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34kgのダイエットに成功! そして、7年間リバウンドなしの秘訣とは?

  • 2019.5.7
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Women's Health

34kgのダイエットに成功し、7年間リバウンドなしのジェス・ドゥークスが、その秘訣について語ってくれた。この内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。

私が太り始めたのは、大学卒業と同時にフルタイムの仕事に就き、1日9時間座りっぱなしの生活を始めてから。デスクの引き出しにスナックを隠し、通勤途中でドーナツとコーヒーを買い、毎日外でランチを食べて、ジムの代わりにハッピーアワーへ。

正直なところ、私は食べることに夢中だった。ハッピーアワーを終え、帰宅してからも一晩中食べていた。そのため、大学卒業から2年もたたないうちに、体重が34kg以上増えてしまった。階段を上がるだけで息が切れ、疲労とむくみも慢性化。自分の見た目が恥ずかしかったし、自分の体が嫌だった。

でも、とあるリストが私の目を覚ますことになる。

2012年9月、仕事の一環で、『Your Best Year Yet/こころのリミットをはずせば!』の著者、ジニー・S・ディツラーの講演を聞く機会に恵まれた。彼女の指示に従い私たちは、“今年に入ってから自分が成し遂げたこととガッカリしたこと” を10個ずつ書き出し、テーブル内で共有し合った。

私のテーブルでは、23歳の私自身が断トツで最年少。ところが、みんなのガッカリを合計しても、私ひとりのガッカリの方が多い(しかも私のガッカリは4つだけ)。これには、かなりの屈辱を感じた。それに、周りの女性は出産したり、マラソン大会に出場したり、賞を獲得したり、昇進したりしているのに、私は何も成し遂げていない。

その晩、自分のリストを見詰めていると、ガッカリの大半が、自分の体重か自信の欠如によるものであることに気付いた。その瞬間、「これは今の自分に満足するか、今の自分を変えるかの2つに1つしかない」と思った。

その翌日、私はダイエットを開始。その日にできることを1つずつ、ヘルシーな食事やワークアウトを1回ずつ、でも着実に続けていった。

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最初のうちは、ジムのトレーナーがくれたアドバイスに従い、月曜日から金曜日はダイエットをして、土曜日と日曜日は好きな物を食べるようにしていた。週末に自分を甘やかすというアイデア自体は好きだったけれど、「食べたいとき(週末を含む)に好きなだけ食べるのをやめる」という私の目標を考えれば逆効果。

そこで私は、小さな変化を毎日1つずつ起こすことにしてみた。コーヒーのクリームをスキムミルクに替えたり、お弁当を買う代わりに自分で作ったり、成分表を頻繁にチェックしたり、加工食品を減らしたり、自然食品を増やしたり、分量(実際に量ってみないと分からない)に注意したり……。

全てを一度に変えるのは大変そう。でも、この方法は効果的だったので、ヘルシーな生活が送れるようになるまで、アンヘルシーな習慣を1つずつ変えていくことにした。今の私の1日の食卓は、こんな感じ。

朝食:卵2個と、さつまいもチップス(エアフライヤーによる自家製)1/2カップ昼食:巨大なサラダ! ホウレン草2~3カップ、グリルチキン3/4カップ、野菜(ニンジンやトマトなど)1/2カップ、アボカド1/2個、フレンチドレッシング大さじ2杯をミックススナック:ヴィーガンカフェラテとバナナ1本夕食:いつもタンパク源+野菜+複合糖質のコンビネーション。牛肉のフランクステーキ(110g)に、ブロッコリー1カップとベイクドさつまいも1/2カップを添えるのが好きデザート:紅茶

食生活を変えると同時にエクササイズも始めたけれど、体への負担は大きかった。

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そこで私は、「休憩は何度取ってもいいけれど、やめるのだけは絶対にダメ」という自分だけの決まりを作った。最初のうちはジムに通っていたけれど、最終的には自宅ワークアウト派に(人目を気にしなくていいから)。

筋力と持久力を集中して鍛えるために、ウエイトリフティングを始め、毎日自分を少しずつ追い込んだ。「これ以上は上げられないと思うなら、少なくともトライしてからやめなさい」と自分に言い聞かせているうちに分かったのは、体よりも頭の方がずっと早く諦めようとすること。いざ自分を追い込むと、1回どころか何度も上げられたから。

体重を23kg減らしたところで夫と出会い、2人の子どもが生まれた。

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そして現在、3人目を妊娠中。妊娠中も、医師の指導を受けながらワークアウトとミールプランを継続した。でも、ワークアウトは妊婦向けの内容に切り替えた(腹筋エクササイズを減らし、心拍数に注意した)。

ヘルシーに食べるのは諦めなかったけれど、(ここでも医師の助言に従って)3カ月ごとに摂取カロリーを増やした。でも、正直言って、ダイエット後の妊娠はつらい。ある程度は体重を増やさなければならないけれど、それを理由に好きな物を好きなだけ食べることは許されないと、何度も自分に言い聞かせないと、いとも簡単に脱線する。

母親になることで、セルフケアの重要性を身に染みて感じた。家族全員が健康かつ幸せでいるためには、私自身が健康かつ幸せでなければならない。これが理由で私は誰より早く起き、自分の時間を作る(+ワークアウトする)ようにしている。

 

ダイエットを開始して7年。ほぼ3度の出産を経験しつつも、私は体重を34kg減らし、リバウンドを防いできた。

今では、月に一度のブートキャンプとネット上のフィットネスグループを通して、他の女性が健康でフィットな自分を手に入れる手助けもしている。

私からの最大のアドバイスは、その気になるまでダイエットを先延ばしにしないこと。今日そこからスタートして、1日、また1日と続けていけばいい。これは一生続く旅。その場しのぎのダイエットをするのではなく、ライフスタイルを永遠に変えないとヘルシーな自分は手に入らないから。

※この記事は、ジェス・ドゥークスが記者のエミリー・シファーに語った内容をベースにしており、当初『アメリカ版ウィメンズヘルス』に掲載されました。※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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