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100均グッズを徹底比較!プロが教える「本当に使える」収納ボックス

  • 2019.4.14
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こまごました日用品や本、雑貨などを収納するのに便利な紙製の収納ボックス。とくに100円ショップのものは、数を揃えやすくて便利ですよね。

最近は各100円ショップでも、シンプルでおしゃれなデザインのものがサイズも豊富に展開されています。

そこで今回は、整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんに、おすすめの100均で手に入る紙製収納ボックスを教えてもらいました。

1:100均紙製収納ボックスの定番!セリアの「プレンティボックス」

まず1つ目はセリアの『プレンティボックス』シリーズです。

こちらは紙製収納ボックスの中でも最も早い時期から人気になっていた、定番中の定番ともいえるシリーズです。

サイズ展開は、フタつきボックスのほうがB4、A4、コミック、CDの4種類、A4ファイルボックスのほうが縦、横の2種類と、合計で6タイプの展開となっています。

A4タイプは『無印良品』のバインダーがぴったり入る高さなので、書類や雑誌などの収納に向いています。新生活時期に整理した書類や子供の作品などを入れるのにもちょうど良さそうなサイズ。

ただし、100均のボックスの場合は若干強度が弱い面もあるため、重いものを入れすぎると底が抜けやすいので注意が必要です。

B4サイズは、薄手のニットなら横に2つ並べて収納することもできるサイズ感でした。これも衣替えの時期に季節外の服を収納するのに使えそうですね。

A4サイズよりも高さがなく平べったい形になっているため、ベッド下などのスペースに並べて置いても便利です。

ちなみに小さい2サイズのコミックとCDは、高さ・奥行が全く同じで、違うのは幅だけです。

コミックサイズはその名の通り漫画本などが入るサイズのほか、新書サイズの本も入りました。CDサイズは、CDが縦横どちらでも入れられるサイズ感です。

ですが、コミックサイズと幅だけの違いになるので、CDをとくに多くお持ちのお宅でなければ、コミックサイズで十分かもしれません。

なお、高さはB4サイズと同じなので、並べて使ってもスッキリ揃えて見せることが可能なサイズ展開になっています。

2:デザインがオシャレで可愛い!ダイソーの「ストレージボックス」

続いては、ダイソーの『ストレージボックス』シリーズです。

サイズ展開は、フタ付きボックスがA4、シューズ、コミックの3種類、ファイルボックスがノーマル、ワイドの2種類の計5サイズとなっています。

セリアと同様にモノトーン系のシンプルなデザインですが、より可愛いデザインで女性好みかもしれません。

また、プレンティボックスシリーズはカラーが1種類ですが、ダイソーのボックスはグレーとライトブルーの2色展開です(※上の写真では『ファイルボックスノーマルタイプ』のみライトブルーになっています)。

やはりグレーが人気のようで、店頭ではグレーだけが一部品切れしていることが多いです。

では、ダイソーとセリアで似ている形状のものをサイズ比較してみたいと思います。

まずはA4サイズから。こちらはお互いA4サイズいう名称だけあって、あまりサイズ感は変わりません。

セリアの方が少し高さがあり、ダイソーの方が少し横幅があるといった違いになります。

続いてはB4サイズとの比較ですが、こちらはダイソーではシューズサイズになります。

高さはほぼ同じくらいですが、横幅、奥行はセリアの方がだいぶ大きいですね。たくさん収納したい!という方はセリアの方が収納力はありそうです。

ただ、セリアの方は持ち手がないため、奥のほうに収納した場合には若干取り出しづらいかもしれません。

そして最後はコミックサイズです。

こちらも商品名は同じコミックサイズなのですが、セリアの方が少し高さがあります。

どちらも通常のコミックサイズは問題なく入るので、こちらはお使いになる方の好みによるかと思います。

3:実はこれも使える!ワッツの「ストレージボックス」

そして、最後にご紹介するのはワッツの『ストレージボックス』です。

100円ショップ・ワッツは他にも同系列でミーツやシルクといった店舗名でも出店しているため、そちらでも同じ商品が並んでいることが多いです。

こちらのシリーズは、ボックスタイプがおもちゃ、A4、B4、コミック、シューズの5種類展開で、ファイルボックスタイプはありません。

A4、B4、コミックサイズはセリアと類似の形状で、若干のサイズ差があるくらいですが、大きな違いは一番大きいサイズのおもちゃタイプがあることと、フタが本体と一体化したシューズタイプがあることです。

おもちゃタイプはカラーボックスの1マスにぴったりはまるサイズで、こちらのみフタがない構造になっています。

手持ちのプラレールのレールや駅のおもちゃを入れてみたところ、かなりたくさん入りなかなか良かったです。また、持ち手で持った感じも意外と軽く驚きました。

紙製なので長期間使うとさすがに傷みは出てきそうですが、お子さんが小さいうちだけ、と割り切って使う分にはなかなか良さそうです。

続いて、もう1つの変わった形状であるシューズタイプについてです。

他のフタ付きボックスはフタが離れる構造になっていますが、このタイプだけはフタが一体型です。よく靴をお店で買った時についてくるボックスと同じような構造ですね。

パッケージには「約26cmのサイズまでのシューズが収納できる」と書いてあったため、実際に26cmのシューズを入れてみたところ確かにほぼピッタリくらいのサイズ感でした。

27cmくらいまでは靴の厚みによっては入りそうな気もしましたが、あまり足が大きい男性の靴には向かないかもしれません。

でも、これが下駄箱にズラッと並んでいるととてもオシャレに見えるため、女性モノの季節外の靴を入れて並べてみると良いと思います。

フタ付きのボックスは収納庫やクローゼット上段などに積み上げて使うことができるので、使用頻度が低いものなどを整理して収納するのにとても便利なアイテムです。

ゴチャつきがちな収納を整理したい方は、100円ショップの収納ボックスを上手に活用して工夫してみてくださいね。

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