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意外と知らない?お風呂場の天井を掃除する時に注意すべきこと

  • 2019.4.13
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毎日のお掃除の中でも、定番の場所になっているがお風呂場の掃除ではないでしょうか。CaSyジャーナルでもお風呂掃除の方法については再三触れていますが、今回はお風呂場はお風呂場でも天井のお掃除の仕方。

日常のお掃除で天井をキレイにすることはまずありませんよね。でも、石鹸カスが飛び散っていたり、湯気が立ち上ってカビが生えていたり……実はお風呂場の天井はとっても汚れている箇所。にも関わらず、そのお掃除にはコツと注意が必要なのです。

そこで、今回はお風呂場の天井を掃除するときの注意点を5つご紹介します。

【1】シャワーで流すべからず

天井を掃除しようとして、いきなりシャワーをかけて流そうとしていませんか?あるいは、スプレー洗剤を塗りつけてすぐにシャワーで流そうとしたり……。

ちょっと待って!それでは天井はキレイになりません。

天井にカビ汚れが付いている場合、もしくはカビ汚れを予防したい場合、シャワーで流すだけではカビやカビの栄養となる汚れが残ってしまいます。さらに洗剤を塗っていたとしたら、洗剤を含んだ水がポタポタとずっと垂れてくるという事態に。これは危険ですよね。洗剤を使う、使わないに関わらず天井を流した水はカビも含んでいますので、目や口や鼻に入ったら危険な液体です。準備をせずに天井をシャワーで流すことはやめましょう。

【2】守るべきは“あなた”です

お風呂場の天井に限りませんが、頭上のものを掃除する場合に一番配慮しなくてはいけないのは、お掃除をしているあなた自身です。洗剤や汚れが降りかかってこないよう、なるべく体を防護してからお掃除にあたってください。

とくに、浴室の天井に洗剤を塗布する時は注意が必要です。目は水中ゴーグルをして守り、髪の毛はタオルで覆って守りましょう。手にはゴム手袋、口はマスクをお忘れなく。体に洗剤が降りかからないように、十分に気をつけましょう。

【3】柄の長いモップやワイパーを使う

 

天井のお掃除に使用するのは、柄の長いモップを。モップがない方は、クイックルワイパーなどの柄が長い掃除用具を使いましょう。天井に楽に届きますし、洗剤から離れて扱うことができるので、洗剤やカビからあなたを守ることができます。

実際の掃除方法はこちら。

洗剤は、カビキラーなどの塩素系漂白剤を使用します。洗剤をモップやワイパーに塗りつけてから、天井の四方八方に伸ばし、全体に行きわたるように広げます。強くこするのではなく、あくまで洗剤を伸ばすイメージでやってください。この段階で強くこすっても、洗剤が浸透していないので効果は期待できません。また、この時に洗剤を天井に直接吹き付けたり、スプレーすることは絶対にやめましょう。跳ね返った洗剤が体についたり目に入ったりするのを防ぐためです。

【4】換気は必須!

浴室内で洗剤を使う時に気をつけたいのが、換気。当然でしょ!と思う方もいると思いますが、マンションやアパート住まいだと、窓がない浴室は意外に多いもの。その場合は意識して換気をしないと、すぐに湿気がこもってしまいます。とくにお風呂場の掃除の時は強い洗剤を使うこともあるので、普段よりも余計に換気を意識しましょう。

まず、浴室換気の機能がある場合は、必ず作動させてください。その上で、脱衣所に窓があれば、その窓を開けましょう。お風呂場近くに窓がなければ、一番近い窓を開けておき、その窓につづくドアを開放して、空気の通り道を作ってください。

【5】天井は時間をおいてから流そう

【1】で洗剤を塗布してすぐにシャワーで洗い流すのはNGと言いましたが、洗剤を塗り込んでしばらく時間をおけばOKです。目安としては、3時間以上。洗剤を塗り込んでしばらく放置したら、天井をシャワーでしっかり洗い流しましょう。洗剤が浸透して、カビや汚れがキレイに落ちるはずです。

ただし、この時も体に水が降りかからないように十分注意してくださいね。水中ゴーグルやタオル、マスクなどでの防護をお忘れなく!


いかがでしたか?今回は、お風呂場の天井にフィーチャーして、お掃除の注意点をご紹介しました。

天井は毎日お掃除する必要はありませんが、数ヶ月に一度、もしくは年末の大掃除などできちんとキレイにしたいもの。その際は、これらの注意点に十分気をつけて、ピカピカの天井を手に入れてくださいね!

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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