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引退のイチロー、出国した際の帽子は「ヨウジ」出身の「キリュウキリュウ」 足元は「ナイキ」の希少モデル

  • 2019.3.25
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21日に日本で行われたオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)との試合後、現役引退を発表したシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)のイチロー選手が、翌日渡米する際に「キリュウキリュウ(KIRYUYRIK)」のニット帽を着用し、「ナイキ(NIKE)」の希少モデルを履いていたことがわかった。

「キリュウキリュウ」は、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」でパタンナーや企画として経験を積んだ髙栁成克デザイナーが、ウィメンズブランドとして2002年に立ち上げ、03年からはメンズもスタート。コレクションはブラックとホワイトを基調に、「ヨウジ」出身らしい布の流れや動きが目を引くデザインから、カチッとしたスタイルまで幅広く、顧客にはスティーブン・タイラー(Steven Tyler)やX JAPANのYOSHIKI、Mr.Childrenの桜井和寿らミュージシャンが多い。

今回イチロー選手が着用していたニット帽は特注品で、黒字にグレーのボーダーがあしらわらたシンプルなデザイン。「キリュウキリュウ」のインスタグラムでは、同アイテムを着用したイチロー選手の画像とともに「愛用ありがとうございます!」とコメントしている。

また、煌びやかなデザインが目を引いたスニーカーは、ロンドンを拠点に活動するデザイナーデュオ、ヴィンティ・タン(Vinti Tan)とポール・アンドリューズ(Paul Andrews)による「ヴィンティ アンドリューズ(VINTI ANDREWS)」が、「ナイキ」の“バンダル サプリーム ハイ(VANDAL SUPREME HIGH)”をベースにリメイクした一足。10年ほど前に数十足限定で発売された希少モデルで、リメイクのため一点モノだ。

なお、イチロー選手が長年ブランドアンバサダーを務めてきた「ミズノ(MIZUNO)」は公式ツイッターで、「今までたくさんの感動と夢をありがとうございました!」と労いの言葉を送り、これを受けファンの間では「『ナイキ』の“エア ジョーダン”と同じように、『ミズノ』から“イチロー”を出してほしい」との声が上がっている。

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