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3兄弟の卒乳エピソードに共通点…男子3人を完母で育ててわかったこと【笑いあり涙あり 男子3人育児 第39話】

  • 2019.4.18
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ウーマンエキサイトをご覧の皆さん、こんにちは。tomekkoです。

授乳、それは母子を物理的に、また精神的にも繋げている大切な関わり。
だからこそ卒乳、断乳って、ものすごく苦労するイメージがありました。いや実際、高熱が出たり何日も共に泣き明かす夜があったり…と本当に大変な思いをされている方も多いと思います。

普段の連載では、読んでくださっただれかの役に立つ情報になるように…と考えているつもりです。
が、今回に限ってはワタシの体験談は正直、なんの役にも立たないかもしれません…。
ただこんなパターンもあるよ、というちょっぴり寂しいお話です。


ありがたいことに、ワタシの母乳は需要と供給のバランスが合っていたようで、だいたい子どもの離乳食が進み、上の歯が出てくる8~10ヶ月くらいの間に急激に作られる量が減ってきます。
現在三男はまだ下の歯だけなんですが、おっぱいも既に役目は終えた自覚があるようです。

そのためなのか…我が家は上2人については自分から勝手に卒乳していったというか…見放されたというか…



母乳は1歳になるまでは飲ませたいと思っていたワタシ。
でもその頃すでに寝かしつけ時にしか飲んでいなかった長男。なんと1歳直前(正月生まれ)の大晦日にあっさり授乳無しで寝られてしまい、ワタシは除夜の鐘で魔法が解けたシンデレラ状態。
つまり…みるみるうちにしぼむ乳。食べた分だけ肉がつく腹と肌荒れ…

ホルモンバランスってすごいですね! 1日1回でも授乳していると体調や肌質も全然違いました。

そして、第一子だったこともあり、卒乳は日を決めてちゃんとお別れをしたい…という熱量もあったのですが…

アタシの方が、重かったみたい…(笑涙)

翌日以降も長男がおっぱいを求めてくることはなく、毎食のご飯を美味しそうに食べていました。
自分が嬉しそうに吸い付いていた母乳の存在なんてきれいさっぱり忘れられ、あっけなさすぎてだいぶ落ち込んだのを覚えています。


だから次男には今度こそ1歳まであげて、ちゃんとお別れしよう!と決意を新たにしたのですが…



生まれたてからすごい吸引力でゴッキュゴッキュ飲んでいた次男。ワタシが次から次へと高カロリーおやつを食べまくっても追いつけないほどの勢いで母の体から栄養分を吸い取っていたためか…

あっという間に母乳は底をつき(?)やっぱり8ヶ月の頃には、一応待てば出るんだけどすぐには出ない…なんなら2、3分は待ってもらわないとツーンとしてこない、という状態になり、食いしん坊次男はイライラ。
吸っても出てこないおっぱいをバシバシ叩いたり大泣きしたりされ、ワタシも焦るものの焦ってもどうにかなるわけではなく。

食べることに興味もポテンシャルも高かった次男は、あっという間に母乳を欲しがらなくなり、当たり前のように一人前の食事をとるようになっていきました(笑涙)


そしてそして今。三男は11ヶ月です。
次男とは裏腹に細身で全然体重も増えないんですが、これまた食に対する意欲がすごい!



痩せの大食い状態で、一体この小さい体のどこに入っていくのかと思うほどの量を食べます。

はい、またしても母乳量は激減し、日中欲しがることもありません。



こうやってもうすぐ、三男もあっさりと食事に連れられて卒乳していくことでしょう。

3人完母で育ててわかったこと。

少なくともうちの子たちに関しては、ワタシのおっぱい…本当に『THE☆食料』としか認識されていない…!!!!!

よく母乳は精神安定剤にもなっているというじゃないですか。
食事が普通に食べられるようになっても、ママとのスキンシップタイムとして飲んでいるとか。

もちろんそんな方の断乳話を聞くと本当に大変そうで、こんなこと言ったら不謹慎かも…って分かってます!

でもやっぱり…ちょっと羨ましい。その相思相愛な様子、憧れてしまう。

こき使われて疲れ果て役目を終えたのに我が家の男子は誰も労ってくれないワタシのおっぱいさん、せめてリスペクトしてほしい…

ということで、最近小学生もいる我が家でよく繰り広げられる「う◯こ」「ち◯こ」系下品な言葉ラインナップの中に「おっぱい」を含めようもんなら欠かさずカミナリ落としております。

それが功を奏したのか?先日長男が同級生男子と遊んでいていつも通りふざけ始め、お友達が「おっぱい」と言った瞬間、長男が間髪入れずに

「あ、おっぱいの悪口は言っちゃダメ!」

と制していました(笑)

キョトンとしているお友達に、

「だって僕たちはおっぱいやミルクが無かったらこんなに大きくなれてないでしょ、だから…」

と母の完コピで説明している姿がちょっぴり微笑ましくもありつつ、恩着せがましく言いすぎたことを反省した母なのでした。

(tomekko)

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