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付き合ってるけど、ときめかない…「馴れ合い」のメカニズムを徹底解明

  • 2019.4.10
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2週連続で放送されるスペシャルドラマ『離婚なふたり』(テレ朝系)は、現代の夫婦像を的確に描いていると話題です。

ホームドラマの名手で大人気の脚本家、野田隆介(リリー・フランキーさん)はある日、23年連れ添った妻の今日子(小林聡美さん)から、離婚を切り出されてしまいます。

どうしたらいいかわからず頭を抱える隆介。一方、今日子は、理由がないのに離婚したい自分に困惑していて…。

■馴れ合いって結局、何?

好きな相手にいろいろと尽くしたい。そう思って、甲斐甲斐しく彼の世話を焼く女性は多いですよね。

尽くすタイプをかわいいと思う男性も、少なくありません。しかし、このような「尽くすタイプ」の女性は、実は「馴れ合い」に陥りやすいのです。

「馴れ合い」って何でしょう。一般的には、暗黙のうちに意思疎通ができる状態を表しますが、恋愛においては“ときめき”がなく、情だけでつながった関係を指すことが多いのです。

では、どうしてそのような状態になってしまうのでしょうか。

■馴れ合いに至る3つの段階

何かと気を回して世話を焼くのは、必ずしも悪いことではありません。ただ、やりすぎると、相手の「自立性」「自主性」を損なってしまう危険性があるのです。

人間というのは恐ろしいもので、例えば、毎日お風呂上りの彼の体を拭いてあげたとします。それを数年続けたら、自分で体を拭けなくなってしまうんですね。

もちろんまったく拭けないわけではないのですが、やり方がぎこちなく、下手になります。上げ膳据え膳の生活をさせると、日常的な動作であっても退化してしまうのです。

このように運動機能として「自立性」を失うだけでなく、心情的にも変化が生まれます。最初こそ、いろいろやってもらえることに感謝していても、だんだんとそれが「当たり前」になり、そうなると恋人や伴侶を「母親」のような存在と認識するのです。

その結果、「異性の男女関係」ではなく「擬似的な母子関係」に変化します。当たり前ですが、母親と性的関係を持つことはできないですよね。それは擬似的な関係であっても同じで、男性の中から情熱が失われ、異性として無関心な状態になるのです。

■馴れ合わないために必要なこと

そんなふうに「擬似的な母子関係」に陥らないために、気をつけるべきことは何でしょう。

【1】担当の所在を明確にする

身の周りのことや家事に関して、自分なり相手なりがやるべき範囲を、しっかりと決めるのが大事。中には面倒くさい、慣れてない、わからない、という理由でちゃっかり押しつけようとする男性もいると思います。

その場合はなぜできないのか原因を考えて、分担や方法を二人で検討し直しましょう。

【2】決めた分担は、口出しも手出しもNG

慣れるまでは多少のサポートは必要ですが、基本、それ以上はいけません。不器用だったり、手順が悪かったりで、代わりにやりたくなる瞬間は多々あるでしょう。でも、我慢。

たとえ下手でも、遂行することに意味があります。要領をつかみ実績を積んでいくことで、自己管理能力が高められるのです。

【3】一人前の大人として向き合う

世話を焼きたがる女性の多くは、相手を「未熟な大人」として扱っていることに気づいていません。相手は子どもではなく自立した大人なので、ちゃんと「信じて任せる」ようにしましょう。

一人の大人として向き合い、有能感を持てるようサポートする。それこそが「擬似的な母子関係」にならないために、何より必要なのです。

■まとめ

馴れ合いのメカニズム、ご理解いただけましたでしょうか。

女性として人間として、自分を磨くことも大事です。それをしたうえで、相手を男性として愛する心構えを持ちましょう。その気持ちが相手に通じれば、彼もあなたを大事なパートナーとしてずっと大切にしてくれますよ。

ライタープロフィール
黒木 蜜
一般企業に勤めながら執筆した作品が日本文学館のオムニバス本に掲載され作家デビュー。古事記への造詣が深く、全国300ヶ所以上の神社紹介記事を執筆。現在、古事記の観点から紹介する神社コラム/恋愛コラムなども手がけている。
Webサイト:黒木 蜜~中今の詩~

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