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メガネの田中が補聴事業の新会社設立 世界レベルの“聞こえケア”目指す

  • 2019.4.4
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全国に108店舗を展開するメガネの田中グループ(本社:広島)は、聞こえケア(補聴)事業の強化を目的に新会社、聞こえの田中を設立し、4月1日に事業を開始した。補聴器を必要とする客とのきめ細かい対話やコンサルティングを重視した補聴器専門店「聞こえの田中」の運営などを行う。

同社は、「“最高の聞こえ”の提供を目指して、新しいビジネスモデルの開発・検証を行った結果、新会社を設立した。人材、組織の専門性を世界最高レベルに高め、“聞こえの田中”ブランドを確立していく」などとしている。すでに岡山・倉敷と兵庫・芦屋に店舗を構え、5月にはメガネの田中の創業地である広島に、新体制となって初出店となる聞こえの田中 広島本通店をオープンする。

同社の資料によると、高齢化が進む中で、国内の難聴者約1400万人(日本補聴器工業会「JapanTrak2018」のデータ)のうち補聴器の利用者は約14%(同)で、欧米の約3分の1にとどまるという。

新会社の社長には、デイミアン・ホール=メガネの田中社長と同じP&G出身の渡邉知孝メガネの田中ホールディングス ヒアリングケア事業マーケティング・ディレクターが就任した。渡邉新社長は、「聞こえのケア後進国である日本を世界で一番豊かな人生を送る人々が暮らす国へと、共に変えていく革新源流となれればと思う」とコメントした。

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