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枕の寿命は3年!? スリープマスターに聞く、寝具の正しいお手入れQ&A

  • 2019.4.25
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Women's Health

忙しい毎日を送っていると、寝具のお手入れまで手が回らないということもあるのでは? 毎日使うものだからいつも清潔にして、気持ちよく眠りたいもの。そのためにも知っておきたいのが、枕やマットレスのお手入れ方法や買い替えの目安。今回は、西川・スリープマスター 杉原桃菜さんに正しい寝具ケアについて教えてもらった。

快適に寝るための道具が寝具。そのアイテムは掛け布団、敷き布団、まくら、毛布、カバーなどさまざま。寝具のお手入れをしないと「衛生面や汚れはもちろん、素材がへたりやすくなり、耐久性が落ちることがあります。そうすると、体を適切に支えられなくなり、疲れが取れなくなってしまうということも」と杉原さん。

寝具の正しい干し方や洗濯の方法をマスターすれば、今よりも快適に眠ることができるはず。ここからは、寝具をより長く清潔な状態に保つための正しいお手入れ方法をご紹介。

寝具のお手入れの頻度は?

「寝具によって、お手入れの頻度やポイントは変わります。素材によっても変わるので一概には言えませんが、一般的にはマットレスの場合、週に1回程度は湿気を逃すメンテナンスが必要です。掛け布団は1週間~月1回程度。特に掛け布団は素材によってお手入れ方法が変わります。綿は、吸湿性はありますが放湿性が乏しいので、週に1回の程度の天日干しが必要です。動物性の素材である羽毛布団は、月1、2回程度の陰干しで十分です。枕は、本体を陰干しし、カバーをこまめに洗濯してください」

商品によって異なるお手入れ方法は「取り扱い絵表示」や「注意書き」をしっかりチェックして。

干し方のポイントと時間帯は?
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Women's Health

羽毛布団は、「直射日光に長時間当てると生地が傷んでしまう可能性があるので、カバーをつけたまま、干すことをおすすめしています。干す時間帯は、一番湿気の少ない10時~15がベストです。朝早い時間や夕方は空気中の湿気が多いため、その時間帯は避けましょう。片面1時間ずつ、トータルで2時間~3時間程度干してください」

室内で干す時のポイントは?

「室内で干す時には、日当たりのいいところが良いと思う方も多いと思いますが、ポイントは風通しのいいところで乾かすことです。湿気を逃がすことが寝具のケアの重要な点。マットレスの場合は裏面に湿気がたまりやすいので、しっかりと壁に立てかけて湿気を取ります。掛け布団もイスなどに広げて風通しをよくしてください。また、マットレスの下に敷く除湿シートを合わせて使用すると日々のお手入れが楽です。除湿機やサーキュレーター、布団乾燥機なども利用して上手にメンテナンスしましょう」

寝具の交換する頻度は?
枕 約3年
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Women's Health

「頭の重さは、体重の約10%と言われており、枕には常に睡眠時に負荷かかっているので、素材がへたり、首を適切に頭を支えられなくなってきます。皮脂や汗などによって、枕は特に汚れやすいので、こまめに買い替えることをおすすめしています」

マットレス 約3〜5年

「マットレスの場合、腰からお尻にかけて体重の約半分の荷重がかかるので、腰の部分が一番へたりやすい部分です。マットレスの腰の部分にへこみを感じたら、取り替えるタイミングです」

掛け布団 約5年

「羽毛布団は、中の羽毛がちぎれてしまったり、ボリュームに片寄りができてます。特に襟元の部分が傷みやすいので、羽毛が片寄ってないか確かめてください。羽毛に片寄りがでてきたら、買い替える準備をしましょう」

身体がだるいと感じている人は、コンディションを整えるためにも、布団ケアを始めてみては? 次回は、意外とやりがちな布団ケアのNGをご紹介。

お話を伺ったのは…西川・スリープマスター 杉原 桃菜(すぎはら ももな)さん

杉原様
Women's Health

西川・日本睡眠科学研究所認定のスリープマスター。社内では主に販売員教育などを担当しているほか、自ら眠りのアドバイザーとして全国で眠りのメカニズムに関するセミナーや、寝具選びのコンサルティング、快適な睡眠環境づくりのアドバイスを行う。テレビ・ラジオ・雑誌などでも幅広く活躍。確かな知識と情熱で、プロのアスリートからの信頼も厚い。

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