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8時間100種類“建設現場”の音が紡がれる新卒向けWeb動画が100万回視聴突破!

  • 2019.4.24
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やりたいことなんて、簡単に見つからない
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【写真を見る】工事現場にて集音中の様子 1/3

先日公開された、戸田建設の2020年新卒向けのWeb動画「Building Symphony (建築篇)」が100万回視聴を突破した。就職活動がうまくいかずに悩む大学生に扮する人気女優・岡本夏美が、説明会の帰り道にたまたま建設現場を通りがかると、そこから聞こえてきた作業音がまるで自分を応援する音楽のように感じ、さらにそこで懸命に働く人たちの姿を目にすることで勇気をもらうというストーリーだ。

戸田建設の広報によると「今年は昨年と比べれば大きな差は感じないが、5年~10年程のトレンドで捉えればエントリーする学生の絶対数は減ってきている気がする。ただ、近年は女性の志望者が増えているので、全体としては大きな減少とまでは言えないと思います」とのことで、まさに岡本夏美がエントリーする学生のリアルを表しているようだ。

説明会の帰り道にたまたま通りがかった建設現場
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作業音がまるで自分を応援する音楽のように感じ勇気をもらう
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動画内の音楽は、SONYの「Water Rock」や、飛行機にまつわる音だけでSTAR WARSのテーマ曲を作ったANAの「STAR WARS DAY」などを手がける音楽監督の清川進也氏が担当。

清川進也氏
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今回も、実際に建設作業中の都内の戸田建設工事現場にて、ドリルでの掘削音や鉄パイプのカット音などを収録し、その音から「Building Symphony(建築篇)」でメインミュージックである「アイーダ」と「スケーターズ・ワルツ」の制作を行ったとのこと。

【写真を見る】工事現場にて集音中の様子 1/3
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工事現場とクラシックミュージック、一見相容れない組み合わせだが、戸田建設が今回清川氏を起用し、このような音楽を制作した狙いとしては、「さまざまな楽器の音を一つに紡ぐオーケストラの指揮者。その姿は、一流の技術を一つにまとめあげ”ものづくり”を行う弊社の現場監督に重なります。本動画、そして清川氏の音楽を通して、戸田建設の仕事に少しでも興味を持っていただくためのきっかけを作るため」とのこと。すでに開始された今年の就活生からは「評判もすこぶる良くて、当社の採用活動に大きく貢献してくれている印象」とのこと。

そんな動画の作成に携わった清川氏に、インタビューを行った。

――清川さんは、熊本の山岳地帯で集めた水の音だけでパッヘルベルのカノンを再構築したSONYの「Water Rock」や、飛行機にまつわる音だけでSTAR WARSのテーマ曲を作ったANAの「STAR WARS DAY」などを作られてきましたが、工事現場や作業音などでの音楽制作は初めてだったのでしょうか。

工事現場にて集音中の様子 2/3
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工事現場にて集音中の様子 3/3
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清川進也氏(以下、清川):そうですね。何度かチャレンジしたことはありましたが、実際に形になったのは今回が初めてです。過去、土木フィールドや、大工フィールドにおいては環境音を集めたことはあったのですが、今回はその時よりも、音が豊富でした。屋外、屋内、屋上、地下、鉄筋を叩いている音、掘削音、本当にバラエティに富んだ音との出会いがあり、楽しかったです。

――そんななか、清川さん自身でとくに特徴的だと感じた音や、印象に残った音などがあれば教えてください。

清川:土地の音、というんでしょうか。他の場所ではなかなか聞くことのなかった、大きな地鳴りのような、スケール感のとても大きい音が印象的でした。

――集めるフィールドによっては、収録時間が長期間にわたるということを他のインタビューで見たのですが、今回はどのくらいだったのでしょうか。

清川:先ほども言いましたが、今回は音が豊富だったので、収録に苦労するということはさほどありませんでした。全部で8時間くらいでしょうか。おそらく、100種類くらいの音を、聞こえてくる順にどんどん収録していきました。

――実際に完成された「Building Symphony」ですが、これまでの作品と比較していかがですか?

清川:大都会のなかで作られている建築の音だけあって、街の躍動を感じられる音作りができたと思います。また、作業員の方々の特徴的な所作もなんとなく音で感じてもらえるような音作りを目指して作っています。

――就活生が、この清川さんの音楽を聴いて、どういう思いを持ってもらえるとうれしいですか?また、どのように聴いてもらいたいですか?

清川:就職活動って、不安と希望が混じる、人生のイベントだと思うんですが、限られた時間のなかでのプレッシャーって大きいと思うんです。でも、もちろん聞き手によって捉え方がちがってもらって全然いいのですが、頑張ろう、とか、自分のいまやっていることは間違いじゃないんだな、っていう気付きになってもらえるとうれしいです。一番こだわったのは、躍動感をどう感じてもらうか。なので、その躍動感のある音を感じてもらえればうれしいです。

2020年新卒採用は、先日3月1日より解禁。就職活動を通して、十人十色さまざまな物語、そしてその物語を彩る音楽が紡がれることだろう。(東京ウォーカー(全国版)・大原絵理香)

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