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“ヨーグルト×たまねぎ”で目指せペタ腹!栄養効果を高める「食べ合わせ」

  • 2019.5.13
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食事を取っている女性の画像

健康長寿の秘訣は健康効果抜群の「食べ合わせ」!

サケとブロッコリーの画像

3月26日放送の「この差って何ですか?」(TBS系)では、“健康長寿の秘訣”を特集。番組にはお茶の水健康長寿クリニックの白澤卓二先生が登場し、健康効果を期待できる“食べ合わせ”について解説してくれました。

はじめに紹介されたのは、“骨粗しょう症予防”に適した「梅干し×ワカメ」です。ワカメに含まれるカルシウムは、体に吸収されにくいという特徴が。全体の約30%しか体内に取り込めず、残りは体の外に排出されます。しかし梅干しの“クエン酸”と一緒に摂取すれば、カルシウムの吸収率がアップ。番組に登場した長寿の女性は梅干しとワカメを食べ続けて、今も丈夫な足腰を維持できているそうです。

2つ目の食べ合わせは、動脈硬化を防げる「サケ×ブロッコリー」。サケに含む“アスタキサンチン”という成分は、血液をドロドロにする“活性酸素”を撃退してくれます。さらにビタミンCが豊富なブロッコリーを食べると、アスタキサンチンの効果が持続。サケだけでも動脈硬化を予防できますが、より長い効果を得るためにはブロッコリーの摂取も忘れずに。

腸内環境改善、疲労回復… さまざまな健康メリットを期待できる“食材の組み合わせ”

豚肉の画像

続いて腸内環境を改善する食べ合わせ「ヨーグルト×たまねぎ」をピックアップ。ヨーグルトの“ビフィズス菌”は腸内環境を整えてくれますが、体内で菌の数を増やさないと効果を期待できません。増やすために有効な方法は、ビフィズス菌のエサに最適な“水溶性食物繊維”を摂取すること。たまねぎには水溶性食物繊維が豊富なので、ヨーグルトと一緒に食べれば腸内環境の改善につながりますよ。

最後に注目された食材が「豚肉」。疲労回復や免疫力アップの効果がある「ビタミンB1」が豊富で、“健康長寿”には欠かせない食材です。しかし豚肉の脂は吸収されると“過酸化脂質”に変化し、動脈硬化や細胞の老化を招くというデメリットも。豚肉の欠点を補ってくれる食材が、豊富なビタミンEを含む“さつまいも”。豚肉と一緒にビタミンEを摂れば、脂から過酸化脂質に変わるのを防いでくれます。豚肉の健康メリットだけを得られるので、さつまいもの摂取も欠かさないようにしましょう。

同番組の視聴者からは、健康効果が期待できるさまざまな食べ合わせに好評の声が続出。「普段なら絶対選ばないパターンを知れたからありがたい!」「ヨーグルトとたまねぎは意外だった。朝食の時に試してみようかな」「豚肉とさつまいもって組み合わせたことないけど、これはチャレンジするしかないね」といったコメントが寄せられています。

健康効果をアップさせる食事を体感したい人は、長寿に近づける“食べ合わせ”を取り入れてみては?

文/プリマ・ドンナ

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