1. トップ
  2. グルメ
  3. MAX4名!本当は教えたくない、日本酒とつまみの隠れ家。(Maki Hashida)

MAX4名!本当は教えたくない、日本酒とつまみの隠れ家。(Maki Hashida)

  • 2019.3.21
  • 1301 views


MAX4名!本当は教えたくない、日本酒とつまみの隠れ家。(Maki Hashida)
2019.03.21 17:00
ここは都会の真ん中、六本木。一度に数人しか入れない、日本酒&酒のおつまみが楽しめる隠れ家があるんです。アートや映画鑑賞の後に、ディナーの前に、外国人のアテンドに。正味40分間の贅沢なひと時を堪能してみませんか?

5種の日本酒と、あのレストランのつまみをペアリングで。


国立新美術館から徒歩1分ほどのところに昨年末にオープンした「長谷川栄雅 六本木」に先日初めて行ってきました。正直言って、この“隠れ家感”、あまり人に教えたくない!(もうすでにご存知な方も多いとは思いますが……) それくらい、ひっそりと凛とした空気感が漂い、その中で本当に美味しい日本酒とお料理が楽しめるのです。


長谷川栄雅とは、350年もの歴史をもつ兵庫県姫路市のヤヱガキ酒造さんが新たに作った最高級の日本酒ブランドで、その体験型の直営ショップも昨年12月にオープンしました。


お店で飲めるのは、純米大吟醸と特別純米、合わせてこの5種類です。長谷川栄雅の大きなこだわりの一つが、絞り方なのだそう。もろみから日本酒を絞る一般的な機械絞りではなく、酒袋にもろみを詰めて吊るし、滴り落ちるのを待つという袋絞りを行うことにより、無垢な味わいを得ることができるんですって。


その5種類のお酒に合わせて、5種のおつまみがペアリングで楽しめるのが、このお店の一番の特徴です。しかもお料理を監修したのは、福岡の「La Maison de la Nature Goh」の福山剛シェフ! Gohといえば、「アジアのベストレストラン50」に4年連続トップに輝いたタイの「ガガン」とコラボをしていたお店じゃないですか。


口に入れた瞬間にとろけてしまう新感覚のわさびクッキーには、キレのいい長谷川 純米大吟醸五割を。八女茶を使ったお浸し(!)には、華やかで芳醇な栄雅 純米大吟醸を。


という具合に、5つの味がリズムよく展開していきます。同じ酒造の日本酒でも味がこれほどまでに違うのかというのがわかり、日本酒に詳しくない私でもグイグイと魅力に引き込まれてしまいました。さらに面白いのが、酒器! おちょこのフォルムもお酒のテイストによって全て変えているので、そこでさらに味わいが変わってくるのです。

外国人も喜ぶZENを感じる和空間。


一度に4人までという限られた空間が、また特別感をもたらしています。そして所要時間は、約40分。外国人の友人や仕事仲間が来た時に、こんな場所あるんだよって教えてあげたい。場所柄、昼間に美術館を巡ったあと、ディナーまでの時間にきても良さそうです。


スタッフのユニフォームは、SOMARTAのデザイナー、廣川玉枝さんが手がけたそうです。着物の重ねを感じる襟のレイヤードが素敵ですよね。


最後に。このペアリング、おつまみは3ヶ月ごとに変わるそうで、4月からはGohに代わり、あの「ete」の庄司夏子さんの監修だそうですよ!これはまたすぐに行かねば、です。

長谷川栄雅 六本木

港区六本木7-6-20

03-6804-1528

営業時間:12:00〜20:00

定休日: 火曜日

※前日の20:00までに要予約。

Maki Hashida

元記事で読む
の記事をもっとみる