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自分好みにカスタマイズ!お部屋の芳香剤を簡単&手軽に手作りする方法

  • 2019.5.23
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せっせとお掃除してピカピカキレイに!ふぅ~、頑張った!それなのに、どこからか漂ってくる気になるニオイ……。玄関の靴箱やキッチンの排水口、お風呂の脱衣場など、家族が暮らす室内には気になる『ニオイポイント』が案外多いもの。

そんな時に役立つ芳香剤、実は簡単に手作りすることができるんです!

芳香剤、家庭で作ることができるってご存知ですか?

料理にも掃除にも役立つ万能家事アイテム『重曹(じゅうそう)』は、芳香剤作りにも使えます。

炭酸水素ナトリウムとも言われる重曹には、消臭効果があります。重曹は弱アルカリの性質を持っていますが、対するイヤなニオイの元になる汗や腐ったニオイは酸化したもの。このふたつが合わさると『中和』という化学的な働きが起きて、消臭効果を発揮します。

重曹を小皿や小さな箱にそのまま入れて置いておくだけでもニオイを吸収してくれますが、ほんのひと工夫を加えるだけで簡単に芳香剤が作れるんです。

芳香剤の作り方

用意するのは、次のアイテムだけ。

  • 重曹 30~60g(入れる容器の大きさによって調整してください)
  • 小ビンなどの容器
  • お好みのエッセンシャルオイル
  • ガーゼ、輪ゴム(なくても大丈夫)

作り方はとっても簡単!

ビンに入れた重曹にエッセンシャルオイルを7~10滴ほど垂らして、スプーンでよく混ぜます。風で飛ばされたり重曹がこぼれてしまうかもと気になる方は、ガーゼでビンにフタをして輪ゴムでとめてください。

たったこれだけ!これなら、家庭で簡単に作れますよね。

エッセンシャルオイルにはそれぞれ効用があるので、置く場所によって香りを変えてみるのもオススメです。

例えば、虫よけ効果があると言われているレモングラスやゼラニウム、シトロネラを使った芳香剤は玄関に。すっきりとした香りで、爽やかな印象にもなります。

ローズやラベンダーなどの華やかな香りは、クローゼット用芳香剤にも合いそうですね。

芳香剤を手作りするメリット

家庭で簡単に芳香剤が作れちゃうなんて、素敵ですよね。手作りするメリットは、他にも色々あります。

1.リーズナブル

重曹はドラッグストアやスーパーなど、どこでもお安く手に入れられます。

エッセンシャルオイルは雑貨店などで様々な種類が売られていて、選択肢が豊富。容器はジャムの空きビンなど家庭にあるものを活用できますし、香水瓶のようなオシャレなものに入れればインテリアにも一役買ってくれます。

2.無駄なく使えてエコ

香りが少なくなってきたら、エッセンシャルオイルを足してかき混ぜればOK。香りが復活して、繰り返し使うことができます。

もし香りに飽きてしまっても、重曹はシンク磨きのクレンザーや浴室のカビ取りなどに利用できるので、捨てることなく使い切れます。

3.ナチュラル

市販の芳香剤は、界面活性剤やゲル化剤など複数の成分が合成されて作られていますが、手作り芳香剤は材料がシンプル。重曹とエッセンシャルオイルは体にも環境にもいいとされているので、安心感を持つ方も多いでしょう。

手作り芳香剤で気持ちのよい空間を

レモンの香りで食欲が増したり、ヒノキの香りで気持ちが落ち着いたりと、香りは思いのほかダイレクトに私たちの心と体に影響します。エッセンシャルオイルにはそれぞれに特徴や効果があり、気分に合わせた自分だけのオリジナル芳香剤が作れます。

置く場所によって容器の色や形を変えてみたり、ビー玉や花びら、貝殻などをあしらってアレンジしてみたりと、インテリアの一部として楽しむのもよさそう!

演出したいお部屋の雰囲気作りに一役買ってくれる手作り芳香剤。お掃除の最後の仕上げとして、芳香剤作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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