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『恋愛で失敗しやすい女性の”3つの勘違い”、教えてやんよ。』藤本シゲユキの一発逆転恋愛学【第9回】

  • 2019.3.25
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いい恋愛ができない女性は勘違いしている場合が多い

こんにちは、悲恋改善アドバイザー改めリアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。

しかし「恋愛の勉強をしているのに、なぜうまくいかないんだろう」と悩む女性がいます。そういう女性は根本的な勘違いを起こしている可能性があります。無意識のうちに「恋愛で失敗しやすい癖」がついているのです。そこで今回は、恋愛で失敗しやすい女性が起こしがちな3つの勘違いについて解説させていただきます。

①性欲で男性を見てしまう

恋愛で失敗しやすい女性で一番多い勘違いが「性欲から入っていることに気づかない」というものです。

つまり相手のルックスや雰囲気に惹かれてのぼせ上がってしまい、その人の内面を見ていない女性のことです。「顔がかっこいい」、「雰囲気が素敵」、「声が好き」などは、理屈抜きで起こる感情(=本能)ですので、性欲と言えるでしょう。

恋愛対象の男性を選ぶ上で、相手を性的な目線で見られるかどうかはもちろん重要です。ですから性欲から入るのがダメとは決して言いません。

しかし前回のコラムで解説した通り、性格が合わない限り付き合っても、結婚しても結局上手くいかないんですよ。

恋愛も「人間関係」の一つである以上、「合う合わない」は確実に存在します。合わない相手と関係を続けるためには、どちらかの人間が折れて合わせないといけませんし、その時点で折れた側の人間は自分らしく振る舞えなくなってしまうんです。そういう関係性は、我慢の限界が続かなくなった時点で終わりを迎えます。

「雰囲気がいい」などを真っ当な理由だと勘違いしがちですが、まずはそれが「性欲から入っている」ことだと理解して、「本当に性格が合うのか」、「今後もずっと自分らしくいれるか」という観点で忘れないようにしましょう。

②「過去の巻き返し」で恋愛していることを学習しない

いい恋愛ができる女性は必ずといっていいほど相手の内面も見ています。なぜ内面をしっかり見ているのか、見ることができるかと言うと、「学習能力」があるからです。

恋愛で失敗しない女性は、過去の失敗を決して無駄にはせず、「同じ過ちを繰り返さないためにはどうすればいいか?」を徹底的に考える習慣があります。

その一方で、学習能力がない女性は何度も同じことを繰り返してしまい、失敗するたびに「あのときこうしていれば……」と後悔をし続けるのです。永遠に「たられば」ばかりを考え続け、終いには自信喪失するケースが多いですね。

「あれ、私いつも”あのときこうしていれば……”と思っているかも」と心当たりのある女性にここで1つ知っておいてほしいことがあります。そういう女性は、「過去の巻き返し」を図って恋愛をしている可能性が高いということです。「過去の巻き返し」であるにも関わらず、「ちゃんと恋愛をしている」、「慎重に相手を選んでいる」と勘違いしている女性が多いのが事実です。

「過去の巻き返し」とは、たとえば幼少期に父親に否定され続け、一切褒められずに育った女性が、大人になってから無意識に父親に似ている男性を選び、そしてその人に承認をしてもらおうとしてしまうことを言います。

この「過去の巻き返し」は、特定の親族に受け入れてもらえなかった経験が元になっていることが非常に多いです。しかしそれだけでなく、自分に対してだけ当たりがきつかった学校の先生や、いじめてきたクラスメート、何をしても否定的だった元彼などが原因となるケースもあります。つまり他人との関係性のせいで「過去の巻き返し」を図ってしまうとうことですね。

「過去の巻き返し」のために恋愛をしている人ほど、その事実に気づかず勘違いしている女性が多いものです。それをやめるためには、まず過去を振り返り、自分が承認してもらいたかった相手を知ることから始めてみましょう。親や兄弟、学校の先生やクラスメート、元彼など、自分の人生で深く関わってきた人の中にいるかもしれません。

とはいえ、確かに過去のトラウマは簡単に忘れられるものじゃない。

③選択肢が一つしかないという思い込み

恋愛で失敗しがちな女性は、選択肢が一つしかないと勘違いしている場合が多いです。

カウンセリングをしていてよく思うことの一つに、「なんでこんなに攻略難度が高すぎる相手を追い続けるんだろう?」ということがあります。客観的に「これ以上打つ手がない」のに、それでもその男性を諦められない女性がいます。

そういう女性のほとんどは、選択肢がその相手しかいないと思い込んでいるんです。恋愛に限らず言えますが、そういった人は一つの物事に異様に執着する傾向にあります。

ブラック企業に勤めている人を例に出すと、最初は「いつでも辞めたるねん!」と思っていても、働き続けていくうちにどんどん麻痺して、視野が狭くなってしまうものです。いずれ「この会社を辞めたら行くところがない」とか「他の会社で雇ってもらえないかもしれない」と思い始め、いずれ選択肢が一つになっていきます。

一人の相手に執着する女性も同じで、「この人を逃したらほかに相手がいない」と思い込んでいるのですが、そんなわけあるかいなっちゅう話です。

本当に逃したらヤバい人というのは、選択肢の数ある中で「この人だ!」と思う人のことを指すので、選択肢が1人しかいないのにそう思うのは、ただの錯覚です。

選択肢がほかにないから執着するし、執着した分だけ「相手に嫌われたくない」「相手に好かれよう」と思うようになります。そうなると自分のことしか考えなくなっていき、相手のことがどんどん見えなくなってしまいます。

勘違いしないでいただきたいのは、攻略難易度が高すぎる相手は諦めろと言いたいわけじゃありません。

選択肢が一つしかないと勘違いしている女性は、「周りにいるいい男性にもっと目を向ける」、「今いるコミュニティを変える」、「自らの人間力を上げて、高いレベルの男性と対等に話せるようになる」、このいずれかを実践すれば、次第に視野が広くなり、「あ、選択肢は1つじゃなかったんだ」と思えるようになります。
以上が「恋愛で失敗しやすい女性の”3つの勘違い”」です。この3つ勘違いは無意識のうちに起きているものなので、このコラムを読んだ後から「意識」していただけると幸いです。

-PROFILE-【藤本シゲユキ 悲恋改善アドバイザー...
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