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水野美紀が明かす「ミストレス―」衝撃展開のその後…『ここから一気に加速していくんです』

  • 2019.5.20
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NHK総合で放送中のドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」(毎週金曜夜10:00-10:50)は、英国BBCの人気海外ドラマ「Mistresses」を原作とし、秘密を抱える4人の女性たちが、それぞれの“愛”を求めて生きる姿を描いていく作品だ。

【写真を見る】麗しすぎる!豪華女優陣が演じる女子会

不倫関係にあった患者の息子と惹かれ合う内科医・香織を長谷川京子、出産について夫と衝突し思い悩む冴子を玄理、これまで男性を取っかえ引っかえしてきたが、ある女性との出会いから恋愛観が一変する樹里を大政絢が演じている。

そんな個性豊かなキャストの中で、夫に先立たれ女手ひとつで娘を育てている主婦・友美を好演している水野美紀。5月17日放送の第5話では、友美が毎日悩まされていた無言電話の正体が夫の不倫相手だったことが判明、その不倫相手が自宅にやってくるという衝撃の展開を迎えた。

そんな友美の今後についてや友美の久しぶりの恋の相手役・甲本雅裕との芝居、現場の雰囲気などについて水野に聞いた。

四者四様の世界観がある

「ミストレス―」に出演中の水野美紀
(C)NHK

――海外ドラマのリメーク作品ですが、イギリス版はご覧になりましたか?

出演が決まってから見ました。

主人公の女性が全員40代でガンガン恋愛をしていく話なのですが、私の中では「恋愛は卒業」という感覚があったので、海外の女性の“現役感”ってすごいなと思いましたね。共感できるというよりは、客観的に見ていました。あと雰囲気が不思議な作品だなとも思いました。

「デスパレートな妻たち」も女性がメインの海外ドラマですが、明るい雰囲気ですよね。

「Mistresses」は悲しみや憂いといった人間のダークな部分もあり、サスペンス要素もあり…。見たことのない感じのドラマだと思いました。

――イギリス版と日本版での違いなどはありますか?

日本版は4人の年齢がバラけたことで、より四者四様の世界観があっていいなって思いました。それぞれのパートで雰囲気が違うので、まるで4つのドラマを切り貼りしているようなイメージ。

4人それぞれの世界を楽しめて、さらに4人の唯一の接点である“女子会”というところで繋がっているので、イギリス版よりもポップでソフトな感じになっているかなと思います。

甲本さんのお芝居のすごさを肌で感じています

安岡(甲本雅裕)との関係の進展にも注目!
(C)NHK

――これまでに何度も共演経験はあるものの、恋仲になる役どころは初めてだという甲本雅裕さんとのお芝居はいかがでしょうか?

いつも甲本さんのお芝居に引き上げてもらっています。

お互いにいろいろと背負った中年カップルが戸惑いながらも徐々に距離を近づけていく…という設定ですが、特に話し合いなどはしていないですね。ちょっとずつ間やトーンを変えても、お互い探り合うこともなく、打てば響くという感じです。

特に自分から何かを発信しようとしなくても、甲本さんと向き合ってせりふと目線を交わしていると自然とそういう空気が生まれてくるので、一緒に演じるシーンは本当に楽しいですね。台本で読んだ感じからさらに現場でどんどん肉付けされて膨らんでいくので、甲本さんのお芝居のすごさを肌で感じています。

――夫がいなくなってから7年間、恋愛もせずに娘を懸命に育てる母親を演じる上で大事にしていることはありますか?

