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これじゃリラックスできない!トイレのニオイをなくす掃除法&予防法

  • 2019.4.29
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トイレのドアを開けた瞬間に漂う、嫌なニオイ……。しばらくトイレのお掃除をサボってしまった、なんて時に感じたことがある人も多いのではないでしょうか?

芳香剤を置いても、その爽やかな香りもつかの間。他の香りでごまかすだけでは、すぐにニオイが出てきてしまいます。そこで今回は、トイレに漂うくさいニオイの原因とその掃除方法について紹介します。

トイレのニオイの原因は何?

ニオイを取り去りたいのであれば、まずはそのニオイの原因を知ることが大切です。トイレに漂うくさいニオイの原因は、尿にあります。尿の飛び散りで、尿石がこびりつき、それをバクテリアが分解することでガスが発生し、トイレ内に嫌なニオイを生じさせるのです。これがいわゆる『アンモニア臭』というもの。

また、便器のお掃除はいつも行なっていても、壁や床は時々しか掃除しないという場合、その部分に飛び散った尿の掃除がおろそかになり、ニオイの原因になります。案外、普段のお掃除で見落としが多い部分にも尿の汚れは溜まりやすいものなのです。

場所別!くさいニオイに効く掃除方法は?

それでは、お家のトイレは実際にどのようにお掃除をすればいいのでしょうか?今回は、尿の汚れが溜まりやすい部分を中心に紹介します。

1: トイレの壁や床

トイレの壁や床は、とくに尿が飛び散りやすい場所です。壁のクロス、床のクッションフロアなど便器とは材質が違うため、どのようにお掃除したらいいかわからない!という人もいるかもしれませんが、そんなに手をかける必要はありません。いつものお掃除の際に、トイレ用のウェットシートで拭くだけでも十分効果あり。

一週間に一度などと頻度を決めるのではなく、トイレ掃除の際はササッと壁や床も拭き掃除するようにしましょう。

2: 便座の裏

便座の裏も尿が飛び散りやすく、尿石ができやすい部分と言えます。しかし、普段、便座を上げる機会のない女性はとくに見落としがちな部分でもあるのです。

通常、便座の裏もトイレ用洗剤やブラシで掃除していきますが、一度こびりついてしまった尿石は普通のトイレ用洗剤ではなかなか落ちづらくなっています。そこで使用したいのが、酸性のトイレ用洗剤。酸性洗剤をトイレットペーパーに染み込ませて、汚れている部分に貼って15分ほどおき、歯ブラシなどでこすり取ります。

もしそれでも落ちづらい場合は、何度か繰り返して行うといいでしょう。酸性洗剤は、便器の尿石汚れにも有効なので、同じ方法を使って週に一度ほど掃除するといいですね。

3: 便器と床の境目

便器と床の境目の溝も、尿の汚れが溜まりやすい場所。しかしながら床掃除と一緒にウェットシートで掃除しようとしても、細かい部分であるがゆえになかなかうまく汚れを落とすことができません。

そんな時は、トイレ用洗剤を少量使って不要な歯ブラシなどでこすって掃除します。床の材質によっては変色や割れの原因になるため、強い酸性の洗剤は使用しないようにしましょう。

ニオイの予防には消臭スプレーも効果的!

アンモニアのくさいニオイを予防するには、常日頃から消臭スプレーを使用するのも効果的です。どうしても尿の飛び散りが気になる床などにスプレーしたくなりますが、アンモニアは空気より軽く、天井付近に蓄積しやすいため、天井やその近くの壁面にも吹きかけておきましょう。

普段から掃除方法とニオイの予防をしておけば、芳香剤いらずのトイレになるかも?

換気扇のチェックも怠らず!

そもそも換気扇にホコリが溜まっていて、ニオイの排出がうまくいっていない可能性も!いくら掃除しても、なんだかニオイが残る……なんて時は、換気扇周りのチェックもしておきましょう。

「普段はなかなか手を出しづらいのよね……」そんな床や壁の掃除も普段からササっと行うことで、トイレのくさいニオイは予防できます。毎日使う場所だからこそ、嫌な気持ちを感じずに過ごせる場所にしたいですね。

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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