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「瀬戸内国際芸術祭2019」現代アートの聖地・直島や豊島などで、新作アート&見所を紹介

  • 2019.4.13
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「瀬戸内国際芸術祭2019」現代アートの聖地・直島や豊島などで、新作アート&見所を紹介

「瀬戸内国際芸術祭2019」が、香川の直島をはじめとする瀬戸内海の島で、2019年4月26日(金)から11月4日(月)まで開催される。

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© Satoshi Asakawa

「瀬戸内国際芸術祭」瀬戸内の島々で開催

「瀬戸内国際芸術祭」は、“海の復権”をテーマに掲げ、3年に1回瀬戸内エリアで行われる国際的な芸術の祭典。豊かな資源を持ち、盛んに交流が行われた瀬戸内海が近代以降、高齢化・人口減少などによって活力を低下させたことを受け、瀬戸内海が活力のある“希望の海”となることを目指して2010年にスタート。2019年の開催で、4回目となる。

イベント会場となるのは、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島といった瀬戸内海に浮かぶ島の数々。香川・高松港や宇野港周辺にもパブリックアートなどが設置されており、エリア全体でアートな雰囲気を盛り上げる。

各島の新作アートや見所を紹介

直島 - 地中美術館や草間彌生の「かぼちゃ」

美術館やアート関連施設が集まり、現代アートの聖地として注目を集める直島では、建築家・安藤忠雄が手掛けた「地中美術館」をはじめ、「李禹煥美術館」、「ベネッセハウスミュージアム」、直島銭湯「I♥湯」といったアート関連施設を展開。

「地中美術館」では、クロード・モネが手掛けた最晩年の「睡蓮」シリーズ5点を自然光のみで鑑賞する空間や、ジェームズ・タレルの光を使ったアート作品を楽しむことができる。

直島・宮浦港緑地にそびえる草間彌生の「赤かぼちゃ」や、藤本壮介の「直島パヴィリオン」、安藤忠雄が約130本の桜の木を植樹した「桜の迷宮」といった、直島そのものの雰囲気を生かした作品にも注目したい。

また、5月には「直島建築ツアー」が行われ、通常見ることのできない施設を特別公開。夏会期には、越智良江が直島及び近隣から公募で集まった小学生を率いて行う新作パフォーマンス「僕らが生まれる7日間の舟歌(バルカロール)」が行われる。

豊島 - 豊島美術館やボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」

豊島では、「豊島美術館」、横尾忠則がアートやコンセプトを手掛けた「豊島横尾館」、クリスチャン・ ボルタンスキー「心臓音のアーカイブ」といった独特の世界観を堪能できるアートスポットを展開。また、周囲の海で魚を捕り、調理し、食べ、またその⽣ごみが堆肥となり果樹を育てるという島の循環のシステムを可視化した垣内光司の「Circulation・Landscape」や、遊具にとらわれない自由な遊びを促す、井筒耕平/会田大也の「コロガル公園in豊島」が今回より新たに登場する。

女木島 - レアンドロ・エルリッヒの洗濯機アートなど、名画座上映会も

女木島では、「『島の中の小さなお店』プロジェクト」を展開。島に住む人にとって便利で、外から来る人にとって特色あるスポットとなるような、個性的な「小さなお店」の作品が登場する。レアンドロ・エルリッヒの「ランドリー」では、洗濯物が回転している映像を流した洗濯機を一面に置き、もう一方の面に本物の洗濯機と乾燥機を設置。同じ空間に虚構と現実を混在させ、見る者を惑わせる大胆な発想の作品だ。

2019年4月30日(火)には、「ISLAND THEATRE MEGI 『女木島名画座』」で名画の上映会を開催。映画鑑賞・島内作品のナイトプログラム鑑賞・上映作品にまつわるディナーを楽しみ、チャーター船で高松に帰ってくるツアー型上映会となっている。

小豆島 - オリーブを題材にした作品

小豆島には、島の名産であるオリーブを題材にした作品が登場。オリーブの葉を王冠の形に仕立て、円の中から海を臨めるチェ・ジョンファの彫刻「太陽の贈り物」や、オリーブ畑の中に佇む、ヘアスタイルをリーゼントにキメた清水久和の立体作品 「オリーブのリー ゼント」など、その土地ならではの雰囲気を生かした作品となっている。小豆島に伝わる「オリーブの歌」からインスピレーションを得た、ワン・ウェンチーの新作「小豆島の恋」 にも注目したい。

大島 - クリスティアン・バスティアンスの映像×パフォーマンス作品

大島では、オランダ人アーティストのクリスティアン・ バスティアンスが映像インスタレーションとライブパフォーマンスを組み合わせた「大切な貨物」を展開。瀬戸内の離島・大島に何十年も隔離されてきたハンセン病患者たちの実話から着想を得た作品で、大島の休校中の小学校体育館で鑑賞することができる。パフォーマンスは、サンポートホール高松・第1小ホールにて11月1日(金)、11月2日(土)に行われる。

その他、小豆島や犬島、高松港、宇野港にも新作を含むアート作品が目白押し。春会期のみ開催の沙弥島でも、ユニークな作品やインスタレーションが展開されるのでお見逃しなく。各島を繋ぐフェリーも運航されているので、うまく利用しながら瀬戸内エリアならではの、ローカルながらグローバルなアート体験を楽しみたい。

詳細

瀬戸内国際芸術祭2019
会期:2019年4月26日(金)~11月4日(月)
春 4月26日(金)~5月26日(日)/夏 7月19日(金)~8月25日(日)/秋 9月28日(土)~11月4日(月)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺
作品鑑賞パスポート:
〈3シーズンパスポート〉一般 4,800円、16~18歳 3,000円、15歳以下 鑑賞無料(一部作品、施設を除く)
〈会期限定パスポート〉(春用・夏用・秋用)一般 4,000円、16?18歳 2,500円、15歳以下 鑑賞無料(一部作品、施設を除く)
※2019年4月25日(木)まで前売券を発売。3シーズンパスポートの前売券は特別価格で一般 3,800円。1シーズンパスポートは前売価格なし。16~18歳は当日現地販売のみ(要身分証)。
パスポート販売方法:瀬戸内国際芸術祭公式ウェブサイト、コンビニエンスストアほか各種プレイガイドで販売。

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