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うわ、クサイ!お気に入りの洋服がニオってしまう原因とニオイ対処法

  • 2019.5.13
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しっかり洗濯しているはずなのに……なぜか洋服がクサイ!なんて経験をしたことがある人は多いはず。これから始まる梅雨の時期などは、部屋干しをする機会も多く、生乾きのニオイが気になるということも多いですが、実は洗濯した洋服がニオう原因は、他の部分に潜んでいる可能性もあるのです。

せっかくおしゃれにキメた服なら、ニオイにも気を配りたいもの。そこで今回は、服の嫌なニオイの原因やそのニオイの対策方法を紹介します。

洋服のニオイの原因は?

一言でニオイといえど、その原因は様々です。今回はその原因を大きく3つに分けて紹介します。

1:ニオイの強い粒子

まず、嫌なニオイの原因として挙げられるのが粒子。服に粒子がつくことで、服にその粒子のニオイが移ってしまうのです。とくにニオイの強いタバコやにんにく、焼肉などの粒子がついてしまうとそのニオイを取り除くのになかなか苦労します。服についてしまったニオイの粒子が鼻に入ることで「クサイ……」と感じてしまうのですね。

多くは洗濯することでそのニオイをとることができますが、喫煙者などの場合は慢性的に洋服にそのニオイの粒子がついてしまっていることになります。

2:細菌

洗濯後の生乾きのニオイなどの原因は、この細菌にあります。水分と、洋服に残った洗剤カスなどを養分に細菌が増殖することで、嫌な生臭いニオイを放ってしまうのです。

また、洗濯の後だけではなく、汗のニオイもこの細菌が原因になります。服に細菌が付着していると、汗の水分や皮脂を養分に増殖し、服の繊維の中に入り込むことで汗のニオイを出してしまいます。

3:洗濯槽の汚れ

洋服をキレイに洗濯してくれるはずの洗濯機が、ニオイの原因になってしまうことも!CaSyジャーナルでも何度もお伝えしていますが、「洗濯槽は意外に汚れている!」というような話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

洗剤カスや糸くずが洗濯槽に残り、水分を含むことによってカビが発生する原因になります。そのカビが洋服についてしまうことで洋服から嫌なニオイを発するのです。カビの発生を防ぐためにも、洗濯槽の掃除は定期的に行い、洗濯していない時は洗濯機のフタを開けておくのが効果的です。

ドライヤーで速攻ニオイ消し!

Tシャツなどのすぐに洗える洋服はいいですが、ニットやコートなど頻繁に洗えないものについたニオイはクリーニングや消臭スプレーを使用することが多いですよね。しかし、クリーニングに頻繁に出すのは面倒だし、消臭スプレーだけではなかなかニオイが取りきれないし……なんてことも多いもの。

そんな時に使えるのがドライヤーです。ドライヤーと、洋服が入る大きさのビニール袋を準備し、ビニール袋に5〜10箇所程度の穴を開けます。あとは袋の中に洋服を入れ、その中にドライヤーの風を送り込むだけ!この際、風量は最大の温風で、手で袋の口を閉じながら行いましょう。こうすると、温風によってニオイの粒子を洋服の繊維の外に追い出すことができます。焼肉などを食べに行った時に知っていると役立つ方法ですね。

ニオイの予防にはお茶の出がらしが使える!

お茶の出がらしには脱臭効果がありますので、よく乾燥させて、クローゼットなどに入れておくことで洋服のニオイを取ってくれます。あまり洗えないコートやニットのニオイを、ただ置いておくだけで取ってくれるのは嬉しいですね。

また、この方法は同じくなかなか洗うことができない靴などにも効果的!シュークローゼットの中に乾燥させたお茶の出がらしを入れておくことで、靴の消臭にも効果を発揮してくれます。

ニオイの原因を知って上手に対策しよう

根の深いニオイは、消臭スプレーだけでは取りきれないもの。しかも、ニオイのついた洋服は、着用している本人が一番気になってしまい、不快に感じることが多いですよね。

しかし、ニオイの原因と対処方法を知っていれば、クリーニングを待つことなくお気に入りの洋服を着たいタイミングで着ることができます。簡単にニオイをスッキリさせて、毎日のおしゃれを存分に楽しみましょう。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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