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PMSで鬱に!? 月経前症候群に苦しむ妻をいたわる接し方

  • 2015.3.18
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【パパからのご相談】

30代、結婚3年目(子なし)の会社員です。妻が月の3分の1は体調が悪いと横になっています。家事やパートにも支障が出るため、婦人科に受診させました。 月経前症候群とのことでした。生理はどんな女性でも起こることですよね。女性なら仕方のないことだし、我慢するのが普通じゃないんですか?

●A. 月経前症候群は、体にも心にも症状が出ます。いたわることが必要です。

ご相談ありがとうございます。フリーライターの桜井涼です。

奥様が体調を崩されているとのこと。相談者様にとって心配ですよね。この月経前症候群は、生理が関係してくるもので、ホルモンの異常が原因ではないかと言われている病気です。男性にはわかりにくいとは思いますが、本当につらい症状が出ます。奥様の体調が悪いなら、いたわってあげることが必要です。

そして、月経前症候群について詳しい知識を知っておきましょう。

●PMSとは?

PMSは、“PreMenstrual Syndrome”のことで月経前症候群(月経前緊張症)のことを言います。はっきりとした原因は特定されていませんが、ホルモンの異常ではないかと考えられている病気です。

日本産婦人科学会ではこう定義されています。

『月経開始の3~10日位前から始まる精神的、身体的症状で月経開始とともに減退ないし消失するもの』

また、15~45歳の女性の半数以上がPMSを抱えていると言われています。症状には、むくみ・頭痛・腰痛・乳房の緊満感・腹部の膨満感などの身体的症状と、食欲不振・めまい・情緒不安定・不安感・睡眠障害・抑うつなどの精神的症状が挙げられます。

●無理をさせると、悪化させることになります

女性特有の病気であるため、男性には理解しづらいというのが正直なところだと思います。だからといって、「女性だから仕方ない」や、「生理が関係していることは我慢すればいい」というような考え方は良くないのではないでしょうか。

PMSは、症状がひどくなると“うつ病”を発症してしまう場合があります。相談者様の発言が奥様を突き放してしまうことになる可能性もあるのです。女性のうつは、家族やパートナーのサポートがあることで発症率が5倍ほど変わってくるとも言われています。奥様がつらいと感じているときほど、手助けをしたりねぎらってあげることが大切ですし、症状を悪化させないことにもつながります。

●いたわりの心が一番必要です!

体調の悪いときに家事をすること自体、本当にしんどくて症状の悪化を感じられます。奥様が横になっておられることから、心身的にかなりおつらいのでしょう。そんなときは、家事を強要するような発言などはしないようにすることが大切です。

奥様は、家事も仕事も、「やらなくてはいけない」ことは重々承知していますし、動けるなら相談者様の迷惑にならないようにしたいと考えていることでしょう。しかし、どうしてもできないから休んでいるのです。そのようなときは、ねぎらいの言葉や家事を手助けするなど、いたわる心で接してあげることが本当に必要です。

精神的な症状が出ているときは、心ない言葉が胸に突き刺さります。そうすれば、奥様を追い込んでしまうことになるのです。夫婦なのですから、いたわる心で接してあげてください。

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私も母もPMSを持っています。父は相談者様と同じような考えの持ち主で、口調がかなりきつく、「生理の痛みくらい我慢しろ!」という人でした。今は理解を持ってきてはいますが……。

本当につらくて精神的に不安定になることも多々ありました。しかし、主人と結婚してねぎらいの言葉をかけてもらうようになってからは、症状が少しずつではありますが、良くなってきているように感じます。やはり、パートナーの優しさは絶対的に必要なものだと感じております。

夫婦円満になる秘訣にもなる“いたわりの心”は、体調の悪いときこそ男性の力の見せ所だと思うのです。奥様に優しく接してあげましょう。「外で仕事をしてきているのに、冗談じゃない!」と思われるかもしれませんが、相談者様にも奥様にも大切なことです。

奥様の体調が早く良くなることを願っています。

【参考リンク】

・月経前症候群 | 日本産婦人科学会

●ライター/桜井涼(フリーライター)

新潟県佐渡島出身。親が転勤族だったため、幼少期より引越し・転校を多数経験しました。母親が病弱だったこともあり、「地球が滅亡しても生きていける!」と呼ばれている父の元、家事からサバイバルまでを様々経験してきました(そのワザが震災時に大活躍!)。4人兄弟の長として奮闘してきましたが、現在は、2児の母をしています。妊娠中と出産のハプニングを乗り越え、今はフリーライターとして活動中です!