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「腸から美しく!」忙しいママを助ける、今すぐできる美腸習慣3つ【きれいなママは腸が違う? ママのための美腸活 第2回】

  • 2019.3.31
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なんとなく疲れがとれない、肌荒れが気になる…。もしかして腸が原因かも!?

「腸がきれいになれば、体も心も元気になります」とは日本美腸協会代表理事の小野咲さん。前回は、ママの腸は骨盤のゆがみや筋力の低下、自分の食事やケアを後回しにしがちなことから、ピンチな状態だとうかがいました。多くの女性が便秘などおなかの悩みを抱えているからこそ、腸を元気にすることが大切だとも。

今回は、忙しいママでもできる美腸になるための良い習慣、悪い習慣を教えていただきます。




お話をうかがったのは…
小野 咲(おの・さき)さん


一般社団法人日本美腸協会 代表理事。美腸ナース。国立成育医療研究センターで看護師として子どもに接する中で腸の大切さを痛感。幼いころから自身が極度の便秘だったこともあり、便秘外来で腸の研究に没頭する。薬を使わずにおなかの悩みを改善する腸のマッサージを開発。その後、美腸エステR「GENIE」を立ち上げ、日本美腸協会を設立。美腸エステで1万人以上を施術。現在は全国で腸の知識やセルフケアを伝えるセミナーを行う。著書に『腸が変われば、人生変わる 美腸の教科書』(主婦の友社)、『下がらないカラダ』(サンマーク出版)など。1児の母。



■腸から美しくなる習慣1:朝の1杯目は常温の水、コーヒーはNG


――今回は、実際に毎日の生活習慣をどう変えていけばいいのか? 忙しいママでもできる習慣を教えていただけますか?

小野咲さん(以下、小野さん):朝起きてすぐに水を飲むのがおすすめです。腸の運動がうながされ、腸が動き出します。常温の水をコップ1杯(150~200CC)、便秘の方はコップ2杯(300~400CC)程度飲むといいですよ。

寒い日は温めてもOKですが、冷たいものは腸に負担がかかるので、避けましょう。体は水分が6割と言われるように、日中もこまめに水分をとることが大切。1日トータルで1.5リットルとるのが理想です。汗をかく時期は2リットルが目安です。

――やはり水がいいのですね。朝起きてコーヒーという人もいそうですが…。

小野さん:それはおすすめできないです。コーヒーがダメというわけではないのですが、「体にうるおいを与えてくれるものではない」という認識は持っておいたほうがいいと思います。

コーヒーはあくまでもし好品。水分補給をするという意味では、水か、麦茶やハーブティーなどノンカフェインのお茶がいいですね。

――ちまたで人気の炭酸水はいかがでしょうか?

小野さん:うーん、炭酸水は胃にはいいのですが、腸には効果がないのです。炭酸水の泡は胃の血行をよくしてくれるので、飲むと食欲がわいてくるんですね。

でも、泡が届くのは胃まで。腸に到達するときには炭酸はほとんど抜けているため、腸の血行をよくする効果はなさそうです。飲み過ぎて胃に空気がたまると、かえって腸の働きが悪くなるおそれもあります。食欲がないな~というときだけ飲んでみてはいかがでしょうか。





■腸から美しくなる習慣2:24時までに就寝を! 「腸のゴールデンタイム」を生かす早寝早起き

――わかりました。水分をとる以外に手軽にできそうなことはありますか?

小野さん:遅くても24時までに就寝するようにしましょう。なぜかというと、副交感神経が活発になり、腸がよく働く「腸のゴールデンタイム」は24時以降なんです。

副交感神経をうまく働かせるためには、夕食は寝る3時間前までにすませ、24時までに布団に入るのが理想です。食事中は交感神経が高ぶっているため、食べてすぐ寝るのはNGです。寝る前には深呼吸するといいですよ。手軽にリラックスできます。

――寝ている間に腸が活発に動いているとは意外です。

小野さん:そうですね。腸は就寝中に活動して、翌朝の排便の準備をしているんですね。

「子どもと一緒に寝落ちして、やろうと思っていたことができずに困っている」というママもいるかもしれませんが、早寝早起きになれる寝落ちは腸にとっていいことづくめですよ(笑)。

――子どもを寝かしつけた後、こっそり起きてきてお茶タイムを楽しむママもいそうです。

小野さん:気持ちはよくわかります。リラックスタイムは腸にとっても大切なことです。リラックスすると、副交感神経のスイッチが入り、腸の動きが活発になり、おなかの症状が改善することもあります。ただし、先ほども言ったように24時までにはベッドに入ることと、お茶の中身には気をつけてくださいね。

コーヒーに甘いお菓子は避けて、ハーブティーや甘酒にするといいですよ。どうしても何か食べたければ、はちみつや甘酒で甘みを加えたプレーンヨーグルト、砂糖を使っていないドライフルーツ、素焼きのナッツ類がおすすめです。ナッツ類は消化を良くするためによくかみましょう。

私は小腹がすいたとき、味噌汁を飲みます。ストックしてある味噌玉をお椀に入れてお湯を注ぐだけなので簡単です。キムチや乾燥わかめを入れたりしてもおいしいですね。

■腸から美しくなる習慣3:忙しくても朝食抜きはダメ! 便秘改善は朝食から


――なるほど。逆にこれはやめたほうがいいという習慣はありますか?

小野さん:先ほども言ったことですが、朝起きて1杯目がコーヒーという習慣がある人は改めたほうがいいと思います。起きてすぐの体はカラカラなんですね。体に水分を吸収させたいところなのに、コーヒーを飲むと利尿作用が働いてしまい、体は水分を出そうとしてしまいます。

――ほかにもありますか?

小野さん:朝食を抜くのだけはやめましょう。朝食をとらないと腸が動かないので、朝のお通じも出にくくなってしまいます。

とくに朝忙しいママに見られますが、子どもにだけさっと食べさせて、自分は何も食べずに保育園や幼稚園まで送り出すパターン。これは腸によくないことなので、避けてほしいですね。

いきなり栄養バランスのいい朝ごはんは難しくても、子どもと一緒にフルーツを食べるとか。できるところから始めてみてください。

朝起きてすぐコップの1杯の水や24時までに就寝など、簡単に取り入れられるところから、美腸活を始めてみてはいかがでしょうか。

次回は、家族みんなで美腸になれる食事について、引き続き小野さんにお話をうかがいます。

参考図書:
『腸が変われば、人生変わる 美腸の教科書』(主婦の友社)


腸のしくみから、美腸になるための5つのステップ、美腸をつくる毎日の習慣、腸もみ&腸ストレッチまで網羅した「美腸ケア」大全。美腸に役立つ食材の情報も収録。監修は小林メディカルクリニック東京院長 小林暁子先生。


(コバヤシカヨ)

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