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いつもの料理がワンランクアップ!余らせがちな調味料の活用術

  • 2019.3.19
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お料理をする上で欠かすことのできないものと言えば、調味料。同じ食材であっても調味料を変えるだけで和洋中の色々な味つけができたり、サッと入れるだけで味を整えることができたりと重宝するため、多種多様な調味料を買い揃えている人も多いのではないでしょうか?

しかし、一方で悩みのタネとなるのが“調味料余りがち問題”。醤油や味噌、塩など毎日のように使う調味料は使いきれることが多いですが、特定のメニューを作るために購入した調味料はどうしても使いきれずに捨ててしまうなんてことも……。

そこで今回は、余らせてしまいがちな調味料の活用方法を紹介!これで変わった調味料も使いきれるかも!?

1: 豆板醤

中華料理を作る際に欠かせない豆板醤。麻婆豆腐などを作る際に購入してそのまま……なんて人はいませんか?

実はこの豆板醤、辛味のあるお料理が好きな人にとっては何にでもちょい足しできちゃう万能調味料なのです。意外な組み合わせですが、お味噌汁に入れるのがオススメ。豆板醤は辛味はありますがクセのない味なので、豚汁などに七味の代わりに入れてもよく合います。

普段のお料理にちょっと辛味をプラスしたい、そんな時に気軽に使える調味料なのです。

2: バルサミコ酢

お肉料理のソースなどに使用すると、食材を本格的な欧風に仕上げてくれるバルサミコ酢ですが、実際ソース以外にどのような使い方をしたらいいかわからないですよね。

このバルサミコ酢、普段食べている唐揚げや魚のフライなどにかけて食べると意外にも合うのです。酸味と香りが素材の味を引き立ててくれます。しかし、そのままでは風味が強すぎる……そう感じる場合は、イチゴジャムにバルサミコ酢を加えてみましょう。ジャムの甘みが抑えられ酸味が加わったジャムとクリームチーズをクラッカーや薄く切ったバゲットの上に乗せると、おしゃれなおつまみが出来上がります。ホームパーティなどで活躍してくれそうなメニューですね。

3: コチュジャン

豆板醤と同じく辛味をプラスしたい時にオススメな調味料がコチュジャン。しかし、豆板醤とは違い甘さも含んでいるため、お料理にプラスすることで味が大きく変わってしまうことが懸念ですよね。

コチュジャンは発酵食品なので、同じく発酵食品との相性がいいのが特徴。とくにチーズや納豆との相性は抜群! チーズの上に少量のせて韓国のりで巻くだけで、おつまみが一品完成します。

また、この甘さを利用して、同じく砂糖やみりんなどで甘さを加える和食に使うことができるのです。ポイントとしては、砂糖やみりんのほか、味噌を使用している和食にプラスすること。味に違和感を持たせず、ピリ辛の風味が上手に加わります。

4: ゆず胡椒

余らせることが少ない和風調味料ですが、使い道に困ってしまいがちなのがゆず胡椒。薬味として使用することが多いため、なかなかたくさんの量を一度に使うことができないうちに賞味期限を迎えてしまうことが多いですよね。

そんな時は、ゆず胡椒を大胆に使ったソテーがオススメです。

鳥モモ肉の両面に薄くゆず胡椒を塗り込み、そのまま冷蔵庫で数十分〜1時間程度おいておき、あとは両面をしっかりソテーして焼くだけ!ほかに味付けをしなくてもこれだけで十分!ゆず胡椒の風味でご飯も進むおかずが完成します。

5: オイスターソース

中華の炒め物に使おうと買ったはいいものの、他の使い道がまったくわからず余らせてしまうオイスターソース。どうにかして、使いたいですよね。

オイスターソースにはグルタミン酸が豊富に含まれるため、お肉との相性が抜群。お肉の美味しさを引き立ててくれます。お肉を炒める際に少量加えるのもいいですが、オススメはハンバーグや餃子などのタネに加える方法。本来のお肉の味を邪魔することなく、上手に旨味を引き出してくれます。和洋中、どのお肉料理に使ってもOK!オイスターソースを加えるだけで、ジューシーでワンランク上の味のお肉料理を作ることができますよ。

上手なちょい足しで使いきれる!

日本人にとって、特定のメニュー以外で馴染みのない調味料はどうしても余らせてしまいがち。しかし、実は普段のお料理にちょい足しで活用できる調味料は意外に多いものです。

ちょい足しだけで使いきれる?そう不安に思う人もいるかもしれませんが、今回紹介した多くの調味料は大容量で売られていることがそう多くないため、ちょい足しでも十分使いきることができます。上手なちょい足しで、普段のお料理の味もランクアップさせちゃいましょう!

監修:福田信厳(家事代行サービスCaSy・お料理研修講師)

photo/PIXTA

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