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子どものための「頑張らないといけない」ママ友付き合いってするべき?【コソダテフルな毎日 第115話】

  • 2019.3.16
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こんにちわ! 気ぜわしいですよね、3月4月って。って年中同じようなこと言ってる気がしますが(笑)

突然ですが、皆さんのストレス解消法って何ですか?

私の場合は、ブログを書いたり、コンビニスイーツを食べたり、イオンにお買い物に行ったりすることがストレス発散なのですが、

そもそもストレスを溜めないためにしていることがあるんです。


ストレスの感じ方は人それぞれですが、私の場合は「頑張らないといけない人付き合い」がストレスの要因なんですよね。

しんどいな~と思いながら誰かと会う時間を過ごすぐらいなら、1人で好きなように時間を使いたいんです(誰だってそうか)。

でも子どもがいると、周りの関係なんてどうだっていいわ、私は1人で生きるのよなんて言ってる場合じゃない時も多々ありますよね。

特に第一子のはじめての小さな社会デビュー。

長男が幼稚園に入園した頃には、私がお付き合いを頑張ることで、子どもの幼稚園生活がスムーズにいくような気がしていました。

お友達同士で帰り道同じ方向に歩いて帰っていたり、そのまま公園で遊んで帰るなんていう話を長男が小耳に挟んだら、当然長男も遊びにいきたがるんですよ。


でも、私は誰もお知合いがいなかったですし、既にママ友グループも出来ていたので割り込んでいく勇気もなく、長男に「また今度ね…」となだめながら帰るしかありませんでした。

私があそこのグループのママ達とお友達だったら長男に寂しい思いをさせなくてすむのに。私に仲のいいママ友がいれば放課後一緒に遊べるのに。

私のせいで長男の願いをかなえてあげられてないような気がしていました。

しかし、なかなか打ち解ける機会がなく、ママ友ゼロのまま1年が過ぎ、長男が年中になった7月です。

茶話会開催の連絡が来たんです。


■ママ友ゼロだけど、長男のために保護者の集いへ
この頃にはママ友作りへの期待はだいぶ薄れていて、ムリに作らなくてもいいやと開き直りつつあったのですが、やっぱり保護者の集りとなると肩に力が入ってしまいます。


もちろん、参加不参加は自由ですし、強制でもなんでもないのですが、せっかく保護者会役員さんが企画してくださったんですし、なにより長男もこの1年このクラスでお世話になるんだし参加するほうがいいと思ったんです。

席はくじ引きで決まってくじで引いたとおりの番号で座りました。ママ友ゼロ人間にとってはくじ引きはありがたいシステムです。

最初に役員さんから一言があり軽く自己紹介をしていくことになりました。

出た自己紹介…!! 保護者会あるあるぅ!

入園したてのときは子どものこと、兄弟のこと、お母さん自身のこと、最近のおもしろエピソード等みんな長々と自己紹介していましたが、年中になると「○○の母です。よろしくお願いします」といった簡潔な挨拶がほとんど。

「○○の母です。今年1年よろしくお願いします」
「○○の母です。よろしくお願いします」
「○○の母です。よろしくお願いします」


みなさん、揃えたように「よろしくお願いします」オンパレードが続きます。

が、途中から、陽気なお母さんが登場したことによって自己紹介が一転。

「好きな飲み物は、焼酎でっすっ!」やら、
「うちの子は○○くんのことが好きみたいですっ! キャッ!」やらだんだんと景気づいてきたお母さんたち。


いやーーーん!! 笑いのリレー発生しちゃった!!!!(さらに緊張!)

笑いがクスクス起きるなか、だんだんと私の番が近づいてきます!!

ガクブルガクブル。
どどど…どないひょ。

なんか…おもしろエピソードってあったっけ?
あぁぁ~~…長男のおもしろエピソード…
おもしろエピソードー…

えぇーと…えぇーと…いっそのこと…私も「よろしくお願いします」で終わらせようかな…。

ガクブルガクブル…。

しかし、ここで、よろしくお願いします、だけじゃぁ何も伝わらないしなぁー…。

意を決した私は思い切って、素直に胸のうちを明かしてみることにしました。

みんなが明るい自己紹介をする中めっちゃマジメな自己紹介しました。


「○○長男の母です。こちらに引っ越してきて、1年9ヶ月経ちました。引っ越してきてすぐに下の子が生まれて去年はバタバターっとあっという間に過ぎていってしまったんですが、いまだになかなか知り合いができなくって…。

子どもも、年齢があがるにつれて悩み事も増えてきましたが、なかなか身近に自分の子と同年齢の子を持つお友達もいないので分からないことも多くて…よかったら色々と相談に乗ってください」


真面目か!!

