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どうにかしたい!増える一方のオモチャの断捨離、どうすればできる?

  • 2019.5.16
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子どもの発達を促す上で欠かせないオモチャ。みなさんも赤ちゃんの頃のガラガラに始まり、積み木やぬいぐるみ、ブロック、ミニカー、おままごとセットと年齢ごとに様々なオモチャを揃えてきたことでしょう。これも、子どもを喜ばせたいという親心ですよね。

その分、成長と共にオモチャの数は増えるばかり。

小4と保育園年長の子どもがいる筆者は、そんなオモチャをどうしようか最近悩んでいるのです……。

まずは現状を直視

ふたりが共通して遊んでいたオモチャもありますが、男子と女子なので、それぞれに買い与えたものも多数あります。その他、お子さまランチのおまけやバーガーショップの特典グッズ、縁日で買った謎の光るリングに、外出先でねだられたガチャガチャなど、大人から見たら正直ガラクタにしか見えないものもたっぷりあります。

それらが、もうじき6歳を迎える娘のために開放している一画に散乱。オモチャボックスを用意してはいるものの、出しっぱなしです。わたし自身がおおざっぱな性格ということもあり、乱雑さが気になりつつも「ま、いっか。どうせまた出して遊ぶんだし」と、見て見ぬふりをしてしまっているのが現状。

そんなカオスの中で、嬉々として遊ぶ娘。なにげなく様子を見ていると、ぬいぐるみを使ったおままごとが一番のお気に入りの様子です。あとは、お絵描きと塗り絵といったところでしょうか。小4の息子に関しては、遊びといえばもっぱらテレビゲームとカードゲーム。もはや、使っていないオモチャの方が多いではないですか!そうなると、「このオモチャの山をどうにかしたい」という思いがムクムクとわき上がってきます。

しかし、息子と娘にいざ聞いてみると、「これはまだ捨てちゃダメ」「これもいる」「一応取っておいて」を連呼。あること自体忘れていたくせに、いざ目にすると惜しくなるようです。子どもに聞いて処分対象のオモチャを仕分けるという方法は難しいことがわかりました。

ママ友に聞いてみた

やはり、これいる?いらない?という漠然とした問いかけではうまくコトが運ばないというのが共通意見。

あるママは、「お兄さん・お姉さんになったから、小さい子が遊ぶオモチャはいらないと思う。どれが小さい子用だろう?」という聞き方をして選別させるとか。なるほどー。これは、赤ちゃん扱いを嫌がる子ども特有のプライドを刺激するいい方法かもしれません!

「オモチャはオモチャ箱に入る分だけという決めごとを最初にしておいて、そこからはみ出たら処分する」というママもいました。これは初めのコンセンサスが重要ですね。ちょうどコミュニケーションがスムーズになってきたお子さんがいるならば、ぜひお試しください。

他には、「そもそも聞かない。存在を忘れてそうなものからこっそり処分」という意見や、「問答無用」というキッパリした意見も(笑)。いずれにしても、自分なりの処分のタイミングやルールを決めることが大事だと感じました。

オモチャを処分するタイミング 、おすすめ4選

上記でのママ友の意見やネット上に散在する意見をざっと見ていき、筆者なりに次のタイミングを考えました。

1.新しいオモチャを買う時

『モノの循環』は、整理整頓の基本です。古いモノはそのままに、新しいモノを増やしていけば、当然、収納スペースはいっぱいになります。新しいオモチャを買う時は、その分、古いオモチャを処分するというルールを決めておけば、気が付いたらオモチャで溢れていたという事態は防げますよね。子どもも新しいオモチャへの期待感で、処分することをすんなり快諾してくれることでしょう。

2.年度の切り替わり(進級時)

これも、子ども達の「お兄さん・お姉さんになるんだ」という期待感と誇らしい気持ちをうまく利用できるタイミングですよね。進級の準備の一環として、オモチャの整理も同時にするのがよさそう。

3.壊れたり汚れがひどい時

これは処分する理由が明らかなので子どもも納得しそうですが、一方で、見るからに汚いけれど思い入れが強くて捨てたくないという場合もありそう。子どもに要確認です。

筆者自身、しっぽが取れてボロボロのサルのぬいぐるみを長らく大事にとっておいたことを思い出します。

4.収納スペースから溢れた時

前述にもありましたが、収納スペースを増やすというより、そもそも指定スペースに収まらない量のオモチャは持たないと決めてしまうことは、スッキリした空間を保つ秘訣かもしれませんね。

スッキリ空間を目指し断捨離予定

筆者の中では、処分の段取りやイメージがだいぶ湧いてきました。あとは、実行あるのみですね!

できれば、子どもが納得した状態で不要なオモチャをひとつひとつ丁寧に選別したいところ。「たくさん遊んでくれてありがとう」の思いを込めて、一緒に作業を進められたらベストなのですが……。わが家の場合はそんなCMのような素敵なシーンにはならなそう!?ギャーギャー大騒ぎしながらの一大作業になりそうです(笑)。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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