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お弁当にもぴったり!「鮭のバタポン炒め」

  • 2019.5.17
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最近の我が家のマイブームおかずは、バターとポン酢だけで味付けをするバタポン炒め。
塩などをしなくても、この2つの調味料だけでちゃんと味がつきます。
そして、これを作るときは必ず多めに作って、翌日のお弁当のおかずに。

今回は鮭で作っていますが、お子さんがいらっしゃるご家庭にこそ鮭がおすすめ。
鮭はいろいろな栄養素を含む健康食材とされていますが、とくに注目したいのが、ビタミンDという成分を効率よくとれること。

ビタミンDはカルシウムと並び、骨の健康に欠かせない栄養素になります。
カルシウムをたくさん摂っても、ビタミンDが不足していると、残念ながら丈夫な骨は作られません。
また免疫力アップにもかかわるため、元気にすくすく育つためにビタミンDはとても大切になります。

しかしこのビタミンDは他の栄養素とはちょっと違い、日光を浴びると体の中で自動的に作られるという特長があります。
ですから、外で思い切り遊ぶ昔の子供たちはビタミンDが不足することは少ないとされていましたが、今の子どもは外で遊ぶ機会が減っているため、不足している割合が多いといわれています。

その点、鮭は、ビタミンDをとりやすい代表食材!
またビタミンDは油と合わせると吸収率が高まるので、バターと合わせるバタポン炒めはとってもおすすめです。

写真では、ビタミンDと相性の良い、カルシウムの多いルッコラを切ったものを付け合わせています。
お弁当の場合には、衛生面で生野菜より加熱をした野菜の方が望ましいので、野菜の胡麻和えとの組み合わせがおすすめです。

今回のお弁当は、スナップエンドウの胡麻和えで。


緑の野菜に含まれるカルシウムと、胡麻のカルシウムをダブルでとることができ、鮭のバタポンと合わせて骨太弁当の完成です!

■鮭のバタポン炒め

レシピ制作:管理栄養士 長 有里子



<材料 2人分>
生鮭 2切れ
片栗粉 適量
ポン酢 大さじ1・1/2
バター 5g

<作り方>
1、鮭は2-3等分にし、片栗粉をまぶす。
2、バターを熱したフライパンで1を両面焼き、ポン酢を入れてからめる。

簡単なのにしっかりカルシウムがとれる、鮭のバタポン。是非作ってみてください。

(長 有里子)

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