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満足度90%以上!?子どもの積み木遊びで得られる知育効果とは?

  • 2019.5.21
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出産祝いに選ばれることも多い積み木。年齢によって様々な遊び方ができるので、その満足度は90%を超えるとも言われています。積み木は遊び方が決まっていないオモチャなので、遊び方によって伸ばせる能力は無限大!

今回は、優れた知育玩具である『積み木』の選び方や年齢別の遊び方をご紹介します。

知育玩具としての積み木遊びの効果とは?

積み木遊びを通して形や大きさの概念が自然と身に付いていくので、できれば一緒に遊びながら「この大きな積み木の上に小さな積み木を乗せてみよう」などと、声をかけて導いてあげましょう。

年齢別の遊び方

0歳~1歳半 『触感』『破壊行動』

舐めたり触ったりしながら『触感』を楽しむ時期。音が鳴る遊び方も好きなので、両手に持った積み木をカンカンと打って遊ぶこともあります。積み木を投げたり、積み上げた積み木をわざと倒したりする『破壊行動』も大好きな時期なので、投げたり倒したりしても安全に遊べる環境作りをするよう心がけましょう。

1歳半~2歳半 『見立て遊び』

積み木を並べるだけでなく、大きさを認識して考えながら積み上げることができるようになります。積み木を他の物に見立てて遊ぶ『見立て遊び』ができるようになると、いろいろなオモチャを組み合わせて遊ぶようになります。積み木を違うものに見立てて遊ぶことで想像力が豊かになり、イメージを膨らませて他のオモチャと組み合わせて遊ぶことで発想力を鍛えることができます。

2歳半~3歳 『ドミノ』『左右対称』

ピタッとそろえて並べたり、高く積み上げることができるようになると、満足感や達成感を得られるようになります。『左右対称』に積み上げることができると、家やお城などの大きなものを作れるように。『ドミノ遊び』は、ちょうどいい間隔はどのくらいかを考えたり、ひとつひとつ丁寧に並べることで、空間認識能力を高めながら指先の発達を促すことができます。

3歳以上 『多彩な遊び方』

積み木で道を作ってビー玉や車を走らせてみたり、迷路を作ってみたりと『多彩な遊び方』ができるようになります。幼稚園や保育園などで誰かと一緒に遊ぶことが増えるので、積み木遊びを通して譲ったり譲られたりしながら協調性を育む時期です。

積み木の種類

積み木には様々な種類があります。年齢や「どんな遊び方をさせたいか?」を考慮した上で、積み木を選ぶといいでしょう。

低月齢の赤ちゃんには、口に入れても安心なお米を原料にした積み木がオススメ。赤ちゃんの頃は音に興味を持つことも多いので、鈴が入ったものを選ぶのもいいですよ。

1歳頃は口に入れたり投げて遊んだりするので、布製など柔らかい素材の物を選びましょう。洗える物もあるので、清潔に保つことができます。

一番ポピュラーな素材とも言える木製の積み木は、大きく分けると『無垢』か『着色済み』に分けられます。無着色の天然木は、色にとらわれず自由な発想で遊べるので、飽きずに長い期間使うことができます。着色された積み木は、想像力が未熟な2歳未満の子どもでも色から発想を得て形を作りやすくなりますよ。

積み木の選び方と基尺

初めての積み木であれば、小さな子どもが扱いやすい立方体や長方体といった『四角』が多く入ったものを選びましょう。三角や曲線がある丸型は小さな子どもにとっては扱いが難しいので、積み木遊びに慣れた頃に必要に応じて買い足すといいですよ。

買い足しの際は、その積み木の基本となる寸法『基尺』を知っておきましょう。基尺とは、セットの中で一番小さい立方体の一辺の長さで表されます。どの積み木セットも基尺の法則によって作られているので、買い足す時は持っているセットの基尺に合わせて選べばOK。基尺が揃っていれば、どんな積み方をしても、最終的に高さがピタリと合うようになっています。

誤飲に注意

赤ちゃんに与える積み木のサイズは、少し大きめの45mm以上のものを選ぶと誤飲の心配がありません。積み上げて遊ぶ時、床の上で遊ばせたい場合は45mm基尺の物、机の上で遊ばせたい場合は30mm基尺の物が子どもが遊びやすい積み木のサイズです。

基尺が39mm以下の積み木については、誤飲の可能性がありますので十分に注意してください。

お家や車など発想次第で色々な物に作り替えて遊べる積み木。大人になった今も子どもと遊んでいると夢中になってしまいます。

夢中で遊んだ後はお片付け。箱にピッタリと収まるようになっていることが多い積み木セットは、子どもたちがお片付けを学ぶいい機会になります。ぐちゃぐちゃに入れると全部入らない。昔ながらの知育玩具『積み木』は、片付けまでしっかりと教えてくれる優れものですよ。何歳からスタートしても大丈夫!発想と想像力を育む『積み木遊び』をさっそく始めてみませんか?

photo/PIXTA

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