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皮がポロポロむけるほどの乾燥肌を、つるスベ肌に戻す「6つの方法」

  • 2019.4.2
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Women's Health

乾燥が原因で皮がむけてしまうことはない?そこで今回は、アメリカの医療系情報番組『The Doctors』の共司会者で皮膚科専門医のソニア・バトラ医学博士が、ポロポロ顔の皮がむけたときの対策をアメリカ版ウィメンズヘルスに教えてくれた。以下の6つのステップで、滑らかな肌を取り戻そう。

1.週に1回、角質を取る

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定期的に角質をケアすることで、肌が明るくなるだけでなく、乾燥による皮むけも回避できる。「スクラブなどの角質除去剤は、皮むけの原因になる角質を取り除いてくれます」とバトラ医師は説明する。一方、「アルファヒドロキシ酸(AHA)またはベータヒドロキシ酪酸(BHA)などを使った角質除去剤は、細胞のターンオーバーを促し、皮をむけにくくしてくれます」角質ケアは、やりすぎると皮膚が炎症を起こすので、週に1~2回まで。感染症の菌が入り込む可能性もあるので、むけそうな皮を指やピンセットでつまんで取るのは絶対NG。

2.保湿を忘れない

角質ケアの後には水分補給が大事。「角質の層を取り除いたら保湿液を塗り、新しい皮膚の上に保護バリアを作りましょう」とバトラ医師。彼女のおすすめはセラミド配合の商品。セラミドは、刺激物から肌を守る保護バリアを形成し、水分の保持を助ける脂質。バトラ医師は「カサカサ肌の治療には、ワセリンとココナッツオイルも良いオプションです。ココナッツオイルが持つ皮膚軟化作用のおかげで、皮膚細胞間のスペースが埋まり、皮膚表面が滑らかになります。ワセリンは皮膚の上で保護バリアとなり、水分を閉じ込めて乾燥した肌を潤してくれます」と話す。皮膚が特にドライなときは、保湿用フェイシャルミストを携帯して頻繁に吹きかけよう。

3.皮膚疾患ではないことを確かめる

角質除去と保湿を着実に行っても全く効果が見られないなら、今すぐ皮膚科へ。水分不足による皮むけは、保湿液を使い始めて1~2日で治るのが一般的だけれど、根本的な疾患がある場合、自宅での治療によって皮膚の炎症が悪化することもある。「湿疹や乾癬(かんせん)などの慢性皮膚疾患で皮膚がむけることもあります」とバトラ医師は注意を促す。正式な診断が下り、その病気に特化した治療を行えば、数週間で肌がキレイになるはず。

4.ぬるいお風呂に入る
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寒いときには熱いシャワーを延々と浴びたくなるけれど、残念ながら、この習慣では「皮膚が干からび、パサパサになってしまいます」とバトラ医師。熱いシャワーを浴びるより、ぬるいお風呂に浸かった方がいい。

5.加湿器を使う

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加湿器は、乾燥した冬だけでなく、皮むけを防ぐために1年中使える秘密兵器。ヒーターと同様、夏のクーラーも空気中の水分を奪うので、バトラ医師が勧めるように、肌の乾燥を感じたときは予防策として加湿器を使うこと。

6.香料・染料不使用の商品に切り替える

皮膚がしつこくむける場合は、使用中の化粧品を見直そう。バトラ医師によると、洗顔料や保湿液などの化粧品だけでなく、洗濯用洗剤に添加される香料や染料も肌を刺激することがある。「低アレルギー性の肌にやさしい商品を使えば、炎症と皮むけが落ち着くかもしれません」とバトラ医師は続ける。ヨーグルトで自家製の治療薬を作るのも安全なオプション。ヨーグルトには、細胞のターンオーバーを促す乳酸がもともと含まれている。冷やしたプレーンヨーグルトを乾燥した肌にのせ、10分たったらぬるま湯で洗い流す。これだけで、皮膚がしっとりしてザラつきもなくなる。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

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