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【佐々木敬子を創るモノ vol.1】地球への愛を再確認した“アフリカ旅”

  • 2019.5.15
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独特のスタイルとセンスで、感度の高い女性たちから絶大な支持を得るスタイリスト・ファッションディレクターの佐々木敬子さん。おしゃれで都会的なイメージの佐々木さんだけど、実は自然が大好きで、ヘルシーなマインドの持ち主。今月から始まる連載では、そんな佐々木さんのヘルス・コンシャスなライフスタイルや、彼女のアンテナに引っかかったモノ・コトをご紹介していく予定。第一回は地球への愛を新たにしたという、アフリカ旅の様子をお届け。

“自然の中に身を置くこと”で、エネルギーをチャージ!

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いつも洗練されたファッション、都会的なイメージの佐々木さん。しかし、実は自然の中にいるのが一番好きだと話す。「意外だと思われるかもしれませんが、都会にいるよりも自然の中にいるほうが好き。週末はほとんど東京を離れて海や山に行き、自然に触れています。仕事でハワイにもよく訪れますが、海やグリーンにいつも癒されています」

佐々木さんが手掛けるマイランも、実はネイティブアメリカンの言葉。”地球とともに”を意味するという。

一生に一度は必ず行ってみたいと思っていた“サファリ”

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以前からアフリカにとても興味があったという佐々木さん。自身が手掛けるブランド、マイランでもアフリカとのフェアトレードを考え始めていたという。そんななか、急遽友人からアフリカ旅行のお誘いが。「もともと自然が好きで、動物も大好きなので、人生に一度はアフリカに行ってみたいという気持ちが昔からありました。最近では、仕事でもアフリカとフェアトレードでの交流を進めていました。そんなとき、ちょうど友人たちからアフリカ旅の誘いがあったんです。3週間後という急なお誘いでしたが、思い立ったが吉日。すぐに行くことを決めました」

まずはナイロビの街へ

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ナイロビと聞くと、治安の悪いイメージがあるけれど、とてもクリーンで安全な街だったとか。「ナイロビはとにかく街がキレイ。街の人々もとても優しくて、親切。行ってみたらびっくりすると思います」と佐々木さん。

ここでしか手に入らない生地やアイテムを探して

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「街ではマーケットを巡り、カンガの生地やアクセサリー、かごバッグなど、いろいろなものを買い付けてきました。アフリカならではの伝統的な柄や色彩がとにかく魅力的。とてもインスピレーションを得られました」

念願のマサイマラ保護地区へ

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ナイロビからマサイマラまでエアケニアの飛行機で1時間弱。「到着すると、一般的に想像するような“空港”というものではなく、いきなり土の上。とにかく周りにはなにもないんです!」

マサイ族がお出迎え

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車でマサイ族の村へ。到着すると、マサイ族が歌や踊り、ジャンプでお出迎えしてくれたそう。「ケニアの民族衣装の柄が印象的でした。みんな色とりどりの衣装を身にまとい、ビーズや骨で作られたアクセサリーをしています。その合わせ方が絶妙で、とても素敵」

そして念願の“サファリ”へ

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マサイマラに5泊したという佐々木さん。そのほとんどの時間を費やしたのが“サファリ”。朝夕、果てしない草原を毎日まわったという。「見渡す限り、ずーっと地平線。真横になにもないという、この感覚は、なかなか味わえないですよね。車を走らせていると、突然ゾウのファミリーが出てきたり、キリンの親子が出てきたり。野生のヒョウやライオンを見たときは、本来の人間が持っている”野生の力”が呼び覚まされた感じがしましたね。言葉では言い表せない、感動を覚えました」

空から見下ろす“バルーンサファリ”も圧巻

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「気球は仕事柄、撮影などでよく乗るのですが、マサイマラでの気球はまったく違うもの。低空飛行しながら空から見る動物たちは、地上から見るのとはまた違った印象でした」

“地球のために自分ができる限りのことをしたい”

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「朝日とともに起きて、日沈とともに寝る。この旅で、すべてのストレスが流れ落ちました」と話す佐々木さん。

さらに、“地球を守っていきたい”という思いが強固になったという。「今回の旅で、“本来の地球の姿”を見た気がしていて。今までよりいっそう、地球を守って生きていきたいという気持ちが強まりました。私ができることがあればできるだけやっていきたいし、制作をするにあたっても、世の中に還元していくことをしたいと改めて感じましたね。また、発展途上国への支援やサポートも積極的に行っていきたいと考えています」

アフリカとの“絆”を形に

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実は、佐々木さんがマイランのブランドをスタートしたときからやりたいと思っていたプロジェクトがある。それは”人とのつながりを通して、社会に貢献する”ということ。 「ブランドを立ち上げたときから、ものづくりで社会に貢献するプロジェクトをしたいと考えていました。ブランド創設5年目を迎え、今やっとカタチに。プロジェクト名は、”マイラン ジ アース(MYLAN THE EARTH)”。第一弾は、”クラウディ”とタッグを組み、フェアトレードのかごバッグを制作しました。売上の10%がアフリカに寄付されます」クラウディはNPO法人Dooooooooの代表、銅冶勇人が2015年に立ち上げたアパレルブランド。ガーナを中心に、アフリカ2カ国を拠点に縫製工場やバスケット工場を設立。現地で雇用を創出している。アフリカの伝統的な素材やデザインを取り入れたプロダクトを日本で販売し、売上の一部がアフリカに寄与される。寄付金は、現地の学校の建築費用などに充てられているという。

「今後も”マイラン ジ アース”プロジェクトで、こういったフェアトレードを通じたものづくりや、地球環境保護につながる活動を積極的に行っていきたいと考えています」と佐々木さん。

マイランらしいカラーリングとアフリカの伝統が融合したバッグが登場

5月15日(水)から28日(火)まで行われるマイランのポップアップショップにて、期間限定のアフリカンフェアを開催。クラウディとの別注かごバッグやアフリカローズとのコラボブーケなど、”マイラン ジ アース”のアイテムがお目見え。佐々木さんのアフリカ旅で買い付けたアイテムたちも店頭に並ぶ予定なので、ぜひ立ち寄ってみて。

次回の『佐々木敬子を創るモノ』では、佐々木さんが普段行っているフィットネスとトレーニングファッションをお届けする予定。お楽しみに!

マイラン ポップアップショップ 期間/5月15日(水)~5月28日(火)※アフリカンフェアは25日(土)~28日(火)の4日間 住所/東京都新宿区新宿3-14-1伊勢丹新宿店 本館2階(アーバンクローゼット/プロモーション)tel. 03-3352-1111

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