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一度食べたら他のトマトに戻れない!おしゃれ直売所の採れたてトマトに注目

  • 2019.5.23
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「NOLAND(ノランド)」は、千葉県栄町にあるトマト農家の直売所。その日の朝に採ったばかりのギリギリまで熟した真っ赤なトマトは、他のトマトに戻れなくなるほどの美味しさだとか。若き農業家・小川さんが愛情たっぷり注いだ絶品トマトを味わいに、NOLANDを訪れてみませんか?

千葉県栄町にある農家のおしゃれな直売所

「NOLAND(ノランド)」は千葉県栄町にあるトマト農家の直売所です。2016年に小川 熙(ひかる)さんが開園しました。
トマト栽培をしていた父親の影響から、トマト農家を始めた小川さん。栄養価が高く、前菜からデザートまで幅広く使用されるトマトは、栽培方法によって個性が出やすく、そこに育てる面白さを感じたのだそう。

小川さんは「愛情たっぷりに育てた自慢のトマトを、いちばん美味しい時に味わってもらいたい」と考え、直売所を作りました。
ビニールハウスの形をモチーフにしたという直売所は、これまでの農家のイメージとは異なる、おしゃれなビジュアル。セレクトショップのような雰囲気の場所からは、NOLANDで過ごす時間をより楽しんでもらいたい、という小川さんの想いが伝わってきます。

トマトも人と同じように

ここでは土を使わない養液栽培という方法でトマトを栽培しています。土耕に必要な作業を省略することができ、水やりの自動化などによって、作業効率がよくなるのだそう。

NOLANDのトマトは無農薬ではありません。ただし農薬を使用するのは、トマトが病気になったときだけ。小川さんは、トマトを人と同じように考えているため、人が風邪を引いたら薬を飲むように、 日々よく観察し、農薬は必要な時に容量・用法を守って使用しているのです。

こうして大事に育てられたトマトは、真っ赤に熟してから収穫されます。通常の流通では消費者に届くまでに時間がかかるため、収穫はトマトが熟す前に行われてしまいます。完熟のトマトを販売できるのは、直売所ならでは。収穫直前まで栄養をたっぷり蓄えたNOLANDのトマトは、味が濃く絶品で、一度食べたらもう他のトマトには戻れなくなりそう。

食感と味のバランスが絶妙な真っ赤なトマト

栽培しているトマトはりんか409という品種。
大玉で肉厚、しっかりとした固さがありますが、ゼリー状の部分は口の中でトロリととろけ、歯ごたえのある果肉と合わさると、ちょうど良い食感。甘味と酸味のバランスがよく、コクのある味わいです。
採れたてを、その場でガブリとかじりつきたくなりますね。

カラフルで愛らしいミニトマト

カラフルで愛らしいミニトマトにも注目です。
赤いミニトマトは「ピッコラルージュ」という品種。果肉がしっかりしてコクがあり、色がとても濃いのが特徴。昔ながらのトマトが好き、という方におすすめです。

黄色は「イエローミミ」。皮が薄く柔らかく、酸味が少ないのでフルーツ感覚で楽しめます。お子さんやトマトが苦手な方でも食べやすいのだそう。

オレンジ色の「ピッコラカナリア」は、とろけるような食感で、甘味が強く酸味が少なめ。美容と健康に良いとされているβカロテンを豊富に含んでいます。ミニトマト3種の中では1番人気です。

3種類それぞれの味わいを比べて楽しみたいなら、詰め合わせがおすすめ。見た目にもカラフルで、ちょっとした手土産としても喜ばれそうですね。

旬の今、ぜひ味わってください

NOKANDのトマトの販売時期は例年10月~翌7月頃まで。直売所以外にも近隣のスーパー「カスミ成田赤坂店」「わくわく広場成田店」「村時計」で購入ができます。また栄町のふるさと納税から注文することもできるそうなので、遠方で訪れるのが難しいという方は利用してみては?

農業に直接触れ、普段当たり前に食べている野菜や果物がどのような花を咲かせ、どのような環境で育つのかを学び、楽しんでもらいたい、という小川さん。そんな小川さんの愛情がたっぷり注がれた完熟トマトを、旬の今の時期に、ぜひ味わってみてください。

writer / カナ photo / yuricamera

取材協力

NOLAND

千葉県印旛郡栄町龍角寺1106
営業日:火・ 木・ 土曜
営業時間:13:00~17:00
https://no-land.jp

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