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カール・ラガーフェルドのスタイルアドバイザーに、カリーヌ就任。

  • 2019.4.1
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カール・ラガーフェルドが亡くなって、早くもひと月以上が経過した。シャネルでは長年彼の右腕を務めていたヴィルジニー・ヴィアールが後任に指名されたが、ブランドのカール・ラガーフェルドはどうなるのだろう……と気を揉んでいたパリのモード界。2月末頃には、すでにカリーヌ・ロワトフェルドの名前が上がっていた。そして噂に違わず、スタイルアドバイザーとして彼女がこれからの3シーズンをブランドとコラボレーションすることが発表された。

彼女はフレンチ・ヴォーグ誌の編集長を務めた後、「CR Fashion Book」を刊行し、またハーバース・バザーのグローバル・ファッション・ディレクターに指名されている。その昔はフリーのスタイリストとしてエルやグラムールといった雑誌で活躍。ラジカルで革命的なヴィジョンで、35年以上のキャリアを持つ彼女は、クリエイターたちから信頼される存在で、カールとは仕事だけでなく、プライベートでも長年友情を育んでいた関係だ。写真集『The Little Black Jacket』をカールとともに創ったのも彼女である。カール・ラガーフェルドは数年前にカールによって指名されたHun Kimがデザインディレクターを務めていて、今後も継続してチームを率いていく。カリーヌはカールの生前からすでにコントリビューターとして関わっていて、今年の9月にはブランドから“THE EDIT BY CARINE ROITFELD”が発売される予定だ。

5月に彼女の名を冠した7種の香り“CARINE ROITFELD PARFUMS”が発売されることも、話題となっていたカリーヌ。長年に渡りモード界を牽引しているが、その勢いが弱まることは当分なさそう。

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