１つではないのです。原因ごとに対策しなければ、なかなかニオイがとれないのは当然。まずはしっかりとその原因を理解しましょう。

１：雑菌の繁殖

これが多くの人が足のムレからくるニオイだと感じているもの。足の裏は熱を放出するために多くの汗腺が集まっているため、なんと１日コップ１杯程度の汗をかくのです。その汗を靴の中で放置することで、足の裏にもともといた菌が汗を分解する際に発生する老廃物がニオイの原因になります。

また、足の裏には雑菌がいっぱい！雑菌は高温多湿な環境をとくに好んで繁殖していくため、靴の中でムレた足の裏は雑菌にとっては絶好の生息環境。汗の水分と角質などを養分にして繁殖した雑菌も足の嫌なニオイの原因になります。

２：靴や靴下のニオイ

足が臭うという場合は、靴や靴下が汚れてニオイが染み付いてしまっていることで、足の裏へのニオイ移りを起こしている、という可能性もあります。先に話した雑菌などは、履いているうちにもちろん靴や靴下でも繁殖していきます。とくにブーツやゴム製の長靴などの足全体を覆うような靴は、靴の中の湿気が逃げる場所がなく、より雑菌の繁殖がしやすいのです。なかなか洗うことができない、というのもその原因になります。

いくら足の裏をキレイに洗っていても、毎日履く靴にニオイがついていては……いつまで経っても嫌なニオイから解放されることがありません。

３：足の裏の角質

立ち仕事をしている、よくヒールを履くという場合、足の裏の角質が一部固く、厚くなってしまっているということがあります。実は足の裏に不必要な角質が溜まってしまうこともニオイの原因になります。

先に話したように、不必要な角質はアカとなって雑菌繁殖の養分になります。異常に足の裏の角質が固い、という人は、これが原因になっている場合が多いのです。

嫌な足のニオイはこれでスッキリ！

さて、原因を探ったら今度は実際に対策をしてみましょう。今回は原因に合わせて３つの対策を紹介します。

１：重曹とミョウバンが効果的！

まず、足のニオイをとるにはしっかりと洗うことが不可欠。指の間などもくまなく洗っていきましょう。

しかし、それでもニオイがとれないという場合は重曹やミョウバンを使うのが効果的です。お風呂の温度程度のお湯を洗面器に入れ、重曹を大さじ２〜３杯入れて混ぜたものに15分程度足を浸してみてください。スッキリとニオイがとれていきます！この際、よく足を揉み込むなどマッサージをするとより効果が高まります。

ミョウバンを使う場合は、焼きミョウバンを水で20倍に薄めてスプレーにして使います。こちらは足の裏にシュッシュッと吹きかけるだけ！ミョウバンは市販の足用デオドラントなどにも使用されているものです。一般的には足のニオイを消すには重曹よりミョウバンの方が効果が高いと言われています。

２：毎日同じ靴を履かない

毎日同じ靴を履いていると、靴の中にそのニオイの原因となるアカや雑菌が蓄積していってしまいます。そこで、靴をローテーションさせて毎日同じ靴を履かず、履いた靴は１日玄関で乾燥させてからシュークローゼットにしまう、というルーティーンを実践してみましょう。

すでにニオイが染み付いてしまっている……という場合は、洗えるものは洗って乾燥させたのち、10円玉を中に入れてしまってみてください。10円玉から出るイオンがニオイに作用してスッキリと消し去ってくれます。

３：角質ケアはしっかり！

角質ケアは、以前は軽石などが一般的でしたが、それでは角質を削りすぎて足の裏を傷つけてしまう可能性も！そこでオススメなのがスクラブ剤やスクラブコーティングされたブラシ。しっかりと湯船に浸かって、足の裏の角質を柔らかくした後に優しくスクラブしてください。

もし、スクラブ剤がないという場合は塩で代用してもOK！ニオイ対策になるだけでなく角質がとれてスッキリし、いつまでも触っていたくなる足の裏になりますよ。

しっかり対策すれば足のニオイはなくせる！

足のニオイは、一度悩まされるとしつこく付きまとってくるもの。

しかし、その原因をしっかりと突き止めて対策すれば、その嫌なニオイとおさらばできるのです。お店に入った瞬間、「ああ……座敷席かぁ〜」とヒヤヒヤしながら食事する、なんて事態もなくなりますよ！

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