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嫌われることが怖くて自分が出せない|心に効く“ヨガ哲学の処方箋”

  • 2019.3.11
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Cover image by BIGSTOCK

誰にでも好かれようとしていませんか?

人間に限らず、生き物は孤独という寂しさにストレスを感じます。他者との交流がなければ、生きていくことも難しいでしょう。誰でもすすんで嫌われたくはありませんし、できるものなら好かれていたいものです。誰にでも好かれようとしていたら、それは大きなストレスとなります。人気のアイドルでも俳優でも、100人中100人に好かれることは無理でしょう。

100人いたら1人でも、自分のことを好きになってくれる方ができたらミリオンヒットになります。ミリオンヒットというと、まるで国民のほとんどが知っていて、みんな持っているように感じますが、実際は100人に1人なんです。1人でも自分の心から信頼できる家族、友達、恋人、先生、仲間がいることはとても幸せなことですね。しかし、嫌われることを恐れて、自分の気持ちに嘘をついたり、本当の気持ちを隠していると、いつの間にか、自分でも本当の気持ちがわからなくなってきてしまいます。会う人により、自分を変えることはあると思うのですが、合わせすぎていて、自分を出さないでいると、自分でも自分の本心がわからなくなってきてしまいます。他人からすると、何を考えているのか、よくわからない人になってしまいます。

あなたの「本心」を大切にしてみませんか

自分の本心を悪気なく、注意深く、思いやりを持って話していたとしても、合わない人・不快に思う人はいるはずです。しかし、それでも好意をよせて集まってくる人はいます。本心でいられて、集まってくれる人たちは本当にあなたのことが好きですし、自分もとてもリラックスしていられます。嫌われるのが怖くて、なんでも断らず、否定もしなければ、表面上のいい人になってしまいます。その場では、嫌だなと思っても、自分の気持ちを出さずに、断ることもしなければ、影で不満を言う人になってしまうかもしれません。ヨーガの教えの中に「サッテャ(真実を語る)」という教えがあります。自分の気持ちを隠し、嘘をつくと、必ず後で後悔があらわれます。

「サッテャ」は真実を語ることですが、そこには思いやりをもって話すことが大事です。思いやりがなければ、真実でも話すべきではないと言われます。思いやりを持って、真実を話しても、捉える人によっては、傷つくこともありますが、そこは捉える側の人次第です。後悔がないよう、本心で、自分に正直で、居心地の良い仲間と、楽しい時間を過ごしましょう。

教えてくれたのは…谷戸康洋先生
器械体操でインターハイ、国体に出場した経験を持つ。2006年、whitebirch yoga groupを設立し、2012年に自身のスタジオ「fika」を山梨県にオープン。全国のイベントやワークショップでも指導を行う。ヨガジャーナル日本版連載「漫画で読むヨガ哲学」を監修。

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