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過去に例を見ないとんでもない親、だったかもしれない。~長女の中学受験奮闘記3~【もりりんパパと怪獣姉妹 第5話】

  • 2019.5.6
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さて、前回の記事後半で塾の先生から聞いた衝撃の言葉、”塾に通う必要はありませんよ”。




その言葉から今後の活路をある程度想定することは出来ました。



…が、まだまだ分からない点は沢山あります。




せっかく色々と教えてくれているので、この際徹底的に聞いてしまいましょう。



事前の調べで分かってはいましたが、長女の受験する中学校には筆記の適性検査の他にもあと2つ受けなければならない項目がありました。



それは、作文と面接です。




まずは作文。



・例題に対して問いが2つあります。
・自分の体験談を交えて指定された文字数で必ず答えます。
・文章の組み立てよりも誤字脱字に気を付け、文字数を守り自分の中の人間性が読む人にきちんと伝わるように配慮します。



…結構難しいですね。
特に文字数と誤字脱字は絶対的に守らないといけない項目だと言っていました。
(※うちの学校の場合です。)




そして面接。



【面接】
・事前に提出する願書の中から中心に出題されます。
・何故本校を選んだのか、理由を明確に答えます。
・極力ポジティブに。面接官にこちらの将来像を伝えると共に、その将来像が志望校の理念と合致するようにきちんと整理して答えます。



…。



…むむむ。




…参りましたねこれは。



面接に関しては自宅ではちょっと厳しいです。
僕も受けたことはありますが、あの独特の緊張感を自宅で再現するのは僕には不可能です(-"-;
絶対に僕も長女も笑っちゃう。



だが、しかし…!!





名案、それとも迷案?



とにかく…
ここが一番のタイミングと思い、先生に全てを話します。
こちらの事情を包み隠さず、全て。




何をどう切り詰めても通常の授業までの出費は我が家には無理。



しかし、塾側もこの夏休みと冬休みの短期集中コースから通常コースに繋げていきたいのが現実。
ここで両者引かずの攻防戦を繰り広げてしまいましたけどね。



どうにもならない物はどうにもならんのです。




最終的に主任の先生も来て3人で話をしましたが、僕の無理難題な提案に折れてくれました。



…流石に誓約書までは書きませんでしたけどね(笑)



しかし、ここまで無理難題に付き合ってくれたこと。
加えて今後の自宅学習のヒントまでも教えてくれたので、これ以降の模擬や説明会は全てこちらの塾で受けようとは心に誓っていました。



ありがとう、塾の先生。



という訳で、適性検査に加えて作文は自宅学習で。
面接は冬期の短期講習で練習することに。




しかし…



この自宅学習が想像を超えるものとなりました。
そして、我が家は崩壊の危機を迎えるのです。



つづく。

(もりりんパパ)

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