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【GLAMなオトコ 】Vol.23 清原翔、映画『うちの執事が言うことには』の撮影の合間にKing & Prince・永瀬廉によるダンス指導!

  • 2019.5.10
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5月17日に公開となる映画『うちの執事が言うことには』で、映画初主演となるKing & Princeの永瀬廉ふんする御曹司の執事役を務める清原翔。2019年春だけでも、ドラマと同じ美容師王子役を演じた映画『PRINCE OF LEGEND』、初主演ドラマとなる『虫籠の錠前』や、NHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』ではヒロイン・なつが引き取られる柴田家の長男・照男役を演じるなど、話題作への出演作が続いています。

塩顔のクールな佇まいと、通称“きよたんスマイル”のギャップがたまらない! 今、旬な俳優として注目を浴びる清原翔。最新作『うちの執事が言うことには』で演じた執事役や撮影現場の様子について、今後演じてみたい役柄、そしてGLAM(魅力的・幸せ、キラキラしている)な瞬間について伺いました。

Q.本作で演じたのは、名門・烏丸家第27代当主である花穎に使える新執事・衣更月(きさらぎ)蒼馬という役どころ。執事を演じるうえで、苦労したこと、難しかったことなどはありますか?

所作や作法がしっかりした役なので、姿勢の悪い僕にとってまず大変だったのは「姿勢を正す」ことでした。さらに、衣更月は、感情をあまり表に出さないキャラクターなので、表情にどこまで感情を出すのかという塩梅については、監督とじっくり話し合いました。

Q.仏頂面という役どころでしたが、シュッとした美しい佇まいでした。

実は執事のルールで動きながら声を出したり、音を立ててはいけないのですが、演じている最中に変な間が生まれてしまうんです。その“間”をどのような演技で埋めるのか、その調整が大変でした。重たいティーポットを持ちながら、立ち続けるのもかなり大変でした。

Q.慣れた手つきに見えましたが……。

バイトでハンバーグの鉄板を運んだことはありますが、そのときも「自分には向いてない」と思いながらやっていました(笑)。今回は、手元がアップになるシーンも多く、手袋は滑りやすいし、貴重で高級な食器ばかりでしたので慎重に演じました。でももしかしたら高級な食器という設定だけだったかもしれませんが(笑)。高いモノだと思いながら、緊張感を持ちつつ演じました。

Q.他に、難しかった執事らしい演技はありますか?

実際に執事の方を指導している方に、いろいろと教えていただいたのですが、お茶の美味しい注ぎ方や、食器の音を立ててはいけないなど、細かいルールがたくさんありました。言葉遣いも大変でした。

Q.とくに言いにくいと感じたセリフを教えてください。

「お聞き届けくださらない」というセリフです。これだけでもとても言いづらいのですが、それが会話の中に入ってくるので、なかなかすんなりと言えなかったです。普段使わないセリフですし難しかったですね。

Q.言葉少ないイメージの役柄なのに、セリフは多い感じですよね。

そうなんです。御曹司の執事役なので、いろいろと助言をする立場でもあるので。

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Q.御曹司役の永瀬廉さんと一緒のシーンが多かったと思います。撮影現場の様子はいかがでしたか?

撮影の合間は和気藹々とした雰囲気でした。二人のシーンが多かったのですが、ちょうどKing & Princeのデビューのタイミングだったので、撮影の合間には「シンデレラガール」の振り付けを教えてもらいました。でも、全然覚えられなくて。エンドロールでちらっと映りますけど……。せっかくの直伝ですが、得意じゃないので踊りきれませんでした。

Q.劇中には美味しそうなスイーツや食事のシーンが出てきます。清原さんも実際に食べるシーンがありましたが、やはり御曹司オススメの食べ方が美味しかったですか?

パンケーキは2枚派でした(笑)。口の中にものをたくさん入れてしまうと、上手に話せなくなりますしね。ほとんど美味しそうに食べる花穎を見ている側でしたし、サーブの仕方や食材の説明をするほうに集中していました。

Q.印象的なシーン、注目してほしいシーンを選ぶとしたら?

ネクタイのシーンですね。作品的にも大事なシーンですし、演じるうえでもとても印象に残っています。あとは美味しそうに見えるお茶の注ぎ方にも注目してほしいです。かなり頑張りました。それと実は烏丸家のお屋敷の外観は、『PRINCE OF LEGEND』でも撮影した場所でしたので何か縁があるなと感じているので、そこも観ていただければ。

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Q.2018年10月から映画やドラマなど出演作が続いていますが、もともと役者に興味があったのでしょうか?

モデルを始めるまでは、「興味がある」という程度でした。でも、モデルから俳優に挑戦している先輩方をみていて「俳優という選択肢もあるな」という気持ちが徐々に芽生え、それが「演じるってどんな感じだろう」「やってみようかな」と変化していきました。最初は「自分にできるかな」と不安もありましたが、それよりも「やってみたい」という気持ちが徐々に強くなっていきました。

Q.前作では王子様、今作は執事、さらに朝ドラでも印象の違う役どころに挑戦していますが、今後演じてみたいのは?

狂気を感じる役をやってみたいです。映画『凶悪』を観たときに、「怖い」という強烈な印象が残りました。観た人にそう思わせる役にはとても興味があります。コメディ要素があるものも演じていて楽しかったので今は、いろいろなジャンルにチャレンジしていきたいです。

Q.『なつぞら』でもまた違った清原さんが観られそうですね。

とにかく子役の子たちがすごいんです。勝手に「(同じ役の幼少期を演じていた岡島遼太郎くんと)雰囲気が似ているかも」なんて思っています。ちゃんと引き継げたらと現在、絶賛撮影中です。

Q.では、最後の質問です。清原さんがGLAM(魅力的、キラキラしている、幸せ)と感じる瞬間はどんなときですか?

友達と会っているときです。一緒にお酒を飲んだり、ライブに行ったり「これがあればいい」と思う瞬間です。一人のときだと、湯船にお湯をはってしっかり浸かる。たまにしかやらないのですが、好きな匂いに包まれながら、音楽を聴く。たまにだからこそ感じる特別感がいいなと。音楽は僕のGLAMな瞬間に欠かせないものかもしれません。YouTubeなどで新しいミュージシャンを偶然見つける、そんな瞬間も好きです。曲が気に入ったら歌詞をチェックします。内容が理解できないと好きになれないんです。しっとり歌っていても感情がこもっている音楽が好きですね。

【プロフィール】
清原翔/1993年生まれ。神奈川県出身。身長185cm。2013年に『MEN’S NON-NO』(集英社)の専属モデルとなる。2016年にドラマ『レンタルの恋』で俳優デビュー。「ゼクシィ」や「日経電子版」のCMでも注目を集める。2018年10月クールでは、ドラマ『深夜のダメ恋図鑑』と『PRINCE OF LEGEND』に掛け持ちで出演。さらに月9ドラマ『SUITS/スーツ』や『忘却のサチコ』にはゲスト出演し話題に。2019年は劇場版『PRINCE OF LEGEND』に出演、WOWOWドラマ『虫籠の錠前』では初主演を果たす。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』以降も、映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)と出演作が続く。


『うちの執事が言うことには』
5月17日(金)より全国ロードショー
原作:高里椎奈『うちの執事が言うことには』(角川文庫刊)
監督:久万真路
出演:永瀬廉(King & Prince)、清原翔、神宮寺勇太(King & Prince)ほか
配給:東映
©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会
公式サイト


Photographer/ Masakazu Sugino Writer/ Shinobu Tanaka

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