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市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ

  • 2019.5.7
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中華料理、フランス料理と並んで、世界三大料理といわれるトルコ料理。意外とどんな料理か思い浮かばない人も多いのでは? 中東、ヨーロッパ、アジアと、たくさんの文化の影響を受け、多様な魅力をもつ料理へと発展。辛くないので、日本人の口にも合いやすいのだとか。そんなトルコ料理を気軽に楽しめる店が、ビジネス街や閑静な住宅街が広がる市ヶ谷にありました。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
ビジネス街にあるトルコ料理店
市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
ことりっぷ

市ヶ谷駅から徒歩4分。靖国通りをしばらく歩いたら、路地を南へ。
オフィスビルが立ち並ぶ落ち着いたビジネス街に「ボスボラス ハサン」はあります。赤いトルコ国旗と店先の鮮やかなトルコのタイルが目印です。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
ゆったりとテーブルとイスが配され、片側はクッションもあるソファ席

店内に入ると、店先と同じトルコタイルが店内を彩り、異国情緒たっぷりでありながら可愛らしい雰囲気。
ひと際たくさんタイルが使われたカウンターと、その奥の飾り棚が目を引きます。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
壁にもトルコのお皿や額に入れられたタイルが飾られています

オスマントルコのイスラム建築の柄が施されたタイルはもちろん、天井からぶら下がったランプも、トルコから取り寄せたもの。
エキゾチックな美しさに、思わずじっと見入ってしまいます。

父親から引き継いだ店を夫婦で切り盛り

トルコ料理といっても、どんな料理か思い浮かばない人も多いはず。
有名なのは屋台などでよく見かける「ケバブ」ですが、トルコ発祥のヨーグルトを使った料理など、バリエーション豊かな料理があります。

ここ市ヶ谷のビジネス街にある店は、1993年に新宿に1号店を開業した老舗トルコ料理店「ボスボラス ハサン」の2号店にあたります。

1987年にトルコから来日した父親のハサン・ウナルさんが、5年後に独立。新宿で気軽に入れるトルコ料理店を開業しました。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
リサさんとシベルさん

現在、ハサンさんは引退し、もともとあった新宿の1号店も閉店。市ヶ谷の2号店を娘のリザさんとご主人のシベルさんが引き継いでいます。

「料理のメニューも味もすべて、創業以来父が守り続け、たくさんの人に愛されてきた、本場のトルコ料理の味とまったく変わりません」とリザさん。
周囲で働くビジネスパーソンをはじめ、連日たくさんの人で賑わう人気店なのも納得です。

長年日本で培ってきた、老舗のトルコ料理店の味
市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
「マントゥのランチセット」(1080円)。スープ、サラダ、パン、チャイが付きます

バリエーション豊かなトルコ料理。
何を食べればいいのか悩むところですが、より気軽に楽しむならまずはランチがおすすめです。

なかでも、トルコ風水餃子は、女性にも男性にも人気の料理です。
餃子といえば中国を思い浮かべますが、実はトルコでも「マントゥ」と呼ばれ家庭料理として親しまれています。

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ディナーでももちろん食べられます。「マントゥ」(単品1100円)

広いトルコ、地域によって少しずつ味付けなどが異なりますが、最後にヨーグルトソースをかけて食べるのが特徴です。

トマトソースとマントゥのうまみ、ヨーグルトの酸味が調和して、クセになる美味しさです。

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「キュチュックメゼ」(1450円)と「ヤークーツ」(ボトル3300円)

ディナーに訪れるなら、まず試してみたいのが「メゼ」と呼ばれる前菜です。
スペインのタパスにも似ていると言われ、ワインなどのお酒と一緒に楽しむのが一般的。

一口にメゼと言ってもいろいろありますが、さまざまな食材をペースト状にしたものは定番中の定番。パンに塗って食べます。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
「キュチュックメゼ」をメインにしたランチセットもあります

この店の「キュチュックメゼ」は、5種類のメゼを少量ずつ盛りつけたもの。
なかでも代表的なひよこ豆のペースト「フムス」や、ナスのペースト「パトゥルジャン サラタス」、ピリ辛の野菜ペースト「アジル エズメ」など、パンに組み合わせて塗って味の変化を楽しむのもいいですね。

メゼを食べるなら、お供となるワインの存在もお忘れなく。
「ボスボラス ハサン」では、豊富なトルコワインをはじめ、トルコ特有の地酒「ラク」や、珍しいトルコビールまで取り揃えています。

メゼに合わせるオススメのワインをシベルさんに伺うと、「ヤーツーク(YAKUT)です。トルコ語でルビーの意味もつ赤ワインで、豊かな香りとコクがメゼにもよく合います」。
実はトルコは紀元前からワインを作ってきた、歴史あるワイン生産国なのだとか。

市ヶ谷「ボスボラス ハサン」で世界三大料理・トルコ料理の魅惑の世界へ
「カザンディビ」(650円)。本場トルコではごく細かくした鶏肉が入っていることも

最後の締めはもちろんデザート。
定番のトルコアイスもありますが、せっかくのトルコ料理店。今まで食べたことのない味を試してみましょう。
日本では見慣れない「カザンディビ」は、トルコ風のもちもちプリン。
「カザンディビ」とは「(焦げた)鍋の底」という意味で、片面のカラメルをカリカリに焦がしているのが特徴です。
主な材料は牛乳とコーンスターチ。これらを鍋でグツグツ煮込んだ末に生まれる、日本にはないもちもちの食感が面白いスイーツです。

世界三大料理の1つでありながら、意外と知らないトルコ料理の世界。ここにはきっと、食べたことのない料理がたくさんあるはず。
ビジネス街に隠れた名店「ボスボラス ハサン」で、未知なる美味しさを探してみませんか?

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