佐藤健、鈴木亮平、松岡茉優が三兄妹に!一夜の事件が家族を変える…白石和彌監督の最新作『ひとよ』

家族の絆と究極の愛のかたちを問いかける『ひとよ』に豪華キャスト陣が集結!
[c] 2019「ひとよ」製作委員会

第64回文化庁芸術祭・演劇部門新人賞を受賞し、第70回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞するなど、今注目の劇作家・桑原裕子。その桑原が率いる劇団KAKUTAの代表舞台作品『ひとよ』が実写化され、今秋から全国公開が決定。あわせて、本作に出演する豪華キャスト陣が発表された。

【写真を見る】豪華キャスト陣が集結した本作にメガホンを取る白石和彌監督も少し緊張ぎみ⁉︎

第18回鶴屋南北戯曲賞受賞の戯曲を原作にした本作は、15年前、ある家族に起きた一夜の事件をきっかけに、三兄妹とその母の運命を大きく狂わせる。事件に囚われたまま別々の人生を歩み、15年後に再会した家族は、葛藤と戸惑いの中で、一度崩壊した絆を取り戻そうとする。抗うことのできなかった家族の岐路と15年越しに向き合う一家が辿り着く先とは…。

主演には『何者』(16)や『いぬやしき』(18)など、話題作への出演が続く実力派俳優の佐藤健を迎え、15年前の事件のために、家族と距離をおいてフリーライターとして働く稲村家の次男・雄二を演じる。さらに、三兄妹で唯一、家庭を持つが夫婦関係に思い悩み、人とのコミュニケーションに苦手意識を持つ長男の大樹を、『俺物語!!』(15)で主役を務め、『燃えよ剣』(20年公開予定)などへの出演が決定している鈴木亮平。また、大事件によって美容師になる夢を諦め、スナックで働きながら生計を立てる園子を『勝手にふるえてろ』(17)や『万引き家族』(18)の松岡茉優が演じる。そして、15年ぶりに三兄妹との再会を果たす母・こはるを『はじまりのみち』(13)など、“日本のお母さん”として存在感を放つ、名優・田中裕子が演じるなど、人気と実力を兼ね備えた俳優陣が、本作をより味わい深いものにする。

加えて、本作は『凶悪』(13)を送り出して以降、『日本で一番悪い奴ら』(16)や『孤狼の血』(18)など、毎年のように国内賞レースを席巻し、俳優たちから厚い信頼を寄せる映画監督のひとり、白石和彌が務める。

本作は5月よりクランクイン予定。『麻雀放浪記2020』(4月5日公開)や香取慎吾主演の『凪待ち』(19年公開)が公開を控えるなど、次々と衝撃作を送り出す白石監督と日本映画界きっての豪華キャスト陣が集結し、家族の再生を描く本作の公開をぜひ心待ちにしたい!

<キャスト&スタッフコメント>

●佐藤健(次男・雄二役)

「現場に入るのが非常に楽しみです。白石監督の作品はほとんど観させてもらっていますが、是非いつかご一緒できたらと思っていた方ですので、今回は念願が叶いました。素晴らしい脚本、共演者、スタッフの皆様との仕事ということで、僕が気負い過ぎずとも良い映画になるであろうというある種の確信をすでに持っておりますが、こんな環境で映画作りに励めることを当然と思わずに、幸せを噛み締めながらも精進していく撮影期間であればと思います。今回のお声がけ大変光栄でした。ありがとうございます」

●鈴木亮平(長男・大樹役)

「複雑な家族の関係、過去の事件と妻子への思い、吃音の症状。この作品は自分にとって大きな挑戦になるだろうことを今から確信しています。と同時に、この役を「鈴木にやらせてみたい」と思っていただけたことに感謝しています。白石監督、そして素晴らしい共演者の方々と、丁寧に、時に乱暴に心を通い合わせ、皆さんの心に突き刺さる「ひとよ」を作り上げていきたいと思います」

●松岡茉優(長女・園子)

「熱い視線でずっと作品を追っていた白石和彌監督とご一緒させて頂けることは私にとって大変嬉しいことでありつつも、今の自分は何が出来るのかバレバレになってしまうだろうなと今から眉尻を下げています。己を知れるというのはとても良いことですから、真っ直ぐ向かっていこうと思います。家族のお話です。どんな雰囲気になるのか実は想像がつきません。スタッフ、キャストの皆様、宜しくお願い致します。映画ファンの皆様、少し待っていてください」

●白石和彌監督

「これ以上のない最高のキャストに集まって頂き、少し緊張しています。私自身、この家族がどのような物語を紡いでくれるのか、楽しみで仕方ありません。多くの人の心に突き刺さる作品になるように、毎日を大切にしながら撮影に望みます。楽しみにお待ちください」

●桑原裕子(原作者)

「自身の所属する劇団公演にむけて『ひとよ』を描いたのは2011年の夏、日常を取り戻しているように見えても、東日本大震災の影響がまだ各地で色濃く残る頃でした。私の生まれは福島県で、子供時代は学級休みのほとんどを福島の山に囲まれて過ごしました。だから自分のふるさとが“あの一日の出来事”を境にして、まるで形を変えたかのように違う目で見られるようになったことに、たとえようのないやるせなさを感じていました。これは震災の話ではありませんし、社会を背負うような物語でもありません。が、復興、再生、絆そんな言葉が日本中にあふれかえるなか、本当の再生とはなにか、私たちはどう歩み出せばいいのかを、ひとつの家族を通じて、私もまだ見つけられぬまま模索しながら描いた作品でした。社会の暗がりに目を向け、いびつながらも懸命に生きる人間をこれまで多く描いてこられた白石監督が『ひとよ』を手がけてくださることになり、本当に嬉しく思っています。髙橋泉さんに丁寧な脚本を書いていただけたことにも感謝しています。どうか原作にこだわらず監督ならではの視点で、新たな『ひとよ』を創っていただければと思いますし、蒼々たるキャストの皆さんがどんな風に役へ光を当ててくださるのか、純粋にワクワクしています。きっと素晴らしい作品になる、という予感だけが激しく渦巻いております。そうして生まれ変わる『ひとよ』が、たくさんの皆様のもとへ届き、どこまでも高く遠くへ、旅をしてゆけますように」(Movie Walker・文/編集部)

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