1. トップ
  2. 黒人警官の衝撃の実話を元にしたコメディは、巨匠スパイク・リーの久々の快作! 『ブラック・クランズマン』【今月のプロ押し映画!】

黒人警官の衝撃の実話を元にしたコメディは、巨匠スパイク・リーの久々の快作! 『ブラック・クランズマン』【今月のプロ押し映画!】

  • 2019.3.22
  • 432 views


黒人警官の衝撃の実話を元にしたコメディは、巨匠スパイク・リーの久々の快作! 『ブラック・クランズマン』【今月のプロ押し映画!】
2019.03.22 18:45
ブラック・ムービーの名匠、スパイク・リー監督の最新作『ブラック・クランズマン』は、実話をベースにしたウィットにあふれるリアル・ムライム・サスペンス。デンゼル・ワシントンの息子、ジョン・デヴィッド・ワシントンと演技派で知られる人気俳優アダム・ドライバーの息のあったW主演ぶりも必見! 黒人&白人刑事コンビによる、白人至上主義の過激団体KKKことクー・クラックス・クランへの潜入操作の行方は???

(C)2018 FOCUS FEATURES LLC, ALL RIGHTS RESERVED.

【さらに写真を見る】黒人警官の衝撃の実話を元にしたコメディは、巨匠スパイク・リーの久々の快作! 『ブラック・クランズマン』【今月のプロ押し映画!】



1979年のコロラド州コロラド・スプリングスの警察署。黒人として初めて刑事に採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)のメンバー募集の広告を見て、潜入捜査を試みようと応募する。電話の受け答えはロンで、実際のミーティングにはユダヤ人のフィリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)がロンに成りすまして出かけた。みるみるうちに支部長にまで昇進したロンだが、ついにその素性がバレる時が来た……。実在の警官ロン・ストールワースの回顧録をベースに、潜入捜査が行われた9カ月間を、ユーモアを交えながら描き出すサスペンス・コメディ。主役のロンを演じたのは、名優デンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントン。父とはまるで正反対ともいえる、見事なコメディアンぶりを発揮して、一躍、注目の俳優に。フィリップを演じた演技派アダム・ドライバーとのバディ感もこの作品の見どころのひとつ。 


監督は、『ドゥ・ザ・ライト・シング』(89年)や『マルコムX』(92年)など黒人のアイデンティティをテーマにした作品で知られる名匠スパイク・リー。人種差別を背景にしたコメディ・ホラー映画『ゲット・アウト』(17年)の大ヒットで注目される気鋭ジョーダン・ピールが製作で参加している。深刻なテーマをベースとしながらも、小気味のいいコメディに仕上げている本作は、第71回カンヌ国際映画祭では審査員賞を受賞。第91回アカデミー賞では、作品賞を含む6部門にノミネートされ脚本賞を受賞している。リー監督の代表作のひとつとなることは間違いないだろう。



『ブラック・クランズマン』
公開中
https://bkm-movie.jp/


配給:パルコ

元記事で読む
の記事をもっとみる