1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 女性の健康や美容、仕事の生産性まで左右する「ヘルスリタレシー」って?

女性の健康や美容、仕事の生産性まで左右する「ヘルスリタレシー」って?

  • 2019.3.27
  • 1222 views
undefined
Cover image by BIGSTOCK

女性が"女性の体"について知る「ヘルスリタレシー」って?

「ヘルスリタレシー」という言葉を聞いたことはありますか?ヘルスリタレシーとは、「健康に関する知識・情報があり、それを活用できる能力」といった意味です。病気にならないための予防策や健康な食生活への知識など多岐にわたり、「これだけ知っていれば大丈夫!」という正解はありませんが、特に女性は、月経が起こる仕組みであったり、更年期に対する知識、女性特有の疾患や検査の必要性など、自分の体について知っておくべき情報は男性より多くあります。

2018年に日本医療政策機構が発表した「働く女性の健康増進に関する調査2018」によると、ヘルスリタレシーの高さと仕事の生産性に相関関係があることや、ヘルスリタレシーが高い方がQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質・人生の充実度)が高いなど、女性が「女性の体と健康」について知っているか否かが、仕事や生活全体にまで影響を及ぼしているという結果が発表されました。月経、PMS、気分の浮き沈みだけでなく、望んだ妊娠ができるか否かといった人生を左右する選択においても、女性が女性の体について知っていることがとても大切なのです。

特に知っておきたい月経やPMS

毎月訪れる月経には、腹痛や頭痛、体のむくみ、イライラなど心も体も不安定になり、悩まされている女性も多いのではないでしょうか。しかしながら、月経が起こる仕組み、なぜ月経痛やPMSが起こるのか、それに対する対処法等は多くの女性の大切な問題なのにもかかわらず、学校等では全く習う機会がなく、知識が少ない人も多いのも現状です。自ら情報を収集したり、自分の体と会話して、自分の体が今欲している対処をしてあげることがとても大切なのです。

本を読んだりネットで検索したりと、色々と知識を身に着けることは簡単になってきましたが、何よりも簡単で何よりも大切なのは「自分の体と会話すること」です。日々の心の状態、体の状態を自分で感じられるようになり、必要に応じて食事や服装、予定等を調整できるようになると、心や体の不安定の波を小さくしていくことができます。1日たりとも同じ日はありません。だからこそ、毎日の小さなアジャスト(調整)力が必要なのです。

自分との会話上手になるには

「体との会話」の練習に最適なのが、ヨガを取り入れること。ヨガでは同じようなポーズを繰り返しますが、だからこそ過去の自分やいつもの自分との違いを感じやすいのです。今日は体が硬いな。昨日よりも体が軽いな。今日は生理だから腰回りが重たいな。そんな気づきを得ながら、自分にあったヨガポーズを取り入れることで、体も心も整いやすくなるでしょう。

女性の体はとても繊細です。まずはそのことを知ること。そして自分の体について知ることが仕事の効率化やQOLを上げていくことに繋がっていることを知りましょう。そこから、「どう対処していく?」「何が必要?」は自分の体が教えてくれます。自分の体と会話上手になり、日々のアジャスト力を付けていきましょう。このように“知ること=「ヘルスリタレシー」を学んでいくこと”が、あなたの女性の美・健康・幸せにもつながっていくのです。

ライター/伊藤香奈
2012年、全米ヨガアライアンス200時間を取得。新規ヨガイベントの立ち上げや新人講師発掘オーディションのプロデュース責任者等を歴任。800人以上のインストラクターと出会い、現在ヨガ雑誌やイベントの第一線で活躍するインストラクターを数多く育成、輩出する。2017年に、セミナー講師、ヨガインストラクター、ヨガワークライフコンサルタント、ヨガインストラクター向けキャリアアドバイスセミナー講師として独立。

元記事で読む