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【ロンドン】カクテルの概念を覆す、鬼才のバーが新登場!

  • 2019.4.21
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ロンドンは多彩なカクテルが楽しめる街。既製品には頼らずに、自ら素材の原料から手がけて個性あふれる味を作り出すバーテンダーたちが、いまのカクテルシーンをリードしている。

そのひとりがライアン・チェティヤワーダナ(通称ミスター・ライアン)。彼が手がけるバー「ダンデライアン」は、昨年末にワールド・ベストバー50で見事1位を獲得。しかしその名誉ある受賞からたった半年で閉店(!)し、同じロケーションに、まったく異なる新しいコンセプトのバー「ライアネス」をオープンした。

「インフィネイト・バナナ」にジン、ラム、トーストしたココナッツなどを合わせ、トロピカルに仕上げた「ダブル・ペインキラー」13.50ポンド

ベースとなる酒で分類する従来の方法とは異なり、メニューを分けるのは、カクテルの核となるオリジナル素材7種だ。たとえば実や皮から抽出した濃厚なエッセンスで、これまで多く使われていた人工的なバナナの味とは一線を画す「インフィネイト・バナナ」。ウイスキーメーカー「コンパス・ボックス・ウィスキーズ」とコラボで生み出した「オールド・ファッション・ウィスキー」。ラズベリーの品種や成分を分析して味と香りを際立たせた「ウルトラ・ラズベリー」……ユニークなラインナップは、かつてエディンバラ大学で生物学と哲学を学んだミスター・ライアンならでは。これらを使って作られた21種類のカクテルが堪能できる。いままで体験したことのない、未知の味の世界に誘ってくれるはずだ。

木曜から日曜の午後だけ楽しめる、カクテルとペアリングしたアフタヌーンティーも人気。世界中の同業者たちがいまもっとも注目するここで、至福のひとときを堪能したい。

「プレリュード」は、スモークやシトラスなどのアクセントを加えたパイナップルに、ウォッカをプラスしたドライでクリーンな味が魅力。13.50ポンド

バーが位置するのは、トム・ディクソンがインテリアを手がけたデザインホテル「シー・コンテイナーズ・ロンドン」内。テムズ川を望むロケーションもよい。

LyanessライアネスSea Containers London, 20 Upper Ground, London SE1 9PDTel:+44 (0)203-747-1063営)16時〜翌1時(月〜水)12時〜翌2時(木〜土)12時〜翌0時30分(日)無休https://lyaness.com

※1ポンド=約148円(2019年4月現在)

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