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意外!電子レンジ利用は電気代の節約に!?そのための掃除方法は?

  • 2019.3.29
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毎日の生活に欠かせないものになっている電子レンジ。冷めたものを温めるのはもちろん、最近では、野菜の下ごしらえなどお料理の時短に電子レンジを利用する人も増えていますよね。

そんな便利な電子レンジ、使用頻度が高いがゆえにやはり気になるのはその電気代です。今回は、電子レンジの電気代の節約方法や、節約にもつながるお掃除方法を紹介します!

電子レンジの電気代、どれくらいかかる?

それではまず電子レンジにはどれだけの電気代がかかっているのかを見てみましょう。

冷やご飯を電子レンジで温めた場合、700Wで1分間加熱すると、その電気代はおよそ0.25円。対して、炊飯器で1時間保温をする場合の電気代は0.35円。ご飯を炊いた際にすぐに食べきれない場合は、ラップなどで小分けにして冷蔵庫に入れておき、食べるときに電子レンジで温めるという方法をとった方が電気代がお得になります、

しかし、ご飯を冷凍した場合になると、700Wで3分間加熱と考えると電気代はおよそ1.3円。冷凍ご飯は事前に冷蔵庫で解凍しておくなどの工夫が必要ですね。

また、コップ1杯の水を700Wで1分間加熱する場合も、電気代はおよそ0.25円。対して電気ケトルは0.56円です。

実は電子レンジは電気代の面で他の家電よりもお得な場合が多いのです。

電子レンジの電気代節約方法は?

電子レンジは電気代もお得!とはいえ、やはりチリも積もれば……ですから、毎日使うものだからこそ、できるだけ電気代は節約したいですよね。

ここでは電子レンジの電気代を上手に節約する方法を紹介します。

1: 解凍時間を短縮しよう

いくら電子レンジの電気代が安いとはいえ、加熱の時間が長くなってしまえばそれだけ電気代はかさんでいきます。とくに塊肉の解凍などは時間がかかりますよね。

そこで、解凍に時間がかかりそうなものは、事前に冷蔵庫に入れておいたり自然解凍させておいたりと、電子レンジでの解凍時間を短くする工夫をしておきましょう。そうすれば、電気代の節約に。

2: 電気代の高い時間を避ける

実は電気代は契約プランによって電気代が高くなる時間帯というものがあります。一律の料金ではないのですね。プランによってはピークの時間帯だと通常の5倍もの電気料金になってしまうことも!

まずは、あなたのお家の契約プランのピークタイムを確認し、その時間帯をできるだけ避けて電子レンジを使用しましょう。

3: 電子レンジは定期的にお掃除

電子レンジ内に汚れが残っていると、その汚れに電波が反応してしまい、加熱の効率が悪くなってしまいます。また、発火などの可能性も出てきてしまうので大変危険です。

吹きこぼれなどでターンテーブルが汚れてしまった場合は、放っておかずにその場で拭き取ることを心がけてくださいね。

電子レンジの節約掃除術

電子レンジの電気代を節約するには、電子レンジのお掃除は不可欠!しかし、電化製品である電子レンジのお掃除はなんとなく難しそう……と感じてしまいますよね。

今回は、簡単に電子レンジ内をお掃除できる方法を紹介します。

1: 重曹の力でスッキリお掃除

電子レンジ内のお掃除には重曹が使えます。

他の場所の通常のお掃除であれば重曹水を作ってそれで拭き取るという作業が多いですが、電子レンジの場合は重曹の特性を活かすことで、より効率的にお掃除ができます。

耐熱容器に水200cc、重曹小さじ1〜2杯を入れて電子レンジで3分ほど加熱します。そのまま電子レンジの扉を閉めた状態で60分程度放置しましょう。こうすることで、蒸気とともに重曹が電子レンジ内の汚れに浸透してくれるのです。

この後は容器の中の重曹水を厚手のキッチンペーパーなどに含ませて、電子レンジ内をしっかりと拭き取っていきます。

最後に水拭きをしっかり行ってくださいね。

2: 頑固な汚れには?

電子レンジ内に残ってしまった頑固な油汚れなどには、重曹をペースト状にして汚れている場所に塗り込みましょう。その上からラップなどでパックをし、数分放置します。

その後はぬるま湯を含ませたスポンジなどで丁寧にこすり取っていきます。

こちらも、最後に水拭きを忘れずに行ってくださいね。

上手に使って電気代を節約!

お料理の下ごしらえや、ちょっとした温めに電子レンジを使用することで電気代を抑えることができます。しかしそれには、毎日の電子レンジのお掃除などのケアも不可欠。

まずは、汚れたらこまめに拭き取る、これをするだけでも加熱の効率が良くなり、電子レンジの予防掃除にもなります。上手に電子レンジを利用して、日々の電気代を節約してみましょう!

監修:鈴野寿子(家事代行サービスCaSy・お掃除研修講師)

photo/PIXTA

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