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彼女に対し「俺に合わせなくていいのに…」と思うこと

  • 2019.4.17
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いわゆる「重たい彼女」は、彼に「なんでもかんでも合わせるから重たい」というより、彼にすがるように彼に恋しているから、精神的に重たいのです。

今回は「重たい彼女」の話ではなく、ごく普通のカップルにおいて、彼が「俺に合わせてくれなくてもいいのに」と思っていることについて、一緒に見ていきたいと思います。

「重たい彼女」のように精神的に彼にすがるような感じはありませんが、遠慮をしてしまうあなたを彼氏は心配しているかもしれません。

喫茶店デート 女性

無理に趣味に付き合う

これは定番ネタかもしれないですね。たとえば、彼が釣り好きなら、彼女もいっしょに釣りについていき、やがて彼女も釣りが好きになれればとても素敵です。

しかし彼氏彼女といえど、そこは別の人格です。彼女の方がイマイチ釣りを好きになれない、なんてこともありますよね。

釣りが好きじゃなくても、「釣りをする彼氏のフォローをするのが好きだから、彼と一緒に釣りに行く」というのは、きっと彼も感謝しているはずなんです。彼女のそういう気持ちって、彼にちゃんと伝わるから。

でも、無理に(無理にというのは、じつはイヤイヤ、という意味です)ついていくとなると……彼は「俺は俺で釣りを楽しむから、君は君の好きなことをしてくれよ。俺に合わせてくれなくて全然OK。無理に合わせてもらっても、余り嬉しくない」と思うのです。

LINEの返信のペース

彼のLINEの返信が遅いからといって、彼女が彼のペースに合わせなくてもいいんです。

はやく返信したら、返事をせかしていると思われて「彼に嫌われるかな?」とか、そんな心配する必要がありません。

お互いがお互いのペースで返信すればいいんです。どうしても急ぎの用事があるのなら、電話すればいいんです。

無理にお酒に付き合ってくれること

彼女があまりお酒を飲まない人で、彼はお酒が好き、というカップルの場合、彼女が眠い目をこすりながら彼が飲み終わるのをいつまでも待っている…なんてこと、ありますよね?

それ、別に彼に合わせなくても怒りませんよ。むしろ酒飲みの彼は「いつまでも飲んでいたい」けど、おうちに帰って2人でイチャイチャして彼女が寝たあとで、ひとりで飲んでも彼はそれでいいんです。

というか酒飲みって、酔っぱらってくると、ひとりで酒を飲もうと誰かと一緒に飲もうと、全部同じなんですね。彼に合わせなくても全然OKなんです。

無理に休日を合わせてくれること

無理にでも休日を合わせないと、どうしてもデートする日がない、というカップルは……仕方ないですよね、無理して予定を合わせるか、さもなくば転職するかしかないでしょう。

お互いに土日休みのカップルの場合、たとえばあなたが土曜日にネイルと美容院の予定を入れると、彼はひとりぼっちになり、当然デートできなくなりますね。

でもそれでいいんです。男は大丈夫なんです。土曜日がダメなら日曜がある。いや、それ以前に、土曜日に美容院が終わってから、夜うちに来てくれたらそれでいい。こんなふうに考えるのが、常識のある男です。

「俺をひとりにしないで!寂しくて死にそう!」なんてことを言う彼が好きなのであれば「どうぞご自由に」ですが、甘ったれの彼氏にいい加減飽きてきたというのであれば、「別れ時」です。

おわりに

基本的に、どんなにお互い合わない部分があっても、カップルは仲睦まじく付き合い続けられるものだと思います。

「合わせる」ことが大切なのではなく、お互いに相手を思いやることが「お付き合い」の中で最も大切なことだからです。お互いに相手を思いやっていれば、ケンカした時でも相手の立場になって、考えることができます。

仕事中にふと彼のことを思うとか、帰り支度をしている時にふと彼のことを思うとか。彼もおなじように、事あるごとに彼女のことを思い浮かべていたら、不思議なことに、二人で予定が合うのです。

「今、帰り支度をしているのだけど、もし時間があったら飲んで帰らない?」と、あなたが何気なく彼に送ったLINEに、彼から「俺もおなじことを思ってた!」と、返信が来るのです。

こういうのって、なかなか素敵なことだと思いませんか?

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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