暗いわ!!

心配かけるわ!!


でも今まで黙ってたせいで、なかなか私の本意が伝わらなかったんだから、正直に自分の思いを口に出すしかないと思ったんです。

もちろん一切笑いは起きなかったし、皆さんがどんな顔をしていたのかも覚えていません。

が、ちゃんと自分の思いをいえてよかったかなと思うことにしました。

その後気を使ってくださったのか同じテーブルのママが「どこから引っ越してきたの?」と声をかけてくださったり、会が終わったあとに役員さんが「ゆっくり話せた?」と聞いてくださったり、なんとかその会は平和に終わりました。

しかし結果的に言って、その茶話会に出たからといってママ友はできませんでしたし、それがきっかけで仲良くなった方もいませんでした。

でもね? この時にひとつ気づいたことがあったんです。

この日、茶話会の会場に入ってみると、


す…すっくなーーーーー!!

参加者がすごく少なかったんです!

30人いるクラスのうち、参加したのは半分でしかも男の子のお母さん…たったの4人だったんです!

男の子のお母さんみんなどこへ行ったのぉ~~!!!!

やっぱり年少さんのときは最初の顔合わせってこともあって、ほぼ全員集合したけれど、2年目となるとガクンと出席率落ちました。

でも、逆にいえば、そのぐらいのスタンスでいいんだって肩の荷が下りたんですよね。

参加してもしなくてもどっちでもいいものに、勝手に「参加しなくちゃ!」って勝手に息巻いてたのは私の方で、参加しなかったからといって誰にも責められないし、仲間はずれになるわけでもないんです。

「気心の知れたママ友」はとても心強いし、大切な存在ですが無理して作るものでもないし、頑張って参加しなければいけないママ会ならかえってストレスになるので、参加しなくてもいいものは参加しなくていいやってこの時割り切れました。

しかも、その1年後卒園する頃になって、あの時とても仲よさそうに見えたママ友グループが実はゴチャゴチャしていたというのを聞き、


人間関係って外側からは全然わからないもんだなと思い知りました。


「子どものために」無理して付き合うママ友付き合いでストレス溜めるって本末転倒ですよね。

私、次男の時に「一度ぐらいはママらしいことをした方が子どもも喜ぶだろう」と勝手に思って、サークルに入ったのですが、毎週行くのが嫌で嫌で…

いや、人間関係が嫌とかじゃなかったんです。

行きたくなかったんです(ただのグータラ)。


イヤイヤ行くのも苦痛だし、結果、サークルに入ったからといって次男が喜んだわけでもないですし、一体なんのための時間だったのか意味不明です。

というわけで私の場合、思考が「自分がどうしたいか」ではなくて「子どものために」になると苦痛になることが多いので、「子どものために~~しなくちゃ!」という思考を捨てることにしました。


逆に自分が「こうしたい!」「会いたい!」と思った人・物に対してはものすごい行動力で行動します。

あ、PTAとか1人1回必ずしないといけないものに関してはちゃんとやりますよ?

でも、子どものために~~とひとりよがりで頑張ってイライラしてるって子どもからしてもいい迷惑だと思うんですよね。

だから「子どもの」じゃなくて「私が」やりたいかどうかで判断するようにしたらすっごく楽になりました!

現状、三男の幼稚園ではママランチ会や飲み会は全く参加していませんが、今のところ不便は生じていません。

もちろんそういうのが楽しい人はどんどん参加したらいいと思いますし、ママ友たくさん作りたい方を否定する気もさらさらありません。

誰とどこまで付き合うか、そのキャパシティーも人それぞれ。

私は私の器で人付き合いをしていきたいと思います。

それが私のストレスを溜めないコツです!


【お知らせ】
第112話の記事下アンケート「Q. 夫に理解してほしいこと、変わってほしいことがあれば教えてください 」のアンケート結果はこちら↓
≫「“よき妻・よき母”仮面を外すけど、夫は妻の価値観が変わったこと理解して!」

(ちゅいママ)

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