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アシュタンガ初心者の疑問にお答え|クラスやウェア&マット選びのコツは?練習中のNG行為は?

  • 2019.5.7
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Cover image by photo by Kenji Yamada

Q1.マイソールクラスってどんなもの?

A.各自のレベルやペースに応じて指導を受けられる練習スタイル

「アシュタンガの伝統的な練習法で、決められたシークエンス(ポーズの順番)を自分のペースで行います。早朝から始まるクラスでは各自のタイミングで練習をスタートし、それぞれに合った個人的な指導を受けられるのが最大の特徴です」(ケン先生)
「上級者向けと思われがちですが、レベルは関係ありません。むしろ初心者にとっては先生からの教えを直接受けられるため、安全かつ確実にポーズを覚える方法としてもおすすめで」(芥川先生)

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初心者のうちは先生から与えられたポーズまでを繰り返し練習し、クリアできたら次のポーズへと進みます(写真は表参道IYC)/photo by Kenji Yamada

Q2.クラスや先生の選び方は?

A.自分のレベルや体調を考慮できるとベスト

「初めてなら初級や基本、ハーフプライマリーシリーズなどのクラスがおすすめ。継続するならマイソールクラスが最適です」(ケン先生)
「自分に合った指導者の元で練習することは、アシュタンガの実践においてとても大切なこと。特に女性は、毎月の周期でゆらぎやすい体に理解のある先生だとベストです」(芥川先生)

Q3.体力がなくても、若くなくてもできる?

A.できます! 自分の目的を見定めて日々の練習と生活とのバランスを

「始める年齢、体の硬さなどは関係ありません。若い人ほどストイックになりがちな傾向にありますが、どこまで修行的なものを求めるか、あるいは健康維持レベルで満足するかはその人しだい。日々の生活と練習とのバランスを、自分なりに見きわめるのも必要です」(ケン先生)

Q4.ウェアやマットは何を選べばいい?

A.ダイナミックな動きと汗に対応できるものを

「ウェアは汗を吸収し、動きをさまたげないタイトなものを。ポーズによってはボトムスの丈も影響しますが、練習するうちに自分の好みも見えてきます。マットは軽くて薄いとズレやすいので、持ち運びより厚さやグリップ力を重視。置きマットをする人も多いです」(芥川先生)

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インナーブラ&パッド付きで安心。タンクトップ¥11,389、ショートパンツ¥11,760/ともにイージーヨガ(イージーヨガジャパン☎03-3461-6355)photo by Kenji Yamada
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パンツのサイドは通気性のいいメッシュ素材。ブラトップ¥7,000、パンツ¥12,000/ともにマンドゥカ(プラヴィダ☎03-6821-3503)photo by Kenji Yamada
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厚手でグリップ力のある素材が基本。汗を吸収するタオルマットを重ねても。〈右から〉ナチュラルラバーヨガマット¥8,300/スリア(スリア銀座店☎03-6226-5200)、プロライトヨガマット(5㎜)¥14,000、eQuaマットタオル(L)¥5,500/ともにマンドゥカ photo by Kenji Yamada

Q5.ヴィンヤサとはなんですか?

A.呼吸と連動したアーサナの動きとポーズの間をつなげる一連の動作

「アシュタンガの"ヴィンヤサ"は呼吸と動きを同調させること、さらに各ポーズの間をつなぐ動きのことを意味します。アーサナの動き一つひとつには規則的な呼吸が決められ、呼吸にフォーカスして動きが先導される練習を行うことで、瞑想的な感覚が深まるでしょう。またポーズの間をつなぐヴィンヤサのうち、サマスティティヒ(山のポーズ/直立姿勢)から太陽礼拝Aを行い、左右の間にもはさむのがフルヴィンヤサ。これに対して、現在ではポーズごとにチャトランガダンダーサナ~アドームカシュヴァーナーサナから次のポーズに入る省略形が行われています。こうした一連のフロー(流れ)が体内に熱を生み出し、心身を浄化へと導くのです」(ケン先生)

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ヴィンヤサのジャンプスルー&ジャンプバック。両手を通って足の位置を変え、呼吸に合わせて無駄なくスムーズな動きに。photo by Kenji Yamada
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photo by Kenji Yamada
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photo by Kenji Yamada

Q6.新月と満月のムーンデーがお休みなのはなぜ?

A.地球上のエネルギーが月の引力で変化するため

「潮の満ち引きに現れるように、新月や満月では月の引力が大きく変化し、不安定なエネルギーが私たちの体にも影響すると考えられています。ただ私の師との経験上、ハードすぎる練習でなければ、それほど神経質に構える必要はないでしょう」(ケン先生)

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photo by Kenji Yamada

Q7.汗をかいた後、シャワーはすぐ浴びてもいい?

A.浴びるなら練習から30分後~がベスト

「伝統的なヨガの教えでは、練習後の汗をすり込むように乾かすと栄養が再吸収され、体がより軽く&強くなるとされています。ただし、まだ体に不純物がたまっていると逆に悪影響となるため、初心者の間は練習後、汗をすぐにふき取りましょう。練習を続けて浄化が進んだら汗はすぐふかず、シャワーも30分後以降にします。ただし朝の練習後、仕事へ行くなど環境的に難しい場合も多いので、少し間をおいて清潔にふくだけでも十分です」(ケン先生)

Q8.練習の途中で水を飲んでOK?
A.基本的にはNGです!練習後も時間を置いて

「基本はNGですが、我慢して気分が悪くなるようなら多少はOK。それ以外は練習前に少し飲んで、お手洗いを済ませておくといいでしょう」(ケン先生)
「体内にエネルギーがめぐる練習後は20分程度あけて水分補給を」(芥川先生)

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photo by Kenji Yamada

Q9.おうちアシュタンガでベストな室温は?

A.寒すぎず暑すぎずの常温がGOODです

「練習すると汗は自然に出るので、無理に室温を上げる必要はありません。夏は窓の開閉のみで冷房は使わず、冬の極寒時は暖房を付けると良いでしょう」(ケン先生)

Q10.生理中の練習はお休みすべき?

A.2~3日目まではお休みするのが基本

「どうしても休みたくない場合があるかもしれませんが、必ず自分の体調と相談を。練習する場合も負担がかかる逆転のポーズは避けましょう」(芥川先生)

教えてくれたのは…

ケン・ハラクマ先生
インターナショナルヨガセンター(IYC)&アシュタンガヨガジャパン主宰。日本ヨガ界の第一人者として国内外で精力的に指導&普及活動を行う。『ヨガ・マーラ』(産調出版)ほか監修書、著書やDVDも多数。

芥川舞子先生
ヨガティーチャー、モデル。少人数メンバーシップ制で行う、HRIDAYA YOGA SCHOOL主宰。19歳でヨガと出会い、ヨガ指導者に。メディアへの出演のほか、大型ヨガイベントやセミナーのメイン講師としても活躍。

Photos by Kenji Yamada
Illustrations by Nana Suzuki
Edit&text by Nobuko Okamoto
yoga Journal日本版Vol.54掲載

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