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『自ら学ぶ』が可能に。子どもの辞書引きは最強のアクティブラーニング!

  • 2019.4.29
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語彙力や読解力はすべての科目において学力のベースになると言われています。お子さんの教育に関心の高いパパ・ママは、それは当然とばかりに絵本の読み聞かせをしてあげていることでしょう。

絵本の読み聞かせが様々な面でプラス効果があることはよく知られていますが、さらにもうひとつステップアップして、辞書を見せてあげるというのはいかがでしょうか?今回は、近ごろ話題になっている、子どもの辞書引きの効果についてご紹介します。

言葉の意味が気になるなら……辞書引きを積極的に!

小学生になると国語の学習が始まりますが、授業で辞書を使うのは小学校3年生から。「じゃあ、購入するのはその時でいいかしら」と思いがちですが、もっと早くても大丈夫!低学年の子どもたちは、持ち前の好奇心を発揮して知らない言葉に興味を持ち、どんどん吸収していきます。本格的な『学び』がスタートして、知識を得る喜びを感じやすい時期こそ、辞書を与える絶好のチャンスです。

学校や生活の中で知った言葉を辞書で引いて「本当に載ってるんだ」と実感。これだけでも、子どもにとっては新鮮な驚きです。学ぶ意欲がますます高まることでしょう。

ただ、興味関心や発育には個人差があるので、身近にいる親御さんがお子さんの様子を見ながら機会をうかがってくださいね。

自分で調べて意味を知り、自ら学ぶ楽しさを

一方的に先生の説明を聞いて教科書を読み、覚えていくという従来型の学習が大きく変わり、2020年には新たな学習指導要領が全面実施されます。

これからの社会が、どんなに変化して予測困難な時代になっても、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。(文部科学省HPより)

新学習指導要領に込められた思いにある通り、『自ら学ぶ』姿勢が重視されます。

興味をひかれた言葉の意味を自分で調べて、意味を知り、得た言葉を使って表現していくことは、まさに話題の『アクティブラーニング』そのもの。辞書引きは、最先端の学びの方法といえるのです。自ら進んで学び、新しい知識を得るという体験は、とても大切。『生きる力』を育む土台になります。

辞書引き学習ってなに?

中部大学 現代教育学部 深谷圭助教授が開発した『辞書引き学習』が話題になっています。”好奇心を刺激し、知識の泉の水をスポンジのように吸い取る事を手助けする”として、小学校1年生から始めるのが最適だと推奨する学習方法です。

方法は、次の通り簡単に始められます。

1.準備をする

低学年でも読めるように、ルビ付きでフォントが大きく、図入りの辞書を準備しましょう。ケースや帯がついていますが、それは外していつでも手に取れる状態にすることがポイントです。長方形の付箋も用意。

2.やり方を知る

付箋の上の方に数字を記入します。子どもが知っている言葉や好きな言葉など、自由に言葉を調べたら付箋にその言葉を書いて、辞書のページに貼り付けていきます。

3.褒める

調べたことに対して、めいっぱい褒めてあげましょう。褒められることで、子どものやる気がさらにアップします。内容について、質問したり見てあげたりすることで、親子のコミュニケーションも活発になります。

付箋が増えていくので、自分の学習量が目に見えるのがいいところ。「これだけ自分で調べたんだ」と学びへの自信を深めていけます。

語彙力がアップすることは言うまでもありませんし、辞書で調べることにより自分だけでも答えを見つけ出すことができるので『自己解決力』も身に付くとか。楽しみながら学ぶことができる学習方法ですね。

辞書以外にも広げられる

言葉にそれほど興味を抱かないというお子さんなら、昆虫や恐竜図鑑でもOK。興味のある分野について自ら追求して知っていく。これこそが一番大事なことです。

わが家でも小4の息子が以前取り組んでいましたが、今度は来年小学生になる娘にもぜひ勧めたいと思います。

photo/PIXTA

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