私生活で母親になる前にも母親役を演じたことはあったのですが、自分が親になってみて初めて知る感覚ってたくさんあるんですよね。

今回は自分の子どもよりも年が上の子を育てている設定ですが、子どもに対しての接し方や距離感をリアルに感じています。やっぱり自分の子どもと重ねて見てしまうんですよね。

自分だけでなく子どもも絡んでくると、より動揺してしまう感じとか…。友美は夫に不倫相手がいたということにも揺らぐけど、不倫相手に対してよりもその人の持つ子どもという存在に気持ちがいってしまう。

そういう母親である自分の“子どもに対するリアルな感情”を大事にやっていこうと思います。

接点がないからこそ話せることもあるんだな

【写真を見る】麗しすぎる!豪華女優陣が演じる女子会
(C)NHK

――友美は安岡(甲本)との恋愛や親子のやりとりなど、他の3人と比べてほっこりするパートが多かったですが、6話以降は怒涛の展開になりそうですね。

ここから一気に友美のドラマは加速していくんです。

不倫相手だという女が現れ、その人には子どもがいて、6話(5月24日[金]放送)では保険金をせびられ…。さらにもう一展開あるんです!

そしてここから安岡さんの方にもいろいろ爆弾が落ちるんです!友美は6話からが正念場ですね。

――スリリングな恋愛模様が描かれる一方で、女性同士の友情も濃く描かれていますよね。

それぞれ年齢も違うのに、しょっちゅう集まって近況報告し合うなんていう女子会が成立するのかなと思ったんですが、お互い別々の職場で環境が違うからこそ、接点がないからこそ話せることもあるんだなと思いました。その方が冷静にアドバイスをしたり、立ち入った話もできますよね。

今、保育園に子どもを通わせているのですが、そこで出会うお母さんたちとすごく仲良くなり、話すこともたくさんあるんです。

ほかにも、もともと近所に住んでいたけれど大阪に引っ越してしまった友人がいて、久々に東京に来た時に会ったんですよ。夫同士の接点もなく、大阪と東京で生活エリアも全く違う彼女だからこそ話せることがたくさんあったんです。作中の4人もそんな感じなのかなと実感しました。そういう友人に、実際はどこで出会えるのかとも思いますけど…。

マラソン大会で出会った4人のように、会社や家庭とは別に個人で趣味を持っていて、そこで友人ができるとあんな風にいろいろ話せたりするのかなと想像したりもしました。

友美が最終的にどのように前に進んでいくのか

5話(5月17日放送)では友美(水野美紀)が悩んでいた無言電話の犯人が明らかになった
(C)NHK

――会見では長谷川さん、玄理さん、大政さんと女子会さながらの楽しそうな雰囲気でしたが、現場の様子も女子会のような感じなのでしょうか?

女性同士でしか話せないことや、「こないだ飲んだここのワインがおいしかった」とか、本当にたわいない、女子会っぽい会話をしていますね。その自然な空気感が画面からも伝わっているとうれしいです。

――最後に作品の見どころを教えてください。

4人それぞれに見どころがありますよね。

まず冴子ですが、出産に対する夫との認識の違いや他の男性にすがってしまうということは、多くの女性にも起こりうることだと思うんです。想像するだけでものすごく恐ろしいことだから、私を含め女性はみんな「この後冴子どうするの!?」って思いながら見るんじゃないでしょうか。

樹里に関しては女性同士の恋愛ということで…。私にとって未知なんですよね。そういう恋愛に突き進んでいく樹里の行く末が単純に気になるという好奇心があります。

香織さんは自分の人生の全てを失ってしまうかもしれないという大きな秘密を抱えていて、それがバレたらどうなってしまうんだろうというハラハラ感がありますよね!

そして友美は見ていてホッとできるようなパートだったと思うんですけど、ここから怒涛の展開を迎えます。

今後さらに信じられないような出来事が起きるのですが、その出来事に対して友美が下す決断というのが、なかなか普通の女性にはできないような、母親だからこそできる決断なんです。

振りかかってきたことに対してただはねのけるだけではない。

友美には一度愛した人への思いや、不倫相手といえども同じ子どもを育てるお母さんである、という思い入れがあるんですよね。それを踏まえて友美が最終的にどのように前に進んでいくのかにも注目していただければと思います。(ザテレビジョン)

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