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<試写室>「科捜研の女」“マウンティング女子”がマリコに暴言

  • 2019.5.23
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「あれ?今の発言ってマウンティングだった?」

【写真を見る】夫が亡くなったことを悲しむ様子もない妻・聡美を鶴田真由が演じる

こんな女子は嫌だと女性誌などで突如として現れ、浸透していったワード“マウンティング女子”。種類はさまざまあるが、意味はそのまま、人より少しでも上に自分を置きたがる女性を世間ではそう呼ぶ。“マウンティング女子”だと思われたくなくて、発言一つとっても気にしてしまうことに正直疲れてきたし、「もう“マウンティング女子”なんてなくなればいいのに」とさえ思ってきた今日この頃。

「科捜研の女」第6話は5月23日(木)放送!
(C)テレビ朝日

そんな筆者の悩みを吹き飛ばすかのように、清々しさを感じるほどの恐ろしいマウンティングをする女性が、5月23日(木)に放送される「科捜研の女19」(毎週木曜夜8:00-8:54、テレビ朝日系)の第6話で登場し、マリコ(沢口靖子)と全面的に対立する。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、完成DVDを事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

第6話のあらすじ

京都市内で資産家の男性が死体で発見され、捜査をするマリコ(沢口靖子)らは死因が病死または薬物ではないかと考える。被害者の妻・聡美(鶴田真由)は過去3回、資産家の高齢男性と結婚し、いずれの夫も不審死を遂げたという疑惑の女だった。

4年前、スーパーマーケットチェーンの経営者だった前夫が謎の死を遂げ、莫大(ばくだい)な遺産を相続したときは連日のようにワイドショーで取り上げられていた。

聡美によると、男性が死亡した日は故郷の横浜に戻っており、翌日の午後に帰宅したところ、男性はすでに絶命していたという。

マリコたちの鑑定の結果、遺体の血中から毒物は見当たらなかったが、風丘早月(若村麻由美)が見つけた頭部の皮下出血、つまりたんこぶの中の“凝血”から睡眠薬の成分が検出され、一転、毒殺事件であることが明らかになる。

そんな中、10年前に留蔵と離婚した前妻・森弘子(姿晴香)が、死亡推定時刻に男性の元を訪ねていた事実が浮上!しかし、聡美への疑惑を払拭(ふっしょく)できないマリコは、彼女の過去の夫たちの死を調べなおすことに…。

そんなマリコに、聡美は「不幸な女」「あなたはブスね」と暴言を放ち、敵意をむき出しにする。果たして彼女の過去3回の結婚相手の不審死は、彼女の犯行によるものなのか? マリコが最新科学で“後妻業の女”の真相を暴くというのが第6話のストーリーだ。

“科捜研の女”VS“マウンティング女子”

才色兼備という言葉が当てはまるマリコに向かって「あなたはブスね」「私に嫉妬してるの?」などと言い放つ“マウンティング女子”が現れるとは誰が予想しただろうか。

愛する(?)夫を亡くしたのにもかかわらず、落ち込む姿も見せない妻・聡美に、マリコとほぼ同じタイミングで顔を歪めてしまっていた。

過去3回、資産家の高齢男性と結婚し、いずれの夫も不審死を遂げた疑惑の女である聡美に最初は何とも言えない感情を抱いたが、資産家の男性と結婚し幸せを掴む、男性にモテること、愛されることこそが全てと断言してしまう姿に感心してしまっていた。

もちろん後妻業の疑いは掛けられたくはないし、何度も夫が亡くなるなんてシチュエーションはいらないけれども、自分が幸せになるために愛される女性になろうとする女性こそ幸せを勝ち取るという部分には共感できてしまう。“勝ち組”=聡美の方なのではないだろうかといつのまにかマウントを取られていた。

土門刑事(内藤剛志)が寄り添ってくれるシーンやマリコのために聡美に向かって怒ってくれるシーンを見て正直救われた。さらに、渡部秀演じる呂太くんのモグモグタイムに癒されて、「マリコは“マウンティング女子”には負けない、マリコには呂太くんという名の天使がついている」と立ち上がりたくなるのは筆者だけではないだろう。

今回、捜査が進めば進むほど不審死を遂げた男性たちの関係者である女性が次々と現れ、もし自分が男ならばと考えると悲しくて涙が出そうになるシーンが多くある。男も女も金が全てではないはず…。

事件の真相だけではなく、人間ドラマも深く掘り下げている“科捜研の女”マリコVS“マウンティング女子”聡美の結末をぜひ見てほしい。(ザテレビジョン)

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